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2001年のカプエス・・・②/⑥目指せ全国大会への道

人生で初めて本気で上京までして
本選に出たいと思ったのがこのカプエス2でした

出たばかっかりのまだバグで辛さが加わる前の
カプエス2はとても盛り上がってて

とにかく対戦が楽しくてゲーセンで仕事と終わって
近所のゲーセンで閉店まで遊んで
週末は近隣の猛者が集いそうな他店に行ったり
その後でも遊べるなら家庭用で通信対戦をしたり

本当に毎日のようにカプエス三昧の日々を送ってました

そして、その全国大会が開かれる事を知り
ようやく自動車免許も持ち、仕事も出きるようになって
学生の頃よりも実家と言うこともあり
ちょっと余裕があったので

もし行けるなら東京でやってる全国大会の本選に出てみたい

そんな夢を描いてしまったのです

勿論、自分が優勝するなんてビジョンはありません
シンプルにめっちゃ遊んで面白いこの作品で

もっともっと色んな人と対戦がしたい
「俺より強い奴に会いに行きたい」それだけでした

全国大会に挑戦する!!

とは言ってもする事は至って単純で
ただ予選大会やってる場所へ可能な限り行く
シンプルにそれだけです(汗

長崎、大分、田川?飯塚?大川?熊本?廿日市?
もしかしたら闘劇予選と混同してるかもですが
行ける範囲で予選大会へ行きまくりました!!

僕が強ければサクっと一回で切符を取れるんでしょうが
んな訳もなく、何度も、何度も負けて帰ります

それでも、結構な地方なのにどこの大会も盛り上がってて熱い!!

以前にもSFCでのスト2大会に参加した事もありましたが、その時は家庭用のパッドという事で極めてる人が極端に少なく、知識もアケでガンガンやってる自分と比べたら友達としかやってないのかなぁという中だったので良い結果を得やすかったのですが

今回はアケのカプエス2の大会です

それはもう、どこの会場に行っても
地方レベルかもしれませんがそれでも
僕にとっては猛者、猛者、猛者だらけですw

というか知らない人と対戦できるだけで
別に負けても楽しかったのです

当時のカプエスは本当に何回負けても
面白くて対戦が僕の地元ですら尽きなかった程
盛り上がってました

その状況で全国大会の予選です

そりゃ対戦が好きな人しか集まりません

最初は、他県などへ遠征してるので
人見知りも発動してギラギラとしてたのですが

幾つか予選大会に参加してると

あれ?あの人、先週も見なかったっけ?
あの人もあのお店で準優勝してなかった?

そう、同じように予選切符争奪ツアーをしてる
人達が僕らの他にもいるではありませんかw

最初こそはお互いギラギラしてるのですが
何度も同じように会うとそうなるとまるで
何かのオーディション仲間じゃないけど

お互いの健闘を称えつつも、誰が先に取っても
恨みっこ無しみたいな妙な雰囲気に

ついに取りましたねw、うわ、まだ残ってる
来週もどこかで会うのかな?他の会場では
物凄い人いましたよ?え今回の優勝者は関東からの帰省?

遠征なども行くのでご当地ご飯を食べたり
最寄りの聖地へ立ち寄る事で、珍しかったのか
話しかけられたり、逆にここらで強い人はと聞いて
◯◯って人が強いと知り、◯◯と戦ってみたいとか

カプエスを通して色んな出会いがその夏秋で増えましたw

そうこうしてる間に色んな強さを吸収するライバルがいる中で、要領が悪い僕は全く予選を突破出来ません・・・

自分はとにかく勝てるキャラで遊ぶよりも
どちからと言うと自分が好きなキャラで
苦労してでも勝つのが好きな方で

結果、最後の最後の大会も3位で切符は実力では取れませんでした

そうして絶望していた所に、仲間の1人が見かねて

優勝者、準優勝者に本選へ出場するのかいと訪ねたら
たまたま地元の方で本選に行く意思がないとの事
それを聞いて、優勝者、準優勝者、お店の方と交渉してなんかどこかに連絡してくれたら

誰も来ないよりも繰り上げてでも可という事で
奇跡的に繰り上げ当選という形で全国行きの扉が開いたのです

僕が強くなれたのも彼の存在は大きいと思います

ドラゴンボールで言えばベジータ
DEATH NOTEで言えば夜神月のような
強さにとにかくストイックに取り組む姿勢に
実はこれでも感銘を受けていました

そして、全国大会に向けて上京する事に・・
2002/1/13 あの冬へ

https://game.watch.impress.co.jp/docs/20020115/cvss.htm