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Webライターの経験による強み〜リスクとリターンを見極める力〜

Webライターはある意味、クライアント様とともに成長するという側面もあります。

新規のクライアント様で文字単価はこちらの設定どおり、とりあえず5,000文字で4記事をというお仕事をいただきました。そして納期前に納品を完了。

その後に修正依頼があるわけですが、こまかな内容で何度かやり取りが続きます。「最初からある程度のフォーマットをいただけていれば」という感はありますし、そもそも「自由に書いてください」という条件だったので対応する必要はなかったのかもしれません。修正の労力も加味すれば割の合わない仕事にもなります。

ここで修正対応はできない(少なくとも何回までと決める)か、あるいは徹底的に対応するかの2択があります。今回は対応できないけれども次回からフォーマットをお願いします、と言うこともできるでしょう。

私の場合はどうしたかと言えば、徹底的に修正対応しました。このクライアント様はサイトを立ち上げたばかりで、まだいろいろと模索状態にあったことが理由です。そしてその熱意を感じ、ともにサイトの立ち上げに協力をしたいという気持ちもありました。

もちろんゼロからの立ち上げなので、すぐにサイトを閉鎖という可能性もあるでしょう。となれば継続案件をいただくことはできませんし、今回の修正対応の時間も無駄にはなります。

しかしこれは規模は小さいながらも、ベンチャー企業に投資するような感じだと思います。そしてそのリスクを取るだけの余裕はあるので、今回はサイトとコンテンツの方向性を話し合いながら修正を進めたという形になります。

このように新規に立ち上げるサイトの記事を、というお話は割と多くあります。もちろんそのすべてにお応えするのはリスクが高いので、どのようなサイト構築をするのかある程度の内容はお聞きします。そして共感できるものがあればお受けしています。

Webライターにはいろんなリスクがあります。そのリスクを取ってもリターンが見込めるケースというのも、そう多くはありません。しかし数多くのWebライターがデビューしていますし、その中には相当の実力者もいると考えられるので、ある程度のリスクを取る必要はあるかと思います。そしてその見極める目が養われるというのも、Webライターとしての経験を長く積んでいることの強みかと思います。


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