180種 3,000株以上の薔薇が咲き誇る与野公園のバラ園 【埼玉県さいたま市】
2021年5月8日(土)
例年、この時期になると埼玉県さいたま市にある与野公園で「ばらまつり」が開催されます。
しかし、今年は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大防止のため、ばらまつりの開催は中止となりました。
ばらまつりが開催されていれば薔薇の苗木販売や模擬店、ステージイベントなどが行われていたはずです。
中止は残念ですが薔薇自体は咲いており、公園を訪れれば咲き誇る薔薇を鑑賞することは出来るため、空いてそうな夕方の時間帯を狙って行ってきました。
与野公園には無料駐車場が併設されていますがあまり広くはありません。夕方に訪問したので幸いすぐ止めることが出来ましたが、時間帯によっては空くまで結構待つことになるかも知れません。
それでは180種あるという薔薇の一部をご紹介したいと思います。
まずはゴールドシャッツと呼ばれる1996年にドイツで作出された淡い黄色が上品な薔薇です。
続いてはブライダルピンクと呼ばれる1967年にアメリカで作出された薔薇です。このクルッと巻いたようなボリューミーで淡いピンク色の花びらはまさしくブライダルのイメージですね!妻も大絶賛していました。
こちらの薔薇は夢香と呼ばれる薔薇で色味は先ほどのブライダルピンクに似ていますが、花びらの形が違います。
モナリザはドイツで作出された薔薇で、淡いオレンジからピンクが混じったカラフルな薔薇です。単色の薔薇よりも華やかで良いですね。
ヨハネパウロ2世と呼ばれる純白の薔薇。アメリカで2008年に作出されました。真っ白な色がローマ教皇の法衣を彷彿とさせることから付いた名前でしょうか?
タイムレス’98は王道の薔薇といった感じです。真っ赤な血のような薔薇。まさにキングオブローズの風格🌹
一転して和風なネーミングの通り、蛍火は日本で作出された薔薇です。濃淡のある赤はまさしく火のイメージですね!
そして今回ラストにご紹介するのはプラム パーフェクトと呼ばれる2009年にドイツで作出された紫色の薔薇です。古来より紫色は高貴な方が身につけた色で、妖艶な色合いが特徴的ですが、それは薔薇でも同じですね。この世のものとは思えない不思議な美しさを持った薔薇です。個人的には今回見た薔薇の中で一番のお気に入りです。
まだまだ紹介しきれないくらい薔薇の種類が豊富ですが、これくらいにしておきます。
今年に入ってから梅や桜、つつじなど色々な花を見て来ましたが、やはり薔薇は格別ですね。花びらの大きさ、形、色の豊富さ、他の花とは見に行ったときの満足感が違います。
参考までに与野公園へのアクセス方法を記しておきます。気になった方は是非訪れてみては如何でしょうか。
与野公園DATA
与野公園 所在地:埼玉県さいたま市中央区本町西1丁目(無料駐車場あり)
アクセス:JR埼京線「与野本町駅」より徒歩約15分
与野公園の薔薇は春と秋の年2回咲きますので、今回タイミングが合わなかったとしても秋になればまた花が咲きます。とは言え、秋は咲き具合が今一つなので、見るならやはり春の方が良いでしょう。
今日は生憎の曇り空でしたが、青空の下で見る薔薇はさらに綺麗だったことでしょう。来春は青空の下で鑑賞してみたいですね!それまでにコロナが収まっていることを願うばかりです。
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