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寝るときだけHSP

山根あきらさんのHSPについてのこちらの記事を拝読して、私自身のことについて書いてみようと思いました。

HSPについての本を1冊だけ読んだことがあります。自分より家族の方が千倍くらい繊細なので、何か参考になるかと思ったのです。
そうしたら意外にも自分に当てはまる部分がありました。
「光」と「音」に対する感度のことです。
日中生活している上で他人との差は感じません。夜も実家で自分の部屋があって自分の好きな環境で寝られている時には気づきませんでした。
自分の部屋がないマンション暮らしの間、私は「寝にくさ」を感じていました。
天井の常夜灯の豆電球はもちろん、テレビやゲーム機器等の小さな赤い待機ランプすら眩しくてしょうがないのです。空気清浄機の音も気になるくらいなので、隣でゲームの音がしていたら寝られるわけがありません。
眠れないことは辛いことですが、うまく解決できませんでした。
家電のランプが目に入らないよう、間に布団を積み上げたり、目にタオルを乗せたり、こっそり空気清浄機を消したり、ゲームが終わるのを我慢して待ったり。なんとなくその場しのぎで過ごしていました。
それがHSPという、繊細な感覚を持つ、そういう種類の人間がいるということを知って、自分はこれだったんだとわかったとき、その場しのぎじゃしのげないとわかったのです。

100%光を防ぐアイマスクを買いました。
ノイズキャンセリングイヤホンを買いました。

自分がHSPだとわかったら、自分が楽になるように自分が対策をすればいいだけです。人に言ったところで同じ感覚を理解してもらうことはできないでしょうし、自分に何がしか配慮してほしいというのもまた一方的に思われるでしょう。
我慢はしないけど人に要求もしない、自分でできる対策する、というのが楽なHSPの過ごし方だと思います。


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