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FXトレードにおけるダランベール法の検証(続き)

こちらの検証について補足です。

FXトレードは勝率50%?

FXの勝率は50%との意見があります。その根拠は定かではありませんし、「上がるか下がるかの二択だから」というのも理由にはなりません。

とはいえ少なくとも、一定の値幅でトレンドフォローすれば勝率は高いと考えられます。なぜなら通貨は常に変動し、上に下にと動いているからです。その流れに乗りさえすれば、「一定の値幅で決済するポジションを建てれば」勝率50%も現実味がないとも言えないでしょう。

ダランベール法が勝率50%のFXで利益を出す理由

そしてダランベール法ですが、これは勝てば賭け金を1単位減らし負けたら賭け金を1単位増やすベットシステムとなっています。勝率が50%であれば、利益が出る仕組みです。

-1(+1)、+2(+1)、-1(0)、+2(+2)

このように勝ち負けの数が同数になれば利益が残ります。ただし問題は最初に連勝が続く場合です。

+1(+1)、+1(+2)、+1[+3)、-1(+2)、-2(0)、-3(-3)

ダランベール法をFXトレードで生かす方法

勝ち負けは同数ですが損失となります。そこで想定される連勝の分だけ、最初の賭け金を増やしておくことで対処します。

+4(+4)、+3(+7)、+2(+9)、-1(+8)、-2(+6)、-3(+3)

今回のFXトレードにおけるダランベール法でも、最初のロット数を増やしておいたパターンでも検証しています。

一時的なマイナスがあれば大きくなりますが、勝ち負けが同数に近づくと利益も相当に膨らむことがわかります。

FXトレードでダランベール法を活用するポイント

ダランベール法をFXトレードで活用する際に考慮すべきポイントには次のものがあります。

・決済の値幅

・最初のロット数

・1単位のロット数

この3つをどのように設定するかで運用パフォーマンスは変わります。

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