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長所が短所問題…ハウル現象

何度も何度も、私の人生に登場してくる問題があります。
「長所が短所でもある問題」
同志はいませんか。挙手お願いします。

本日はいくつもあるうちの一つ「ハウル現象」をまとめます。

日本語って複雑で、一つのことをフワフワ言葉やチクチク言葉に言い換えられたりしますよね。
「優しい」が「人に甘い」
「芯がある」が「頑固」
「真面目」が「融通がきかない」
確かに両者紙一重かもしれませんし、伝えてきた人の悪意もあるのかもしれません。

でも自分の中で、こういうことできる自分好きなんだけどなあ…と思う部分が、思いっきり自分が追い込まれる展開を引き寄せたりすることが多いです。
自分で思ってるより不器用なんだろうな私。


ハウル現象

私は下記のハウル現象が人生でよく起きました。

面白そうな人だなーと思って、僕から近づいたんだ。
それで逃げ出した。恐ろしい人だった……

「ハウルの動く城」より

この「恐ろしい人」は荒地の魔女を指しています。
自分から近づいて気に入られて結果、執着されてしまうような展開。
側からみたら「いや面白そうな人ちゃうよ!」と…ハウル…共感できます…
面白そうなんだよねこれが…

まあでも、こんな年まで好奇心で人に近づいて、荒地の魔女のような恐ろしい人には当たらず生きてこられたのだからラッキーなのかもしれません。
今まで私と出会った優しい皆さんに感謝。

私のハウル現象では「激依存型」「激母性型」を引き寄せる傾向があります。(勝手に型の名前をつけました)
この二つの型は、私にとって苦手なタイプ、且つ見抜きにくいタイプなのです…。


激依存型

このタイプはとっても愉快か口下手の両極端の人が多いです。どんな話でもある程度興味を持ってニコニコ聞くので依存先になってしまいます。
それに気づくのが毎回少しだけ遅いので、気づけばいつも隣にいる…(ひえっ)という事になってしまい、そこから頑張って距離を空ける作業に時間を割かなければなりません。
1番恐ろしかったのは「かぷりちゃんは俺のこと好きなんだよね」という展開でした。いや怖すぎるやろ。

激母性型

これは、私がバリアゼロなので世話を焼きたがる方が現れます。気が利いて優しい人が多いです。世話を焼いてもらうのは好きなので(笑)そのままにしておくと、「あなたのことを思って言うんだけどね」という決まり文句から過干渉が始まります。こちらも毎度気づくのが遅く、そのセリフを言われてから気づきます。



人が好きとはいえ、私は自分に干渉や依存されることは苦手です。
なぜなら好きに自由に生きたいからです。(ハウルマインド)

ただ紙一重なのですが、この2つのどちらも当人達からすると悪意ではないのです。悪意は見分けやすいので、気づきにくいのはそれが原因だと思います。
突然距離を置くこともできないし、でも嫌だし、でも今更嫌ってどこから説明すれば…という状況になりがちです。

だから本当は、そういう自分も嫌になっちゃってハウルみたいに自由に生きるのに必要なだけ名前を作って逃げ出したくなります。


ただ、この現象に関しては20代後半でとんでもない激母性型の方に出会ってしまい、それ以降は「面白そう」とかで深掘りして近づくのはやめました。
人間好きな自分が好きでしたが、なんかトンデモ展開に巻き込まることあるんだなと思って今後警戒すると誓いました。

でもこれって本当に面白い人も逃している可能性あるし、初対面壁ある人になってしまったんだよなあ…まあ現代社会それでいいのか。

本日のまとめ

  • 今まで出会った優しい人たちに感謝

  • 社会は癖がある人も多い!

  • 長所も短所も自由に生きるのに要るだけあればいい

  • 自分、不器用です、本当に。


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