AV女優になってから-所属女優による満足度-
女優とプロダクションの関係は雇用契約を結ぶのではなく、あくまで個人事業主とマネージメント会社の関係です。プロダクションは女優と契約を結ぶことで女優からのマネージメントを依頼され、サポートする会社になります。
では、カプセルエージェンシーの所属女優達はプロダクションに対しどんな印象を持っているのでしょうか? 所属女優達に聞き取りをしてみました。
1、所属女優達に聞く事務所対応について
今年2月にデビューしたばかりの新人女優、黒川一花はプロダクションの丁寧な対応に、それまで以上に頑張ろうと決意したと言う。
「登録時に対応してくださった新人担当さんは私のやりたいことや理想のAV女優像を真摯になって聞いて下さいました。そして私がするどんな小さな質問にも、丁寧に親切に説明してくれて私の不安を取り除いて下さいました。
カプセルエージェンシーの皆様と一緒にこれから頑張りたいと思いましたね。そして自分の可能性を狭めたくはないので、毛嫌いすることなく、お仕事をいただければ色んなことに挑戦していきたいです」
また、プロダクション登録後、様々なAVメーカーへの面接巡りをする際も心強かったという。黒川一花は言う。
「プロダクション登録後、マネージャーさんがいろんなメーカーさんに面接のアポを入れてくれて、1日に4社さんほど巡りました。面接に伺う道中で、メーカー様の特徴や“こんな質問をされて答えに困ったら、こんな風に答えるといいよ”などのアドバイスや、さらにはメーカー様の反応のフィードバックも下さって、人見知りで緊張しいの私も安心して面接を受けることができました。隣にマネージャーさんがいて下さるのが、なによりも心強いです」
一方で昨年2月にAVデビューした大川月乃は“自由に話させてくれるところ”に居心地の良さを感じたという。
「私って人見知りなどは一切なく、どんな方ともペラペラとお話ができちゃうし、色んなことを話したがり屋なんですね。そんな私の個性を大切にしてくれて、メーカーの方の面接の際にも“こんなAVに出てみたいです”ってアピールなどをさせていただけるので、プロダクションが勝手につけた私へのイメージを押し付けられることなく、すごく居心地の良さを感じていますね」
また今年2月に復活した香坂紗梨も復活時の不安な心境をこう語った。
「またAV復活しようとした時に、社長にストレートに私はまだAV女優として需要があるかを聞いたんです。すると社長は”ブランクがあっても乗り越えられる魅力は十分にあるし、この業界に向いているから再出発を応援するよ”と言っていただけたのがとても心強かったです。揺れ動いていた気持ちを固めてくれたし、復帰を決断する後押しになりました」
2、所属女優達に聞くマネージャーとの信頼関係
カプセル所属歴は最長の24年でAV女優歴24年目となる風間ゆみは言う。
「仕事面の連絡のやりとりはとても的確で信頼を寄せています。それに、仕事以外の家族のことやプライベートで何かあったら相談したり、かなり支えてもらっていますね。ペットを飼ってからはあまり飲みに行かなくなったけど、その前まではよくマネージャーと飲みに行ったし、恋バナとかもしてましたよ(笑)」
また、所属歴10年の加山なつこも満足しているとコメント。
「仕事の量によって連絡頻度はその月により違いますが、いつも丁寧でとても気遣いを感じられますね。なにより、自分に向いていそうな仕事を紹介してくれたり、考えてくれることに感謝しています」
2年前に他事務所からカプセルエージェンシーに移籍してきた小早川怜子も“移籍してよかった”と頷く。
「たくさんの有名女優さんが所属しているし、とくに同世代の熟女さんが多いのは心強いです。尊敬する先輩女優さんを見ると良い刺激になり、自分自身にさらに磨きをかけたいという意欲も湧きます。また、マネージャーさんだけでなく女優さんとも交流でき、共演できる機会もあって以前より楽しくなりました!」
また、女優とマネージャーでプライベートな話をすることも多々あるとか。
七沢みあは言う。
「ほぼ毎日、連絡は密に取り合っています。ちゃんと話を聞いてくれて良いことも悪いことも客観的な意見としてハッキリ言ってくれるところがありがたいですね。やっぱり個人事業主だけど“一人じゃない”って思えるからです。だから仕事の悩み、プライベートのことまで話すこともありますよ」
女優は個人事業主で、プロダクションはマネージメント会社というビジネス的な関係ではありますが、それだけではありません。カプセルエージェンシーは、どこかファミリー的な、唯一無二の絆のような、そんな温かい信頼関係を築くことを大切にしています。
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