FXのスイングトレード攻略法としてダランベール法を活用するためのアイデア
引き続きFXトレードの攻略法としてダランベール法を活用する話です。
ダランベール法についての誤解
「FX」+「ダランベール法」で検索しても、あまり有益な情報は出てきません。なかには使い方そのものが間違っている情報もあるようなので、少し整理しておきます。
ダランベール法は勝率50%、配当2倍のゲームで使用するベットシステムです。
勝てば賭け金を減らし、負けたら賭け金を増やす仕組みです。FXトレードの必勝法としてダランベール法を使うのであれば、ロット数を変えることになります。
FXでのダランベール法の魅力
さて、FXの攻略法にもなりえるダランベール法の魅力のひとつはレンジ相場にも強いことです。とはいえ、ある程度の値幅は必要になりますが、次のような結果になります。◯は利益となり×は損失となったことを表します。最初のロット数を5とし、1つあたりの損益を10pipsとします。カッコ内がロット数です。
×(5)-50
◯(6)+10
×(5)-40
◯(6)+20
おわかりのように、損益を繰り返すだけで、10pips分の利益を積み上げます。これがFXトレードの必勝法としてダランベール法を活用する強みのひとつです。
このように、行って来いの状態が続くだけで利益を生む仕組みとなっています。
FXトレード攻略法とダランベール法の親和性
そしてFXトレードの攻略法としてダランベール法との相性が良い理由に、通貨相場は「一方向に大きく動きやすい」ことが挙げられます。
順張りであれば、この流れに乗ることで利益を積み上げることになります。もちろん反転すれば、その流れに乗るだけです。
問題なのはたとえば10pipsの値幅で決済する場合、20pipsに満たない範囲内のレンジ相場となるとロット数が増え続ける(累積損失も膨らむ)ことです。しかし、そのような状態が何日も続くことはあまりないでしょうし、そして、そのレンジ相場から抜け出した時に利益を積み上げていきます。
FXトレードにダランベール法を使う際の課題
ひとつFXトレードの攻略法としてダランベール法を使う際の課題となるのが、「チャートをこまめにチェックする必要がある」ことです。つまり、デイトレードという形に限定されるのが、FXトレードでダランベール法を使う際の障壁になります。EA化して運用できるのであれば、それはそれでよいとは思います。
そこでひとつ考えました。「日足」を使ってFXでダランベール法を使えないものかと。そうすればおそらく、朝のうちに注文を出すだけで済むと思います。会社員の方でも収入源のひとつになるでしょうし、もちろんフリーランスの方も同じです。
FXの日足でダランベール法を使う方法
具体的にどのように運用するのかは、これから考えてみます。方針としてはおそらく、トレードごとにロット数の増減幅を変えるということになるでしょう。
なにしろ一定値幅で決済する以上は、その値幅をどの程度に設定するにせよチャートをチェックし続けなければなりません。
日足を使う場合、日によって損益の値幅が変わることになると思います。それに合わせてロット数も変動させる必要があるでしょう。
その点に関しては、すでに運用し安定的に収益を生んでいるこちらのトレードルールでの計算方法を流用できると思います。
このトレードマニュアルもチャートをチェックする頻度は少ないものの、デイトレードスタイルであることに変わりはありません。そこでスイングトレードも追加できれば、と常々思っていました。
FXのスイングトレードにダランベール法を使うやり方が出来たら、こちらの記事に追加したいと思います。
FXトレードには再現性が必要
FXトレードでは相場の流れに乗って、一時的に大きな利益を出すこともあるでしょう。そのトレード根拠が言語化できていれば、再現性があると言えます。
もしそのトレードで終了するのであれば、再現性がなくても「結果オーライ」で終わります。しかしFXトレードを続けるのであれば、再現性のあるトレードルールが必要です。つまり根拠のあるルールでなければならないということです。
ダランベール法はルールが明確なので、誰にでも同じようなトレードができる再現性があります。これを日足を使ったスイングトレードに落とし込むことができれば良いかなと思います。
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