なぜ宝塚にハマったのか?

私はミュージカルなどの舞台を観るのが大好きです。

昔から音楽、特に歌うことも大好きだったのですが、小学校の文化鑑賞会で劇団四季の「夢から醒めた夢」を観て「ミュージカル」とか「舞台」「演劇」にとても興味を持ちました。

中でも宝塚歌劇にはどっぷりハマってしまい…。真剣に受験しようかと考えた時期もありました…が、食べることも大好きな私…まずダイエットが無理で早々に諦めました(笑)。

そんな私が宝塚の沼にハマっていった経緯を思い出しながら書いていきたいと思います。

出会い

最初に宝塚を観たのはTVでした。どの演目を観たのか?どなたが出演されていたのか?など全く記憶にはないのですが、華やかな舞台の虜にはなりました。

そこからは毎回録画して、何度も繰り返し歌詞やセリフを覚えてしまうくらい観て、お風呂場で大声で歌ったり演じたりしていたのを、頭の片隅のちょっと恥ずかしい記憶として覚えています。ご近所の皆様にはさぞご迷惑だったことでしょう…笑

特に月組の「川霧の橋」「ル・ポアゾン」、花組の「ザ・フラッシュ」が大好きで今でも歌えるくらい繰り返し観ましたし、当時の映像も今現在も大事に保管しています。

初観劇

私の初観劇は旧劇場の3階席から。演目は当時大好きだった一路真輝さんが出演されていた「天守に花匂い立つ」と「ブライト・ディライト・タイム」でした。

その頃はオペラグラスも持ってなくて、ほんとに演者の皆さんが豆粒くらいやったけど、めちゃめちゃ興奮したのを今でも覚えています。当時トップスターだった杜けあきさんは、日本物とお芝居がとても上手な方で、もうほんとに男の人かと思うくらいカッコよかった❤

見事にどっぷりハマりました…笑

1回目の宝塚ブーム

初観劇以降、どっぷり宝塚にハマってしまった私ですが、当時学生でお小遣いでチケットを買うのはなかなか難しく…。両親は舞台などには興味がない上、土日が休みではなかったので連れて行ってもらうことも出来ず、TVを観たり雑誌を買って熟読する日々が続いていました。

アルバイトをしてお金を稼げるようになってからは、大好きな一路真輝さんの舞台は欠かさず1回だけですが観に行くようになりました。また母の友人の娘さんが一路さんの大ファンだったので、色々お話を聞かせてもらったりして更に大好きになっていきました。

でも当時の私は「会」などの存在を知らず、それこそ出待ちなども全くせず観劇して満足して帰るのみ。あの時ちょっと冒険して劇場周辺をウロウロしたりしてたら気づいてたのかもしれませんが、方向音痴の私は怖くて宝塚駅から劇場に行って帰るのも緊張で…。でも、結果的には深みにハマらなかったので良かったな!と今では思っています。

初演「エリザベート」

一路さんがトップスターになり大喜びで毎公演観劇。この幸せな時間が永遠に続く!!はずもなく、一路さんの退団が決まったときはホンマにショックでした。

サヨナラ公演の「エリザベート」は日本での初演ということもあり、とても話題になっていました。私もなんとか1回だけ観劇することが出来たのですが、これは本当に観ることが出来てよかっと思っています。

初演のトートを演じた一路さんはもちろんですが、シシィを演じた花總さんが素晴らしかった。「鏡の間」の振り返りは、鳥肌が立つほど高貴で美しかったです。フランツの高嶺さん、ルキーニの轟さんも皆さん実力者で、私の中では今のところ初演を超える宝塚版の「エリザベート」にはまだ出会えていません。

そしてブームの終わり…

一回目のブームの頃の私は、観劇するだけで大満足。「会」の存在を知らないままでした。なのでお茶会とか入待ち・出待ちも知らないまま。一度何も知らずに「やどり木」さんに入ってしまい、違和感からすぐにUターンしたこともありました。

自分では宝塚にどっぷりハマっていたつもりですが、実は全く沼にはハマっていなかったようで…一路さんの退団と、その後自分の勉強や就職などで忙しくなり、自然と宝塚を観に行かなくなりました。

こうして私の一回目のブームは結構あっさり終了したのでした。本人的にはやりきった感満載だったのですが…笑


このあとまた宝塚に戻ってきて現在に至っているのですが…長くなってしまったので、2回目のブームについては別の記事にしようと思います。

ここまでお読みいただきありがとうございました。感想などコメントいただけると嬉しいです。

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