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ダイマリに狂わされた話

幻ヨハの円盤3巻の特典CDがあまりにも良すぎて
完全にダイマリ限界オタクになってしまったけど、
Xにネタバレ配慮しながら感想をポストしていくのも何だかな~~~
そうだ!こういう時の為のnoteじゃん!
何かネタバレあるよんみたいなこと冒頭に書いとけば
もう無責任に書きたい放題になるでしょ!

ということで3巻の特典CDの話、
ほとばしるパッションそのままに書いていきます。

※この記事はTVアニメ「幻日のヨハネ -SUNSHINE in the MIRROR-」
Blu-ray 第3巻録り下ろしオリジナルソングCD3に関する
ネタバレを多分に含んでいます。

【注意】ネタバレいっぱい書くからね!!!

■幻日のヨハネにおけるダイマリ

そもそも幻日のヨハネとは?
というのは割愛します。
ここで書きたいのはそこじゃないので。

幻日のヨハネ(以下幻ヨハ)の世界でダイヤ長官とマリちゃんは、
サンシャインの世界とは大きく関係性が変わっています。
まぁマリちゃんのキャラ自体が180度変わっているので
マリちゃん周りの関係性はどのキャラも変わっているんですけどね。

サンシャインの世界では果南ちゃんと共に幼馴染だった2人ですが、
アニメの幻ヨハの世界では幼少期の接点は無し。
それどころかアニメ本編では出会った事すらないという関係。
そもそもマリちゃんは誰とも接点を持っていないですが。

ダイヤちゃんをからかうことに情熱を燃やしていた鞠莉ちゃんと違い、
島の外の人間との接触を拒みワーシマー島に引きこもっていたマリちゃん。
そんな天岩戸に閉じこもったかのようなマリちゃんを、
やいのやいの言いながらヨハネちゃんが外の世界に引きずり出すのですが、
その辺の話はアニメを見て下さい。
3話~5話を見れば良いと思います。

ちなみに『幻日のヨハネ - SUNSHINE in the MIRROR - 光景記』 SCENE.07は
マリちゃん回だったのですが、ちらっとダイヤ長官の名前も登場。
こっちの世界ではサンシャインの世界同様、
マリちゃんに振り回されるダイヤ長官が想像出来ます。


そんな幻ヨハのアニメでのダイマリの初邂逅は
第5話「まおうのひみつ」でのこと。
マリちゃんを何とかしたいヨハネちゃんは
行政局のダイヤ長官の下へ向かいます。
そこで明かされたのが、
ダイヤ長官もワーシマー島へマリちゃんを訪ねたことがあること。
そして…
マリちゃんからヌマヅの危ない場所が記された手紙を受け取ったこと。

まさかのダイマリ文通概念の爆誕。
これにはTLが色めき立ったのも想像に難くない。
さらに5話の終盤では、初めてダイヤ長官とマリちゃんが
顔を合わせることに。
古いオタクが文通していた相手とオフ会で初めて対面した時のような
よそよそしさを見せてくるマリちゃん。
何がよそよそしいって敬語なんですよ。
マリちゃんが、ダイヤ長官に対して。
鞠莉ちゃんとダイヤちゃんの間では考えられない会話。
この時点で幻ヨハ世界のダイマリにロマンを感じざるをえない。
ちなみにダイヤ長官の方はグイグイくる。
執務長官をやってるだけあってコミュ強ですね。

5話だけで供給過多だったのに、さらなる追撃をしてきたのが第6話。
ヨハネちゃん、マリちゃん、リコちゃんの3人で
街の異変についての話し合いをするも煮詰まってしまう。
他に街に詳しい人は居ないかと思い悩んでいると、
マリちゃんがこんな提案をしてきた。

マリ「執務長官をしているダイヤさんなら、街の歴史として何か知っているかもしれません」

マリ「執務長官をしているダイヤさんなら」

マリ「ダイヤさんなら」

マリ「ダイヤさん」

ダイヤさん呼びである。
サンシャインの世界とは別の世界の人物であることは承知の上で、
この顔立ち、このお声で「ダイヤさん」呼びは
正直言ってめちゃくちゃ背中がかゆい(褒めてる)

そんなこんなで幻ヨハのダイマリはサンシャインのダイマリとは
また一味違うロマンがあってとてもときめいていたのですが、
終わってみればこの辺がダイマリのピークでした。
以降の話では特に2人が会話するような描写も無く、
せいぜい隣に居たりアイコンタクトしたり
何かまぁそれくらいの描写にとどまることに。

何も無かったカプよりはマシなので、
ダイマリの民はこの文通概念を胸に生きていくんだろうな…
とその時は思っていました。

■円盤特典曲

ラブライブ!シリーズを追っている人にはお馴染み、
というか今はもうどのアニメの円盤にも特典曲は付いていると思いますが、
ご多分に漏れず幻ヨハの円盤にも特典曲が付いてきます。
全7巻ということで、特典曲の組み合わせがどういう組み合わせになるか、
というのは1つの焦点でした。
ソロ曲で来るのか、はたまた挿入歌組で新しい曲を出してくるのか。

先ず発表されたのが第1巻の特典曲がヨハネソロということ。
まぁ妥当。
問題はこの後よ。
次に発表される第2巻の特典曲を誰が歌うかで方向性がだいぶ見えてくる。
その中で発表されたのが…

ヨハネ×ハナマルのデュエット曲。

んんん???
これはつまりそういうことですか???
デュエット曲の流れですか???
そうなってくると話は変わってきます。
ダイヤ長官の相手は誰になるのかという話ですよ。

現実的に考えて、デュエット曲の組み合わせは
アニメ本編で絡みが多かったキャラ同士になるはず。
そうなるとアニメ本編でダイヤ長官と絡みが多かったメインキャラは、
ヨハネちゃん、挿入歌を一緒に歌ったチカちゃんとルビィちゃん、
そしてマリちゃんになるわけです。

ハナマルちゃんと既にデュエット組んでるヨハネちゃんは先ず除外。
挿入歌一緒に歌ってて特典曲も一緒になるか?(ヨウカナはなりましたね)
何ならルビィちゃんはサンシャインの世界のデュオトリオで
デュエット経験済みだし…という意味でチカちゃんとルビィちゃんも除外。

…あれ、ってことはマリちゃんしかなくね???

いやいや流石に都合良く考えすぎだし、
そう上手い話が来るわけ

来ちゃったよ。
しかもドラマパートのタイトルが「君にかける言の葉」で、
楽曲のタイトルが「Best wishes」って何かもうこの時点で
ヤバいのが来る匂いしかしねぇ!

そして視聴動画の公開も経て11月22日、良い夫婦の日に
ダイマリの(特典曲が封入された)円盤が発売されました。
まぁ僕は前日のフラゲ日にゲットしましたが。
家に帰ればダイマリの円盤が届いているとあって、
その日は1日ルンルン気分で仕事をして、
退勤後はスキップをしながら帰りましたよ。

■ヤバすぎるドラマパート

身を清めていざ、特典CDを聴く態勢に入る僕。

先ずはドラマパート「君にかける言の葉」から聴きます。

…………
………
……

いや、何ですかこれは???
普通ドラマパートを聴いたら
「よし、曲も聴くぞ~」
になるんですが今回ばかりは一旦ストップ。
感情が全く追いついてこない。
何かこう、推しと推しがキャッキャウフフしてる尊さに
心が浄化されすぎて楽曲に進めない。
とかなら分かるんですよ。
実際そういう部分もあったけど。
でもこのドラマパート、本質はそこじゃない。
何が1番ヤバいって、
新情報が多すぎるんだよ!!!

視聴の時点でちょいちょい初出し情報あったけど、
そんなの可愛いレベルの新情報がポンポン出てきて
え、これ大丈夫?ダイマリの民生きてる?
ってなりました。

というわけで先ずはドラマパートを1から追っていくので
ここから先はまだ聴いてない人はブラウザバックでお願いします。


冒頭、マリちゃんがダイヤ長官を訪ねてきます。

「こんな時間に驚きました」
「こんな時間までお仕事ですか?」

という台詞的にどうやら夜な夜な行政局にやってきた様子。
このドラマパートの時系列はTVアニメ5話の頃だと思うので、
マリちゃんが単身ワーシマー島からヌマヅまで来るには
まだやっぱり人目に付きにくい時間帯を選ぶのかなと。
と言ってもそんなに遅い時間帯じゃないと想像していたら、

──録り下ろしオリジナルソングCD3に収録されるドラマ『君にかける言の葉』の感想、注目してほしいポイントをお教え下さい。

鈴木 これはテレビアニメの第5話が終わった後、マリが深夜に1人でダイヤのいる行政局に行くところから始まります。

https://v-storage.bnarts.jp/talk/interview/217055/

深夜だった!!!
平然と深夜残業している執務長官、別の意味でヤバい。
ていうか休んで!!!
これ絶対ダマで残業してて次の日コハクさんに怒られるやつだ。

とまぁそこから2人の深夜のお茶会が始まります。
他に誰か居ないのか不安がるマリちゃんに、
「今はわたくし1人です」
と安心させるダイヤ長官。
この初々しい空気感たまんねぇ~~~
と思っていたら、アニメでも中々突っ込んだ所まで触れられなかった話を
マリちゃんが切り出します。

それは、ダイヤ長官とルビィちゃんの姉妹関係について。
アニメでは人間のダイヤ長官と妖精のルビィちゃんが姉妹であることを、
みんな当たり前のように受け入れていたので、
深く突っ込んでくる人は居ませんでした。
しかしマリちゃんは違います。
島の外の人間との接触を拒み続け、ワーシマー島に籠っていた毎日。
それでも耳の力で姉妹の存在だけは知っていたのだと思います。
そんなダイヤ長官とルビィちゃんを実際に目の当たりにして、
当然浮かんでくる疑問。

「姉である貴女は、人と同じ大きさなのですね」

キャラ設定が公開されてから、2人が姉妹であることが明かされてから、
実際にアニメが始まってから、誰もが思っていたことを
ついにマリちゃんが尋ねます。
そしてそれに対するダイヤ長官の返答は、

「あの子はまだ妖力が安定せず、人と同じ形態での生活は不慣れですが」

おーーーい!さらっと新情報出してるじゃん!
正直イラスト連載や漫画版の方でも妖精族の謎については
全く触れられていなかったので、
ここに来て妖精族の新情報を出してくるとは予想外でした。

視聴動画はこの後、マリちゃんがとある質問をした所で終わります。
この先は本当に視聴動画の先のお話について触れるので、
ネタバレ回避したい方はマジでブラウザバックして下さい。
何も責任は取りません。



■ダイヤ長官の過去

マリちゃんはダイヤ長官に、
「何故自分なんかにコンタクトを取ったのか」
と質問をします。
それに対しダイヤ長官は、
「ワーシマー島はヌマヅの一部」
「そこに住む貴女のことを放ってはおけません」
と答えます。
でも、これは執務長官としての回答に過ぎません。
何故そう考えるに至ったかの本意は別の所にあります。
ダイヤ長官は静かに語り始めました。

「わたくしは、幼い頃に父を亡くしました」

えっ…?
唐突に語られる重い過去。
父親が亡くなった原因は、海洋生物の襲撃に巻き込まれたとのこと。
ヌマヅに起こっている異変は、この頃から始まっていたのかもしれない。
ダイヤ長官はそう推測します。

この事実を知った上でもう一度幻ヨハのアニメを考え直すと、
これ実はダイヤ長官とルビィちゃんにとって
異変を終結に導いたということは父親の敵討ち…とまではいきませんが、
志半ばに散っていった父親の無念を晴らしたということになりませんか。
幻ヨハは親子二代に渡る壮大なサーガだった…?
何かそうなってくると何故ダイヤ長官がスカーレット・デルタとして、
危険な目に遭うことを覚悟で異変に立ち向かっていったのかが
何となく分かる気がします。
実際にそういう背景があったのかはただの想像になりますが。
いや、ここに来てこんな余白を生み出してくるんですか…?

話を元に戻します。
父親を亡くしたばかりの頃、ダイヤ長官はルビィちゃんが居た手前、
気丈に振る舞う毎日を過ごしていました。
それが姉としての役割。
一族を率いることになる者としての役割。
ダイヤ長官は幼い頃からこんなにも重いものを背負うことになります。

それでもまだ年端も行かない女の子。
悔しい時、辛い時、泣きたくなることがあります。
そんな時、ダイヤ長官は家から離れた人気のない浜辺で
泣くようにしていました。
ある日、そこでダイヤ長官は1人ぼっちで泣いている少女と出会います。
同い年くらいの年齢で、人間には無い角がある女の子に。
ダイヤ長官はその子に自分は何かしてあげられることはあるのだろうか。
手を差し伸べてその子の気持ちを軽くさせてあげることが出来るのか。
そう逡巡します。
気付いた時にはその子は居なくなっていました。
でも、ダイヤ長官はその時のことがずっと引っかかっていたのです。
言い換えれば、後悔なのかもしれません。
それが…ダイヤ長官が、マリちゃんを気にかけていた理由。

ドラマパートではこの少女が誰だったのかまでは言及されていません。
特定するだけ野暮というものでしょう。
なので、特に関係の無い話になりますが、思い出した事が1つ。
第3話で、マリちゃんはヨハネちゃんにこう言いました。

「子供の頃、一度島を出たことがあるの」

と。


■手紙に乗せて

ワーシマー島を初めて訪れたダイヤ長官。
と言っても会ってはもらえないだろうというのは
本人も分かっていた様子。
そこでダイヤ長官が想いを託したのは手紙。
マリちゃんは、島の外の人間とは関わりたくないし、
ヌマヅがどうなっても知ったことではない。
それが最初のスタンスでした。
でも、そんなマリちゃんの心に優しく溶けていったのが、
ダイヤ長官の手紙だったのです。

一体どんな内容だったのかは知る由もありません。
ただ、初めてのマリちゃんからのお返事には、
ヌマヅに関する色々なことが書かれていたとのことなので、
きっとアニメにもあったヌマヅのどこが危ないとか、
そういう情報が記されていたのでしょう。
ヌマヅがどうなろうが知ったことではない、
そう思っていたマリちゃんが、ヌマヅを守る為に動いた。
ダイヤ長官が何通も送った手紙は、手紙に乗せた想いは、
ちゃんとマリちゃんの心に届いていたのです。

この時の2人のやり取りが本当に尊すぎるんですよね。
マリちゃんの心が動いていく様子、
想いが通じたことへの喜びを感じていたダイヤ長官。
そしてそれは、あの時手を差し伸べることが出来なかった子への、
長年に渡る心のつっかえが取れた瞬間でもあります。
このわずか十数分の間に初めて知らされたにも関わらず、
ダイヤ長官の人生の中における1つのドラマが大団円を迎えたことに、
言葉にすることが出来ない感動さえ感じました。

そんなダイヤ長官にマリちゃんは「ダイヤさん…」と
背中がむず痒くなる呼び方で呟きますが、
ダイヤ長官は微笑みながら伝家の宝刀を抜きます。

「さん付けは無しにしてください」

ダイヤさんと呼ばないで(幻ヨハver)だ!!!

■明らかになった出自

お互いのことを知っていく、それを"友"と呼ぶ。
ダイヤ長官はマリちゃんにそう言いました。
自分のことを"友"と呼んでくれるダイヤ長官に、
マリちゃんは動揺します。
自分は魔王族であり、人間たちに受け入れられる存在ではない。
それはマリちゃんの根底に根付き続けるコンプレックス。
魔王と人間は相容れない。
幼き頃のトラウマはずっとマリちゃんの心を蝕み続け、
今のマリちゃんを形作るものとなってしまった。
そんなマリちゃんに、ダイヤ長官はこう言い放ちます。

「それは妖精族であるわたくしへの当てつけですか?」

ちょ、ちょ、ちょ、ちょっと待ってダイヤ長官。
今凄いシリアスなシーンなんだから。
そんなさらっと爆弾落とさないでくれますか!?

ダイヤ長官が妖精族なのかどうかは、これまでどの媒体でも
一切の言及がありませんでした。
アニメ化が発表されて、公式サイトにキャラ紹介が掲載された時から、
ルビィちゃんのキャラ紹介には「妖精族の末裔」とあるのに、
ダイヤ長官には妖精族に関する記載は無し。
しかし、後にこの2人が実の姉妹であることが明かされると

「幻ヨハの世界でも姉妹なんだ~良かった~」

と安堵する一方、

「するってーとダイヤ長官も妖精族なのでは?」

という考察が一気に過熱しました。
更にアニメの放送が近づいてきたタイミングで公開された
ダイヤ長官とルビィちゃんのエンブレムには

左がダイヤ、右がルビィ

2人とも妖精の羽根のようなデザインが施されています。
こんなん確定やん…

というように、状況証拠的にも、誰がどう見たってダイヤ長官妖精族説は
ほぼ確定のようなものでした。
それでも、アニメで妖精族の秘密は全く触れられず、
生放送の質問コーナーでも2人が姉妹であること以上の話ははぐらかされ、
今日に至るまでダイヤ長官の出自に関する確定情報はありませんでした。

それがついにですよ。
ついに、しかも本人の口から明かされたわけですよ。
それではもう一度いきましょう。

「それは妖精族であるわたくしへの当てつけですか?」

ダイヤ長官は妖精族です!!!
確定しました!!!
あと、この時の
「失礼しちゃいますわぁ」
って言い方がめちゃくちゃかわいい。
めちゃくちゃかわいい(大事なことなので)

ってことはですよ。
ダイヤ長官にも妖精の姿だった時期があった、
もしくは今でもなろうと思えば妖精の姿になれるのでは…?
という疑問も生まれてきます。
冒頭のルビィちゃんが人間の姿になったり、
妖精の姿になったりしていた理由を思い出して下さい。
妖力の不安定さが人の姿で過ごせる時間の長さに繋がっているということ。
つまり、ダイヤ長官が常に人の姿を保っているのは
完璧に妖力が安定しているから。
逆を言えば自分の意志で妖精の姿になることも可能なのではないか。
もしかしたら一度妖力が安定域に達してしまうと
妖精の姿に戻れなくなるとかはあるかもしれない。
その辺は今後の動向に注目ですね。
でも妖精の姿になったダイヤ長官見たくない?
見たい!

■別れ際の台詞の続きは

やがて深夜のお茶会は終わりを迎えます。
マリちゃんのことを"友"と呼ぶダイヤ長官に、
マリちゃんは気持ちを整理させる時間が欲しいと伝えます。
なので、このドラマ内ではマリちゃんによる「ダイヤ」呼びはお預け。
これは今後の特典ドラマで9人曲が来ると思うので
その時にしれっと「ダイヤ」呼びしてるマリちゃんに期待したいですね。
というか多分7巻くらいの頃には「ダイヤ」呼びしてると思うんですよ。
だってこの時点でだいぶ敬語が抜けてますから。
マリちゃんの心の壁が無くなって、ダイヤ長官との距離が縮まりつつある、
そんな現れではないでしょうか。

そして、スターブライト号と思しきものに乗って(それで来たんかい!)
帰宅の途につこうとするマリちゃん。
別れ際に、マリちゃんはこう言います。

「お手紙…ううん、何でも無い」

来ました、余白タイムです。
マリちゃんは何を言いかけていたのか。
個人的には、

「お手紙、また書いても良い?」

という台詞が頭に浮かびました。
もうこの2人は、わざわざ手紙にしなくとも
直接言葉にして気持ちを伝えられる関係になったと思うんですよ。
それでも、想いを手紙に乗せて相手に託すという行為自体が、
マリちゃんにとって特別なものになっていたとしたら。
手紙を書いている時間も、どんなことを書こうかと考えている時間も、
全てがマリちゃんにとってかけがえのないものになっていたとしたら。
便りを交わしあった2人だけが通じ合えるものを、
マリちゃんはきっと大切にしてくれると思います。
今度はヌマヅのことだけじゃなくて、自分のことを、相手のことを、
"友"として手紙に記すのではないでしょうか。

■Best wishes

そんなクソデカ感情の塊みたいなドラマパートを聴いた上で、
我々は「Best wishes」を聴くことになるわけで。
ダイマリの民の皆さん、耐えられますか?
いや耐えられるわけがない。

幻ヨハの特典曲は特典ドラマがベースになっているので、
楽曲の解像度が桁違いに上がるんですよ。
その1フレーズ1フレーズの情景が浮かんでくるのは、
間違いなくこのドラマパートがあってこそ。
もう試聴動画の時点で
「あ、この曲ヤバいやつだ」
ってなってたのに、ドラマパートを聴いて更にフルで楽曲を聴いたら
こうなるのは当然ですよね。

お互いがお互いを想う優しさに溢れた曲。
2人の包み込むような歌声がとても心地良い。
特に2番のサビの

海風に乗り 聞こえるハーモニー
あなたがいてやっと完成する歌

ここが大好きすぎるんですよ。
ドラマパートでダイヤ長官が言っていた、
この街を1つにしたいという気持ち。
マリちゃんが居ないと叶わない、ダイヤ長官の意地。
それがこのフレーズとリンクしていて
初めて聴いた時は鳥肌全開でしたね。
当然のごとくこのパートがダイヤ長官のソロパートになっているのも、
大変ありがたい。

いや~~~これライブで披露することになったらどうなるんだろうね。
耐えられる?
無理かもしれない。
だってこの曲を歌う2人がですよ?
小宮有紗さんと鈴木愛奈さんなわけですよ。
楽曲への解釈を歌で、全身で表現して、
自分の世界を創り出すことに昇華させるのがめちゃくちゃ上手い2人が
この曲をパフォーマンスすると考えたら、
絶対凄いものに仕上げてくるに決まってるじゃないですか。

しかもメタ的な視点で言えば、
Aqoursで8年一緒にやってきて、3年生としても
一緒にステージに立つことの多かった2人が、
ダイヤとマリの為だけに書き下ろされた曲を一緒に歌うって
何かこう、エモいですね…。

まぁ問題なのはこれをいつ披露してくれるかってことですけど。
来月のライブでやってくれるのかな…。
来月やらないと追加公演的なものやるのかなぁ…
すまん、正直待てん。
来月「Best wishes」浴びさせてくれ。

■最後に

色々書き連ねてきましたが、本当に特濃のダイマリが供給されて
マジで長いこと追ってて良かったなとなりました。
全てのダイマリの民、おめでとう。

でも、これだけは言わせて。


アニメでやれ!!!!!!!!!!!!!



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