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FXトレードのルール作りでは不確定要素を少なくすること
たとえばUSDJPY(ドル円)のトレードで、前日の日足の高値を超えたら買い、安値を下回ったら売りのシンプルなルールを作るとします。実際にそれを実行しているのが以下のチャートです。
![](https://assets.st-note.com/img/1719875700738-unkqeiG1bc.png?width=1200)
このようなシンプルなやり方を検討したことがある人もいるかと思います。2024年1月29日から6月28日までの勝率は43.49%となっています。
![](https://assets.st-note.com/img/1719875815037-bbYiApU8wd.jpg?width=1200)
仮に損切り値幅と利確の値幅が同じでこの勝率であれば収支はマイナスになります。しかしこのルールの場合、その日によって高値と安値の値幅が違います。
うまく値幅が大きな時に利確し、小さな時に損切りすれば収支はプラスになるかもしれません。しかしこれは予想できないことです。
同じように勝率も過去がどうであろうと、将来も同じとは限りません。よってこのルールには2つの不確定要素があることがわかります。
決済の値幅
勝率
この2つの不確定要素がある限り、このルールに従ってトレードをすると仮に過去は利益を出していたとしても、将来はそれが反映されるかどうかはまったくわからないと言えます。
ではこの2つの不確定要素のうち、コントロールできるのは何かというと「決済値幅」です。これは工夫すれば毎日の決済値幅をほぼ同じにすることができます。
すると、あとは勝率にだけ焦点を当ててルール作りをすればよいことがわかります。そこで勝率が低くても利益が出るようにしてトレードした結果がこちらになります。
![](https://assets.st-note.com/img/1719876600214-PgPdwHrGVr.jpg)
極力、不確定要素を少なくすればコントロールできるようになります。その結果、安定的に収益を生みますことが可能となります。
このトレードルールはこちらになるので、参考にしていただければと思います。
※ ここに添付のスプレッドシートはUSD/JPYのみ
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