五等分の花嫁 聖地巡礼(京都)
0. タイトル詐欺
一部の聖地は通学路なので厳密には聖地巡礼はしてへんのですよ。聖地巡礼ならぬ聖地通過……?(過去に行ったことのあるところは写真のリサイクル)
まあとにかくコメントとか写真は聖地巡礼にあたってなんの参考にもならないと思いますので、これから五等分の花嫁の聖地巡礼に行かれるオタクのみなさまはどうか真剣なオタクの聖地巡礼記を参考にしてください。
1. 伏見稲荷大社
京都に来た人は大抵ここに行きますよね。僕はこの前本殿に賽銭投げつけてすぐ帰ってきましたが、観光客は律儀に千本鳥居で写真撮ってインスタに投稿した後稲荷山を登るという儀礼をしっかり行ってて偉いなあと思います。
写真を探したんですけどまったくなかったです。いや〜、いつでも行けるし「写真撮ろ〜!」って思わんのですよね。まあここはオタクたちがこぞって写真を投稿してるのでTwitterかなんかで調べてみてください。(投げやり)
Fig. 01:かろうじてあった伏見稲荷大社の写真
2. 稲荷大社前
京阪バスと京都市バスのバス停です。このあたりにおいしいラーメン屋さんとおいしいと噂のうどん屋さんがあるんですよ。
ラーメン屋の方は何度か行ったことがあるんですが、うどん屋は客が満杯で食べられませんでした。それ以来行けてません。
Fig. 02:稲荷大社前
3. 京都市バス
原作では四葉と風太郎は京阪バスに乗りますが、アニメでは京都市バスに乗っていましたね。京都駅に出るならJR奈良線に乗ればいいのでは……?
さて、2人が乗ったバスは「南5号系統」という横大路から京都駅の間を、師団街道を通って結ぶバスです。バス前方の方向幕が映るカットは十条相深町を過ぎたあたり、川のカットは塩小路橋〜七条京阪のあたりやと思います。多分。
ちなみに、これはまったく関係ない話ですが、京都市バスにはナンバープレート666のバスが走っています。是非見つけてみてね!
Fig. 03:南5号系統のバス
4.七条大橋
京阪電車七条駅やらマクドナルド七条京阪店らしきものが一切見当たらん、欄干に七条大橋特有の矢車模様の装飾が施されてへんなどの理由から、最初は塩小路橋かなと思ったんですが、アーチの形状や街灯、鴨川沿いへ降りられる階段があるので多分七条大橋です。
この橋は明治時代に作られた橋らしく、国登録有形文化財に登録されているらしいです。詳しい説明は橋の東詰に書いてあるので読みにきてください。
七条駅が消されているのはヘビーユーザとしては悲しいですね。確かに、特急が止まるとはいえ地味な駅やし、出町柳方面側のトイレは汚いし、乗降客数も枚方公園駅の18,427人より少ない15,458人の駅やけど!!!!
Fig. 04:七条大橋
5. 脱線話①
七条京阪に停まるバスはもれなく京都駅を経由します。観光客からすればありがたいんでしょうけど、これ結構迷惑なんですよね。
というのも、京都駅は停車時間が長いうえに周辺が慢性的に渋滞しているので、前の停留所から京都駅へ、京都駅から次の停留所へ向かうのに結構な時間を要するんですよ。七条京阪〜七条大宮・京都水族館前なら、バスで行くより徒歩の方が早く着くくらいです。門川市長、七条通を直進するバス、お待ちしています。
みなさんも七条駅〜京都水族館は歩いて行ける距離ですので面倒くさがらずに歩きましょう。230円浮くし歩いたほうが健康的やしこっちの方が早く着くし。
6. 七条烏丸
バスが京都駅の方へ向かうカットです。ここは七条通と烏丸通の交差点なのですが、謎のビルが12ばんどうろのカビゴンのごとく七条通を遮っています。くるっとパークは何処へ……?!
また、バスの方向幕が先程と変わっているのに気づきましたか?さっきまでは「南5号系統」でしたが、このカットでは「105号系統」になっています。105号系統も南5号系統も七条烏丸には来ないので、このカットは206号系統をモデルにしてるんやと思います。
Fig. 05 : 七条烏丸
7. 脱線②
アニメに出てくるバスは緑のやつだけですが、実際には九条車庫在籍の京ちゃんバスとか西賀茂車庫在籍のフェニックスとか、ラッピング広告(御堂筋線の6号車みたいな感じのやつ)が施されたバスが結構走っています。「京都市バス車外広告四天王」といわれるヨドバシカメラ・創味・マルシン飯店・神秘の健康力の4者が非常に有名で人気も高いです。多分。
おや?これもなかなか派手なラッピングが施されたバスですね……。どこに行くバスだろう……?
Fig. 06:龍谷大学のバス(374号)
8. リーガロイヤルホテル京都
安寧小学校の横にあるでけえホテルです。修学旅行でリーガロイヤルってハイソすぎませんか?
リーガロイヤルは京都駅界隈の端の方にあり、以西は住宅街で低層の建物が多いため、京都コンピュータ学園とともに存在感はかなり強いです。
僕はプロレタリアートですので八条口の方に出るときに前を通る程度です。泊まったこともないのでこれといったエピソードもありません。
Fig. 07:リーガロイヤルホテル京都
9. 京都駅烏丸口
そういえば聖地でしたね。僕は七条烏丸の地下通路を使うことが多いので烏丸口に行くのは郵便局に用があるか集合がかかったか阿闍梨餅を買うときくらいなのですっかり忘れてました。
作品製作陣御用達の聖地京都駅烏丸口です。京都に来たことを大々的にアピールする際に、駅出入口部分を背景にするという様々な作品で見られる手法が本作品にも見られます。
忘れているくらいなので当然写真なんてありません。だって「あ!最寄駅の写真撮ろ!」ってならんやろ?これも伏見稲荷同様オタクのTwitterを見てください。(投げやり)
10. 音羽山清水寺
北法相宗の寺院です。これも写真がないので気になる方はTwitterで調べてください。『ゆるゆり』とか『らき☆すた』とか『検非違使忠明のこと』とかにも出てきてるしTwitterとかでもたくさん出てくるかと思います。
この寺院は、元々は法相宗(薬師寺や興福寺などと同じ宗派)に属していたお寺です。日本史Bで覚えた人も多いのでは?まあこの宗派は名前の通り唯識思想という「この世のモノはすべて心が作り出したものだ!」っていう思想を信奉する宗派です。これ以上書くと唯識紹介コーナーになるのでこの辺でやめておきます。
11. ほら、参考にならんかったやろ?
やから最初に「真剣なオタクの聖地巡礼記を参考にして」って言ったやん。七条大橋を「聖地や!」って言ってるオタク俺くらいやぞ。
どうか善良なオタクのみなさまは善良なオタクの聖地巡礼記を見て聖地巡礼してください。京都は一見さんお断りの街ですのでこんなとこ見ずに適切なサイトで入念に情報を収集しておきましょう。
まあこんな駄文を読み続けてきて疲れていることでしょうし、ぶぶ漬けでも食べて行かはる?
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