見出し画像

限界オタクのうわごと

これはただのいちオタクのうわごとです。
もしかしたら私の人生観を含むかもしれません。

「無駄なことなんてひとつもない
全てのことに意味がある」と言う言葉を
私は信じているので、今から書くことに対して、既に「よくこんな大袈裟なことを恥ずかしげもなく書けるな、若気の至りじゃんこれ~」と思い、赤面する未来の自分がいることを覚えつつ、意味をもって思い出となりいつかキラキラ輝く日が来ることを信じて一度最後まで綴ってみようと思う。

(これからキモオタの壮大な長い重い想いを書き起こして、文脈が定まらないただの気持ちをつらつらと並べていくので、苦手な方はリターンをお願いします。(地雷だとか思われても仕方ない。笑))

きっとこれを読んでくださっているあなたは推しを私以上にご存知かと思うのでこの場で推しの魅力を語るのは恐縮なので割愛させていただく。

今、私は推しにどっぷり浸かっている。ほんとうにどっぷり。もっと言うなれば、「沼に足を浸かっているのではなく、沼に浸かりすぎて溺れて呼吸ができない」と表現した方がいいのかもしれない。でもそれほど、24時間、毎日大好きな推しのことを考えている。気持ちが悪いなあと自分でも思う。けれどそれほど魅力があるから仕方ないよな、と割り切ることにした。

ふと、SNSで好きを発信している意味ってなんだろう?という疑問に駆られた。「そんなの好きだからであって、深い意味なんか考えたらきりがないでしょ?」と言われてしまえばそれまでだが、少し語らせてほしい。

私の場合、仮に意味を持たせようと考えた時、真っ先に思い浮かぶのは、"ただただ好きだと思う自分の気持ちを自分以外の誰かと分かち合いたい"から。とか、"思い出を残しておきたいから"。である。

単純に、思い出を残したいと強く思うのは人間の本能だと思う。私は、これまでポストに「後悔しない人生にしたい」と書いたことが何度かある。もしかしたら固執しすぎているのかもしれない。けれど、本当に人生に後悔をしたくない。もっと言うなれば、「1mmたりとも後悔したくはないし、楽しかった思い出を全部逃さず覚えておきたい。」と思う。

と、いうのもご存知の方はいらっしゃると思うが、私は仕事柄、他の職業の人よりは比較的、色々な人の人生の淵をみる。そのたび、
「この人は楽しかったことも悔しかったことも覚えているのだろうか?」
「後悔のない毎日を送れてこれたのだろうか?」
「あなたはあなたになれて、あなたという存在で生きてきて、幸せでしたか?」
と疑問に思うことがある。私がいつかおばあちゃんになってその瞬間を迎えた時、
"今の思い出は残ってくれるのだろうか?"とさえ考える時がある。

だからこそ今これを綴っておきたい。

(これを書いている時の私から読んでくれている
あなたへ:
「ほら言った、なかなかに重いこと書きはじめているでしょ?」)

最近とある本を読んでその影響をもろに受けた私が、推しへの好きを発信する最大の理由は先の理由以外に、「そうか、好きを発信するのは自分を肯定するため(ニュアンス)なのか」と気がつくようになった。

話は少し変わるが、あなたは経験したことがあるだろうか。
ー突然の推しの卒業、或いは脱退、活動休止ー
ただ生きてる中でも出会いや別れがあるが、オタクでさえある。むしろ、オタクをしているなら本当によくあることかもしれない。
私も経験がある。

そう、命と同じにしてはいけないが、"推しは永遠じゃない"。(めっちゃTheオタクっぽい文章だね笑)

そのことは、もはや一般論と言っても過言では無い。「推しは推せる時に推せ」なんて言葉もあるほどだ。現に私が大好きな推しも「永遠なんかありえない」という歌を歌っている。

推しが永遠じゃないと分かったところで、「オタクは永遠なのか?」と言われたらどうだろう。
私の答えはNo。永遠じゃない。

もちろん人間なので、色々ある。生死的な別れもある。けれど今回取り上げるのは少し違うニュアンスの別れ。
推しの人生を応援しながら、私たちも私たちなりに人生を送っている訳であって、私たちにもライフイベントが発生して生活スタイル変わったり、例え、自分が変わらなくても、前述したように推しとの突然の別れを経験しなければならない時がやってくるかもしれない。
私の経験上、オタクをする中で、今までよく会っていたオタク仲間が色々な事情でオタクを卒業しなければならない場面にも遭遇したこともある。

オタクになってはじめて「そうか、推しも永遠じゃないなら、オタクも永遠じゃないのか。」と気がついた。
だから永遠じゃない。
少々深刻な強い言葉かもしれないが、少なくとも私はそう感じている。

想いを言葉に乗せて、自分を肯定して後悔のない人生を送りたいと思う。願わくば私だけでなく私の周りにいる方たちもそういう人生であって欲しい。

私は自分が利用しているSNSで過去の投稿した写真や文章を定期的に見返す。見返さなくても思い出せばいい話だが、残念ながら悲しいことに人間だから時間が経てば忘れる。基本、恥ずかしくて目を逸らしたくなる文章だらけだったり、「いやいや、尖りすぎじゃない、その発言?」というものも多いが目を逸らさず見返す。

そうすると、過去の投稿はライブやイベント直後のアツアツな感情や日々生きてく中での出来事をそのまま書き起こして幸せが詰め込まれて保存されている状態なので、見返すことで忘れていた当時の想いが蘇ってきたり、当時の私はこんなことが好きで、こんな人と出会ってこんなに楽しい時間を一緒に過ごして、こんな気持ちを大切にして生きていたんだなあ、、、仕事で落ち込んだりすることの方が多いけど、過去にこんなことを経験している私って、もしかしてとっても幸せなのではないかと気づくことができる。過去と今を比較して「私なんも変わってないじゃん!笑」と思うこともざらにある。笑

見返した時に、「あんなことやこんなこともあったね。あの時は真剣に楽しんだり悩んだり、色々考えたりしたけど、今考えるとなんだか笑えるね。」この一連の流れが確立された時にはじめて自分を肯定できるのだと思う。

これがたまらなく楽しくて笑えて、愛おしくなる。ここまでできたら自分を肯定できているということだと思う。

オタクになってそろそろ4年。飽き性の私には長くなってきたなと感じている頃である。
24年間を振り返るのはまだ早いので、この4年間を振り返ってみたが本当に色々あった。
私生活では、新卒で働いていた職場から1年半で退職、上京、転職、そしてまた転職…を経験した。続かない自分への怒りや、やるせなさや、不甲斐なさに打ちのめされたり、自分のことを嫌いになったり逃げたりしたくなる瞬間がたくさんあった。今もたまにある。
オタク的には、私生活へのネガティブから逃げるようにたくさんの現場に足を運んだ。
朗読に、ライブに、トーク会に、サイン会に、リリースイベントに、舞台挨拶に…たくさん笑って泣いてその度に心動かされた。
同じファンであるたくさんの人と出会った。
そして色んな形の愛の伝え方があると学んだ。先輩オタクの方々に推しが推しになる前に活動していた時のことを教えてもらったり、イベントがなくても集まって一緒にお酒を飲んだり、写真を撮ったり、イベントの打ち合わせをしたり、時には私生活での悩みや愚痴を聞いてもらったこともあった。とにかくその瞬間にたくさん救われてきた。

もちろん、オタクとして生きていても、楽しかったことばかりではなく、沢山悩んだり、泣いたりしたこともあった。
けれど、そういうことを含めて、この4年間は確かに私の人生の中で拠り所になっていて、これまでもこれからも紛れもなく大切にすべき財産であると確信している。

永遠じゃないから、ずっと幸せな時間は続かないから、ありがたいことに続いているこの幸せを大切にしたいと思う。それがいつか途絶えて、悲しみにくれてしまう瞬間があったとしても。

悲観的な表現もあったが、不安にならないで欲しい。若者が何を悟っているんだと言われても仕方のない言い方になってしまうが、歳をとって忘れてしまうのは仕方の無いことである。
もう少し寄り添う言い方をしよう。
そうなるのはこれまで生きてきた1つの証である。だからその時がきたら、そこまで頑張れた自分を褒めてあげて欲しいし、なによりも幸せなことであると私は思う。

(これは1つの願望であるが、わたしがおばあちゃんになって何が何だか分からなくなっても、「若い時はね、こんなことがあったのよ?」と笑みを浮かべて語り出したり、今の推しの曲をワンフレーズくらいは覚えていて時々歌っている穏やかなおばあちゃんになりたい。)


とにかく、今は想いを言葉にしていつか気が向いた時に振り返る形をとっていたい。

目の前を通り過ぎていく今は、いつか思い出となってまた輝く日が来る。そう信じていたい。そう思うのは、これまでが私にとってどれも大切な瞬間だったから。だから"私は1mmたりとも後悔のない人生にしたいんだ"と強く思っているのだと思う。

なんだかよくわからない文章になってしまったけれど、私は「今この時を大切にして、想いを言葉にして、この先もたくさん推しへの愛を叫んで、色んな人との関わりを大切にして、自分を肯定して後悔のない人生を生きていきたい」という宣言を誰かに聞いて欲しかったのかもしれない。

20代半ばでこのことに気がつけた私はもしかしたらラッキーなのかもしれない。



P.S.
オタクは程々がいいですね、、、(苦笑)

長い長いただのオタクの突然のお気持ち表明を読んでくださりありがとうございました。

機会があったらまたこんなようなのを書こうと思うのでリプなどでいいねや感想を送ってくれたらめっちゃ喜びます。

2024.8.24 きゃの

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?