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息子さんといっしょ PJCS2023 前編

こんにちは。
先日息子がPJCS2023 カードゲーム部門 ジュニアリーグに参加して来ました。
参戦記、とまでは行かないですが参戦するまでと参戦中の事なんかを残します。
今回は参戦前の「前編」です。

参戦前

抽選発表前の息子のCSPは18P。トレリ完走すら出来ていませんでした。
CL宮城は運良く抽選で当選できたので覚悟を決めて遠征しましたが、本気でポイントためようとすると地元から近くのシティリーグに参加するのに高速で片道2時間。
正直遠いし、おまけに平日だったりします。
更に言うと東北で今期ジュニアのシティは宮城の出張版しか無かった模様。そうなると片道4時間で最悪ノーポイントという地獄発生。
なので片道2時間でオープンで参加せざるを得ない…ポケカ地域格差厳し過ぎませんか。

というかPJCS受かるまで地元のジムバにばっかり出ているエンジョイ勢だったので、当時はシティの日程すら追ってませんでした。
なら愚痴るんじゃない。

申込自体はPJCSの受付が始まったその日に抽選申込をして、同じくその日のうちに宿と交通手段(高速バス)を確保。
高速バスを選択したのは色々考えての決断でしたが、私にも息子にもかなりハードな状況になったので次回以降の遠征では利用しないかな…
でも宿泊&移動を同時にできるもの凄い優秀な移動手段だと思う。
身体が合わなかったのが残念。

そして当選してから特に意識をしたのが息子のプレイングです。

このまま出場しても大丈夫なのか?

結論から言うと大丈夫ではありませんでした。
今まで対戦して頂いた方はご存知だとは思いますが、オブラートに包まず言うと息子のプレイングは本当にです。
ベンチの並べ方、待っている時の手の位置、貼ってあるエネルギーの置き方…例を挙げるとキリがないので詳細は省きますが、不正を疑われてしまってもおかしくない様なプレイングが多い。

何が何だかな盤面


しかしそれは今まで一緒に練習していても教えてあげられていなかった私の責任です。

今回、何よりも改善しなくてはならないのがココだよと息子と話しました。
自分ではそんなつもりは無くとも、何も考えずやっているその動作で不正を疑われてしまう。その事を練習しながら何度も繰り返し伝えて行きました。
今までに何十回と繰り返してきた動作を変えていくのは息子にとってだいぶ困難だったようですが、対戦を重ねるごとに少しずつ良く無い動作は減って来ました。

デッキはどうする?

出場が決まってからそう息子に聞くと返って来たのは「え?サナ一択!」という言葉。
息子がここ暫く握っていたのはCL新潟で優勝したヤマグチヨシユキ選手のサーナイトデッキでした。
んんん〜出たいデッキで出たらいいと思うけど、時間切れなっちゃわないか〜…?しかし、息子のサナに勝てない私が言った所で説得力も何もありません。

そこでジムバでお世話になっている方々に、本人はサナで出たがっている事を伝えた上でアドバイスを頂くことにしました。
すると多くの方から「サナ両負けになる可能性がある。」という意見を頂き、さすがに息子も考え直した様で最終的にはロスギラを握ることにしました。

目標は?

そもそも目標て1番最初じゃないの?勝つ為にやるんじゃないの?となりそうですがそこはちょっと目を瞑って下さい。本当すみません。
とは言えPJCS出れてラッキー!のエンジョイなら練習する意味は皆無です。
だって出場決まった時点で目標は達成されています。
じゃぁ何を目標としてこの大会に出るか?何の為に練習するのか?

息子はCL宮城で2−3でドロップしてしまった時、泣いてはいないものの「終わっちゃった…」と私の膝に乗り「もっとやりたかった」と言いました。
「次は完走したいねぇ」と2人で話していたのを思い出しました。
ならば今回の目標は完走です。

そこからはほぼ毎日練習、練習、練習です。
特に言われていたのが「山の確認をしよう」という事。
普段からやっている方からしたら当たり前の動作ですが、息子の「山を見る」は「今自分が使いたいカードを探す」でしかありませんでした。
家でも、1人回しでも出来るからやった方がいいよ!とアドバイス頂き大事なカードがサイド落ちしていないかを確認する事を毎日繰り返し練習しました。

ちょっと休む

毎日結構遅い時間まで色んな方に対戦にお付き合い頂いたり、アドバイスを頂いたりという事が続いた1週間。
週の終わりにはトレリに参加してと本当にポケカ漬けの日々でしたが、翌週の月曜日のことです。
いつもなら時間通りに塾の入退室がスマホに通知されるのに私が仕事終わってもどっちの通知も来ません。

仕事が終わって急いで帰宅し息子に確認すると「…行かなかった」との事。

この2週間はポケカ頑張ろう!と2人で決めていましたが、塾の前に友達と外で遊んでいたら楽しくて時間を忘れてしまった。気づいたらもう開始時間から30分以上経っていて、行こうという気持ちが無くなってしまった。と下を向いてしまっていました。

今までは友達と遊んで、宿題して、気が向けばポケカ位だったのに先週からの練習の日々はその場は楽しくても実は心と体が今までに無い状態になっていたのかも知れません。
正しかったかはわかりませんが、その日と翌日はポケカお休みdayにしてゆっくり過ごすことにしました。

そして休み明けの水曜日と出発前日の木曜日にどちらもまた色々な方に練習にお付き合い頂いて、持っていなかったアクリルのVSTARマーカーや応援の言葉をたくさん貰って最後の練習を終えました。

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