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FXトレード戦略 【No.1】

無裁量によるFXトレードにこだわり、日々そのブラッシュアップに努めています。FXで「勝ち負け」という表現は使いたくありませんが、収益を生み出すのに経験は必須ではないと思います。

値動きの予想をもとにトレードするならば、ある程度の経験値を拠り所とした「相場感」は必要かもしれません。しかし無裁量であれば、FXの経験は必須ではないと思います。データの扱いと「ロジックを組む」スキルさえあれば対処できます。

現在は3つのトレードマニュアルを持っていますが、さらなる改良に役立つ手段はないかとアイデアを出し続けています。

今回は「マーチンゲール」を使うFX戦略について考えてみたいと思います。マーチンゲールとは別名「倍賭け法」とも呼ばれるように、勝率50%・配当倍率2倍のゲームで勝つまで賭け金を倍にするベットシステムです。最後に勝てば、最初の賭け金と同額の利益が残ります。

勝率が50%であれば、連敗する確率は次第に落ちていくことから、いずれは当たるとのロジックにより成り立つ戦略です。とはいえ実際にカジノでこれを使うと、割と高い確率で資金を失うことになります。その理由は次のとおり。

・ルーレットやバカラなど、10連敗することは珍しくない

・10連敗すると最初の賭け金の1023倍の損失となる

・テーブルリミットがあるため賭け金には上限がある

テーブルリミットに関してはルーレットでだいたい最低ベット金額の2000〜4000倍、バカラでは2〜4万倍くらいなので、実際には上限に引っかかることはあまりないかもしれません。

10連敗は何をもって連敗とするかにもよりますが、たとえばルーレットでは次のような賭け方があります(勝率48.65%の赤・黒の場合)。

① 赤のみにベット

② 黒のみにベット

③ 赤と黒交互にベット

④ 同じ色にベット

①と②に関しては、赤あるいは黒が連続して14、15回続くことも珍しくないので、破綻する可能性は高いと言えます。③と④に関しては赤と黒が交互に出る時に、うまく噛み合わないと外れとなりますが、やはり10回以上交互に出ることは珍しくありません。

結果にパターンが生じるということは、まったくのランダムにベットすれば連敗回数はもっと少なくできるのかもしれませんが、そのような統計はありません。

最初の賭け金の何倍までの損失に耐えられるのかにもよりますが、数千倍の資金を用意しておかないと安心できないでしょう。

さて、FXの場合にマーチンゲール法を使うとなれば、具体的にどのようにするのかを考えなければなりません、損失と利益の値幅を同じにするということは容易に考えられますが、エントリーのタイミングをどうするのかが問題です。

そこでひとつ、簡単な方法を考えてみました。実行するために必要な条件としては、次のようなものとなります。

・通貨ペア…問わず

・レバレッジ…問わず

・資金量…問わず

・使用するチャート…分足

そしてこの戦略がどれほど効果的なものであるか確認するために、日足も使います。

ルールとしては次のようになります。ここではドル円のケースで説明します。

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