専門学校卒のナースが簡単に看護大卒になる方法 看護学士をとる方法
今でこそ看護大学がたくさんありますが、
ほんの10数年前までは看護師になろうと思うと看護専門学校ばかりでした。看護大学なんて、ほぼなかった状態でした。
正看護師になるには看護学校3年過程を卒業し、国家試験に合格する、
という方法をとる人が大半でした。
病院付属の看護専門学校で奨学金を貰いながら学校に通い、卒業したらその病院に就職し数年で奨学金を返済する、という流れが多かったと思います。
でもこれからは看護師も大学卒の時代です。
大学病院とかで、大卒ナースと専門卒ナースでは1か月のお給料が
数万円違っていたりします。
でも、看護師の大卒は、どの学士でも良いわけではありません。
看護師の大学卒業資格は、『看護学士』しか認められない場合が多いです。
これから大学にまた入りなおすなんて・・・・と思うかもしれませんが
これは働きながら通信制で単位を取得し、何百万もお金をかけずに取得できます!!
働きながら、コツコツと通信でレポートを提出したり、時々大学のスクーリングに参加したりして(友達も出来たりして世界が広がりますよ)
積み上げ単位、で4年生大学卒業ナースの分の
あと1年分だけの単位を取得したら、
独立行政法人 学位授与機構に申請して看護学士を取得すれば良いのです。
専門学校卒業のナースは、積み上げ単位として通信制の大学などに編入して単位を取得しなければなりません。
まず最初に、
①学位授与機構のHPを見ましょう
http://www.niad.ac.jp/
②資料請求をしましょう
http://www.niad.ac.jp/n_gakui/shinseishiryou/
詳細な内容についてはこちらに↑に書かれていますので確認してください。
ここでは看護学士を取得しようと考えている看護師さんが、よくつまずく学習成果レポートについて書きます。
学習成果レポートの書き方について
看護学士を取得したい看護師さんのレポートのサポートをしているときに気付いたのは、
とっても良いアイデアを持っているのに、
「この人はレポートの書き方を知らないだけなんだなー」ってことです。
私もそうでした。だってそういう教育受けてないから知らないだけです。
看護学校では患者のアセスメント記録を書く練習は沢山しますが、論文を書く練習はあまりしていません。
でも難しく考える必要はありません。
看護学士のレポートは「レポート」です!←ここ重要です。卒業論文や修士論文、看護研究とは違います。
簡単に考えて下さい。まず楽に考えましょう。
何故なら、今まで見てきた方でここで詰まってしまってる人がとっても多いと感じます。
全ての単位取得までしているのに、
「学習成果のレポートが書けない」だけで看護学士を取らずにそのままの状態の人が多い・・・
これはほんとにもったいないです。
レポートなので、新たな知見を証明するとか、研究するのではなく「まとめ」を書けば良いのです!
私は看護学校卒業なので、看護学士取得の時に通信大学に通いながら卒業論文を書きましたが、
はじめは全然書き方が分かりませんでした。
幼稚な論文出してしまい、書き方が分からず担当の先生にメールを送ると・・・
メール無視は当たり前、やっと返信が来ても「今引っ越し準備で忙しいので後日メールします」ときて、
その後ずっとメールは来ない、の繰り返し、やっと返信きた?と思ったら論文の内容には一切ふれず、
参考文献の書き方が変更されました、みたいなメール…。
先生にとったら幼稚な論文書く通信制大学の生徒の指導なんて、時間の無駄だと思ったのでしょう、
全然相手にされず、とっても傷つきました。
結局最後まで全く指導を受けられず、自分で本を読みながら最後まで書ききりました。
卒業は出来ましたが、ずっとモヤモヤした気持ちは収まらず、その気持ちが私に修士号取得を促しました。
学生は「学費払って」指導受けてるんです!きちんとした指導をして頂きたいです。
看護師として大切なことは・・・
言うまでもなく看護師は臨床が大事です。
有名大学の看護科卒業した人が、臨床で看護師として務まらず1年もたたず辞めてしまう、
なんてのはよくあります。准看護師さんも、とても素敵な方が沢山います。
学歴だけで人を判断することはできません。
でも、向上心から自分が勉強したい、専門性を高めたい、という看護師さんは多いと思います。
私の苦い経験から少しでも看護学士を目指すナースの力になれたらと思います。
このブログではナースが簡単に看護学士取得のための学習成果レポートを書けるように、
具体的に書き方を書いて行きます。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
具体的な取得方法、手続き、レポートの書き方についてはまた記載します。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
誰かの参考になれば幸いです。
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