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キーンランドカップG3🐎8月27日札幌競馬場🏇堅実に的中🎯

8月を締めくくる北のスプリント重賞

キーンランドCはサマースプリントシリーズの第5戦であるだけでなく、スプリンターズSの前哨戦という位置付けもあり、例年ハイレベルなメンバーによって熱戦が繰り広げられている

6歳以上のベテランの参戦も多いレースだが、過去10年で好走率が高いのは3歳から5歳の馬

1996年にオープン特別として創設され、1000万下に格下げのあと2006年にG3に昇格を果たしたスプリント重賞。
第3回(2008年)は16頭立て最低人気のタニノマティーニが勝って場内が騒然とするなど、波乱が発生する年がある一方、
第4回(2009年)のビービーガルダン、第5回(2010年)のワンカラット、第6回(2011年)のカレンチャン、第9回(2014年)のローブティサージュなど、重賞実績馬が上位人気に支持されて勝利を収める年も多い。第12回(2017年)は9歳馬のエポワスが、ブービー人気ながら年下の馬たちを一蹴してファンを驚かせたk9っっp0

本競走は1996年にオープン特別として創設され、競走条件や距離の変更を経て、2006年に年間を通じた短距離重賞競走の整備に伴いGⅢに格上げされた。
第1回は3歳以上・別定の条件で札幌競馬場の芝1200メートルで行われた。

スピード自慢の快速馬たちが秋の最大目標とするスプリンターズSへ向けての前哨戦に位置付けられているほか、「サマースプリントシリーズ」の第5戦(2011年まで第4戦として開催)に指定され、シリーズ優勝を目指す馬にとっても重要な一戦となっている。

なお、2014年から本競走の優勝馬にスプリンターズSの優先出走権が与えられることとなったほか、有力馬の出走を促進し競走内容の充実を図るため、負担重量の決定方法が収得賞金によって加増する方式から、過去に優勝した重賞の格に応じて加増する方式へと改められた。

キーンランド競馬場は、アメリカ合衆国ケンタッキー州レキシントンにある競馬場で、周辺は馬産地として世界的に有名。同競馬場では競馬開催のほか、年数回サラブレッドのせり市も行われている。

2コーナー奥のポケットからスタートして、3コーナーと4コーナーをぐるっと回ってゴールを目指す。
3コーナーまでの距離は約400メートルで、ゴール前の直線は269.1メートル(Cコース使用時)。
札幌競馬場のコーナーはカーブが緩やかで半径が大きいため、芝1200メートルの場合コースの半分近くをコーナーが占めることになる。
コース全体に目立った起伏はなくほぼ平坦で直線も短いが、力を要する洋芝の影響もあって必ずしも逃げ・先行馬有利ではない。といっても直線だけでの逆転は難しく、差し・追い込み馬にはコーナー途中から動いていける器用さが要求される。

狙うはシナモンから(笑)
ウイナーズサークルにて
浜中俊騎手のサインゲット✌
浜ちゃんありがとさん

■ナムラクレアが差し切って重賞4勝目を挙げる


 バラつき加減のスタートで、2番ナランフレグが2馬身ほど出遅れ、5番ウインマーベル、6番タイセイアベニール、13番レイハリアもダッシュが付かない。

 前では16番シュバルツカイザーが好発を切り、その内から12番トウシンマカオがダッシュ良く先行、さらに内から8番シナモンスティックがハナを奪う。シナモンスティックから半馬身差の2番手には11番ヴァトレニ、さらに半馬身差の内に3番レッドベルオーブ、半馬身差で9番ジュビリーヘッド、1馬身差で内から12番トウシンマカオ、16番シュバルツカイザーが並んで追走。1馬身差の内に1番ウォーターナビレラ、さらに1馬身差で内から10番ゾンニッヒと14番ナムラクレアが併走、半馬身差で15番サトノアイ、1馬身差で4番キミワクイーン、1馬身差外に6番タイセイアベニール、その半馬身差外に13番レイハリア、その内に7番カイザーメランジェ、1馬身半差で5番ウインマーベル、1馬身差の最後方に2番ナランフレグという展開。前半600mの通過は34秒3。

 前はシナモンスティックが飛ばして2番手のヴァトレニとの差を2馬身近くに広げている。そのまま隊列はほとんど変わらず最終コーナーへ。一団は大きく内を空けて馬場の5分どころを回る。ナランフレグとキミワクイーンは最内を選択。

 直線の攻防。人気のナムラクレアは直線に向いたところで既に前を射程圏に入れている。しかし前に行ったシナモンスティック、シュバルツカイザー、トウシンマカオの3頭が止まらず抵抗する。他は伸びてこず、優勝争いはこの4頭に絞られる。50mを切ったところで外からナムラクレアが一気にうちの3頭を飲み込み、そのまま優勝した。勝ちタイムは1分9秒9。

 1馬身差の2着にはシナモンスティック、ハナ差の際どい3着にトウシンマカオが入った。

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