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FXトレード攻略に必要な思考力を鍛えるために、最大難度の数独を解いてみる〜webライターも参考になります〜

※ 最後に難易度の高いとされる数独を解いていますが、おそらくはどれほど難しい問題でも解けると思われる方法を即興で作っています。

事の始まり

前日、この記事を読みました。

※現在は削除されています

この方の記事が好きで、毎回楽しく読ませていただいております。

その中で「数独」に関してのある調査結果が紹介されています。

その内容を簡単に書くと次のようになります。

・これはある研究グループの調査結果である

・調査の目的は「数独を趣味で解いている人がそうでない人よりもIQが高いか否か」を調べること

・結果として「数独愛好者は単に数独を解くことに関してのみ秀でている」ことがわかった

・数独以外のテストは数独愛好者とそうではない人との間にまったく違いがなかった

・よって数独愛好者は数独をやらない人よりもIQが高いという結果は得られなかった(これは補足)

最後の一文は記されていませんが、目的から推測するにこのような結果を出したものと考えられます。

気になった部分とは

さて、この調査結果とやらを読んで気になることがいくつか出てきました。

これはWebライターをやっている者のサガと言いましょうか、Webライターならアンテナに引っかかるところだと思います。

Webライターを目指す方や、特に文字単価1.0円の壁を越えようという方は、常に情報へのアンテナの感度を高めておくようにしましょう。

もし数独に関する執筆依頼があり、IQとの関連性を記す必要があれば、この情報は「使えない」ことがわかるからです。

もともとこの調査結果に関する記述は2次情報なので、大元の調査グループが発表した記事を探す必要があります。

それを確認したうえで、同じような内容であれば「使えない」ことが確定します。

ここで補足をさせていただくと、今回ピックアップした記事は「IQの高め方」に関するものであり、そのためには「脳への負荷をかける」ことが必要としています。

そして数独を解くことに関しては脳への負荷が一辺倒であるか、あるいは(今回必要と考えるほどの)負荷がかかっていないと記しています。

そのため、この数独に関する調査結果に対してはそこまで追求する必要はないと考えてよいでしょう。

さて、気になる点は次のふたつです。

・「数独愛好者」の定義は何?

・「数独を解くことに関してのみ秀でている」のは本当?

数独というパズルには難易度があります。

そしてその難易度によっては、解くために必要なスキルが異なります。

もし「数独愛好者」が難易度の「低〜中」程度の問題しか解いていないとすれば、次の文章が導き出されてもおかしくはありません。

ただしこれは「数独をやる人とやらない人とのIQの違いを調べる」ことにはなりません。

というのも、数独の難易度が高い問題は「数独を解くために必要なスキル」のみでは解けないからです。

数独を解くために必要なスキルとは

もしWebライターの方で数独というものを知らない人は、この調査結果が使える情報であるかをチェックするために、まずは数独のルールを調べることになるでしょう。

その上で数独を解くために必要なスキルとはどのようなものなのかを調べる必要があります。

それが本当に数独を解くことのみに使えるものなのか、あるいはほかのパズルを解くためにも使えるものなのかを判断しなければなりません。

そしてその判断のためには、実際に自分で数独を解く必要があるでしょう。

ネットで調べても、薄い内容のものしか入手できない可能性があります。

そして数独に関して調べれば、そこには難易度というものがあることがわかります。

そこで数独を解くためのスキルを見極めるためには、できる限り難易度の高い問題を解く必要があると気づくはずです。

ということでさっそく、数独のルールについて調べてみました。

数独のルールと難易度MAXの問題

数独のルールは次のとおり。

・9×9のマスに1から9の数字がいくつか書かれており、残りの空白に数字を書き込むこと

・9行9列それぞれ、1から9の数字が1つずつ入る

・3×3の9つのマスにも1から9の数字が1つずつ入る

この条件を満たすように数字を埋めていけばよいということです。

そして難易度の高い問題を探して見つけたのが次の記事。

問題はこちら。

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とりあえずこの問題を解いてみましょう。

まずルールどおりに埋まる数字を探すと、次の2つはすぐに見つかりました(青色の数字)。

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このふたつは、「今ある情報でここにしか入らないことが導き出せる」数字です。

さて、ここで最初に行き詰まりました。

同じ方法ではこれ以上、数字が見つからないのです。

そこで次に、「置ける場所が二択に絞り込める」数字を探します。

ある程度絞り込んで、「ここにしか置けない数字」が見つかれば解き進めることができます。

このように「ここにしか置けない数字を探す」のが数独の基本的な解き方ですが、別のアプローチも考えられます。

「二択があればとりあえず決めてしまう」

というアプローチです。

その前提でほかのマスを埋めていき、正解に辿り着ければそれで良し。

もしどこかで矛盾が生じるならば、二択に戻ってもうひとつの置き方を選べばそれで良いでしょう。

このような問題の解き方は、数独独自のものでしょうか。

もちろん、違いますよね。

たとえばもっと複雑ではありますが、将棋も同じような形で駒を置く場所を絞り込んでいきます。

つまり、数独をやる人は「数独を解くことに関してのみ秀でる」とは言えないということです。

情報を咀嚼するスピードを高めることが大事

文字単価1.0円を超える仕事をもらうのであれば、ここまで費やす時間は15分から20分くらいを目安にするとよいでしょう。

「そんなに時間はかからない」ですか、それは失礼しました。

ちなみに数年前に私が某グループ企業で一時的に編集の仕事をしていた頃、若い社員さんは普通にこのくらいのペースで仕事をしていたのを見て驚いたものです。

「情報を咀嚼するスピード」が早いんですね。

ルールを探し、理解して実践し、現状を把握するという流れが早いのです。

Webライターは時間を切り売りする仕事です。

同じ報酬であれば、費やす時間が少ないほど時給換算で高い報酬を得ることになります。

そのためには情報に対する感度を高めて疑問点を抽出し、少しでもリサーチ時間を短くして情報の咀嚼スピードを上げるようにしましょう。

とりあえずWebライターとして仕事をするのであれば、この2次情報は使えないことを確認すればそれだけで十分です。

問題を解決するために必要な能力

さて、数独の続きですが次に必要な能力は「推論」だと察することができます。

「ここにしか置けない数字」がないのであれば、「こことここの2カ所にはこれとこの2つの数字がある」

という部分を探すのです。

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ここですね。

黄色の線上にはもう「6」と「7」は置けません。

よって赤いふたつのマスに「6」か「7」が置けることがわかります。

もう少し進めてみましょうか。

画像8

こんな感じでしょうか。

「6」と「7」のどちらかが、この赤いマスに置けることがわかります。

まだまだあるかもしれませんが、別のアプローチでも解き進めることができます。

二択でとりあえず数字を仮置きし、解き進めて矛盾が生じれば元に戻ってやり直すのです。

これは言ってみれば、「PDCAサイクルを回す」のと同じようなものでしょう。

つまりこのやり方で数独が解けるのであれば、数独をやることでPDCAサイクルを回すスキルが高まる、と言えるかもしれません。

PDCAサイクルを回せるようになることとIQが高まることに関連性があるのかどうかはわかりませんが、少なくともこれは「数独を解くためだけに必要な能力」とは言えないでしょう。

つまり研究グループの結論は間違っているか、あるいは研究グループが数独に関する理解が足りずにサンプルに偏りがあることに気づかなかったか、そのいずれかではあることがわかります。

となれば、もしWebライターとして数独の記事を執筆するのであれば、この研究グループの発表した記事はそのままでは使えないということがわかります。

Webライターの初心者の方は、文字単価1.0円の壁を超えるのであればこのように、情報に対するアンテナの感度を高めるようにしておきましょう。

そしてPDCAサイクルを回すといえばそう、FXトレードでも必須ですよね。

仮定し実践し、修正してさらに仮定と実践を繰り返すことで精度を高める。

それが収益性の向上につながります。

ちなみに私はFXトレード、ひいては投資活動に役立つのは「プログラミングスキル」だと思っています。

ここでも配信しているトレードの成績は、プログラミングにおけるアルゴリズム作りが役立っています。

ただし「コピペプログラミング」は論外です。

きちんとアルゴリズム作りから始めるプログラミング、ということです。

これは株式投資とオプション取引、先物取引を長く続けてきた中で出た私なりの結論です。

数独が「数独独自の解法」だけでは解けないのと同様に、FXトレードも相場分析と値動き予想だけでは攻略は難しいと思います。

数独に「推論によるアプローチ」が必要であるように、FXトレードにもトレード独自のアプローチ以外の思考が必要だということです。

数独を解いてみる

話がだいぶそれましたが、この問題をちょっとやってみました。

結論から言えば、そう難しいことはしていません。

手間はかかりますが、数学で言えば方程式を使わずに四則演算だけで解けるといったところでしょうか。

いや、足し算引き算だけで十分かな。

どれほど複雑に見える問題も、その本質にまで踏み込めば簡単な方法で解決できるということでしょうか。

FXトレードも難しく考えずに、シンプルに考えれば攻略できると思います。

もっともそのシンプルに考えるというのが、実際のところ難しいのでしょうれど。

ここから先は有料になりますので、この問題の解法が気になる方はご購入をお願いします。

ちなみに価格は500円からスタートし、ご購入者様が増えるごとに上がりますので、気になる方はお早めに。


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