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気ままに連句 名残表4 白魚の指

気ままに連句
独吟歌仙  (2022.6.16〜 )

1  文鳥の背にまろぶ梅雨の光かな
2  客人を待つ透明ゼリー
3  食堂車スパイは背中合わせにて
4  セリフ飛び交うアイソメ世界
5  森の淵月へと向かう船を待ち
6  ひとあしずつに露の溢れる
ウ1 椋鳥の往きつ戻りつ遊歩道
ウ2 胸ポケットに名札隠して
ウ3 レジに来る今日もクリームパンの彼
ウ4 真昼の星の唄うメロディー
ウ5 五線譜の奥行き遥か彼方のラ
ウ6 塗り潰す手に香る黒鉛
ウ7 教室の明かりとかぶる窓の月
ウ8 空の虫籠ベランダに出し
ウ9 鯖雲に防災無線こだまする
ウ10 乙女の祈り大音量で
ウ11 我が道を行けと聲する花の下
ウ12 スマホ忘れて風はうららか
ナオ1 花粉症寺を指差しくしゃみする
ナオ2 屋根の日向に猫丸くなり
ナオ3 押売りも二階の琴に耳澄ます

ナオ4 白魚の指滲む血を吸い




ゆるゆる進行中、独吟歌仙です。


名残の表3句目を直しました。

ナオ3 琴さらう音に押売り口つぐむ
 ↓
ナオ3 押売りも二階の琴に耳澄ます

裏の10句目に「大音量」があるので「音」がかぶってるなと。
裏の4、5も音に関する句で遠輪廻かも…

二階で琴を弾くお嬢様が登場したので、そろそろ恋の句の出番です。
恋の句になっている…のか?


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