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【ときメモGS3】平健太に恋をしたバンビのメモリアル

※平健太ルートのネタバレ含みます。

平健太の事が好きだ
彼は「ときめきメモリアル Girl's Side 3rd Story」の数いる隠れキャラの1人である。

個性的なメインキャラクターの中ではこれといったものもなく元々背景のモブで普通の男の子だ。

だが2週目以降から攻略可能で難易度は高い。
(理由は後ほど触れる)

彼の事が知ったのは2022年8月8日0時0分。
久しぶりの新作ときメモGS4にハマりフォローしたときメモGSシリーズ公式Twitter(現X)のお誕生日ツイート(現ポスト)だ。

そろそろ寝なきゃなと思いながらも、
Twitter(現X)を開くとこのツイート(現ポスト)が飛び込んできた。

一目惚れだった。
あまりにもモブ顔すぎる。
ときメモGSにこんな男の子がいたなんて…。
私の好みは地味で目立たなくてどこか不憫なキャラだ。
私の性癖が激しく刺激された。

ときメモは本家もGSも好きだが3だけはどっちも未プレイだった。

なぜGS3だけプレイしてなかったとかというと
王子がヤンキーという事に怖くて泣いてしまい
そのままときメモGSだけ卒業してしまったからだ。

でもプレイした今は好きですよ、桜井兄弟。
最初は少年マガジン系の不良を想像してたのですが、
ちゃんと少女漫画系で安心しました。

不良属性がないオタクの私は初見ビビって逃げてしまったが
まさか、そのときメモGS3に好みドストライクのキャラがいたなんて…。
くやしい…。

移植まで待つか悩んだがこの溢れる気持ちは止められる訳もなく、
幸いPS Vitaを所有してたので近所のファミマでPSカードを買ってストアから即購入。

ついでにニンテンドープリペイドカードも。
準備完了。


12年前のはば学に今更入学する事になるとは誰が思ったか。
ちなみにときメモは本名プレイ派です。

先程も書いたが平健太を攻略するためにはまず1週目を終えなければいけない。

入学式の後の教室の背景におそらく平健太らしき人物がいる。
(前置きに書いた通りに平健太は背景にいるモブキャラ)
どうやら同じクラスのようだ。
彼に触れたいもどかしい気持ちを抑えながらの高校生活がはじまる。



1週目は不二山嵐を選んだ。
見た目とCVが宮下栄治さんなのが理由だ。
宮下さんはゼノブレイドのラインが印象的で好き。
不二山嵐はラインと違って静かで驚いた(当たり前)

話が逸れた。

事前情報無しで最初に不二山嵐を選んだのはラッキーだった。
なんと不二山嵐と平健太は同じ大迫クラスだったのだ。
ADVイベントで平の名字が出て来た時は思わずプレイする手を止めた。

彼がいる…。

そしてPSP版限定である運動会の騎馬戦のスチルだ。
屈強な男達の担がれて怯える平健太。

あぁ…本当に平健太がいる…。

彼との距離を感じながらも日曜日は不二山嵐と動物園デートへ象のコナ美を見に行く背徳感。

3年が過ぎ去りそして卒業式へ。
無事、不二山嵐に告白されEDを迎えた。

初めてときメモGS3で攻略した男の子なのもあって
メインの中では不二山嵐が1番お気に入りです。

だが忘れるな。
目的は隠れキャラの平健太だ。
ここからが本番である。


2度目の入学式を終え教室の背景を、
あの平健太に触れる時が来た。

担任の教師、大迫力先生の登場の前に背景の平健太へふれる。

「ん?なに?」

平健太の第一声だ…。
彼はこんな声をしていたのか。

CVは菅沼久義さんだ。
菅沼さんの事はDQ10プレイヤーだったので知っていた。
DQ10ガチ勢で他プレイヤーからはガチ沼さんと呼ばれて親しまれている。
現在はエンジョイ勢なのでジョイ沼らしい。
まさかここでガチ沼さんと再会するとは思わなかったです。


また話が逸れた

大迫先生が教材を取りに行った所でまたタッチする。

キラーン。

「ん?なに?」

また喋った…

「あっ、えっと…」

「………」

呆然とする平に思わず声をかける平の友人A。
「おい、平、どうした?知り合いか?」

「ううん、違う」

「ごめんなさい、わたし…」

「べ、別に謝る事ないよ」

突然触れた事に対して許してくれるのは
心が海原のように広過ぎる(美味しんぼではない)

そんな2人を茶化す友人B。
「その時、平は恋をしてしまったのです」

「こ、恋ってなに言ってんだよ!」

思わず赤面する平健太。
まさか両思いなのか!?
もうゲームクリアじゃないのか?

そんな一幕があり主人公の締めの一言。
「平くんか…なんかほっとする感じの人だな」

プレイヤーの私は心拍数上昇中でほっとどころではない。
激しく鳴り始めた心のときめき。
恋の火ぶたが切られたのだ。
これからまた新しい高校生活がはじまる。


平健太を攻略するにはストレス以外全パラ130とイベントごとの背景に触れるのが必要だ。

とくに触れるのは1回でも忘れるとフラグが折れてしまう。
これが平健太攻略の難所である。

まずは彼に好かれるためにコマンドを選択しパラメーターを上げる。
努力の日々が始まる。

1年目の体育祭のフォークダンス。
平健太は主人公の落とした髪留めを拾ってくれた。優しさの化身?
ところが壊れてるらしい。
これが後に重要なアイテムとなる。
平健太とは踊れず体育祭は終了。


勉強したり運動したり女友達のカレンとミヨと遊んだりして
必死にパラ上げの毎日を送っていた。

1年目12月の期末テスト初日。
なんと平健太は筆記用具を忘れてしまったのだ。
この子大丈夫か?
プレイヤーは不安になりながらも主人公は筆記用具を貸してあげる事に。
なんて優しいんだ…。
テストに頑張る平健太に釣られて気合いが入る主人公であった。

期末テスト後、ペンを返してくれる平健太。
テストの結果は真ん中をキープ出来たと喜んでいた。
そんな事可能なのか?
上すぎても下すぎても居心地が悪いとの事。
そんな平健太の言動に面白いねと発言する主人公に
「俺が面白い?それなんか嬉しいな」とどこか喜んでいた。
また今度は主人公が忘れた時のために
平健太は筆記用具の予備を用意しておくとも言ってくれた。


地道なパラ上げは続き、
いろんな男の子達が出現して来た。
平健太攻略には他の男の子ともほどよく仲良くしなくてはならない。

下校途中、女友達のミヨからもうすぐバレンタインだと教えてもらった。
しかもカレンも一緒にチョコ作りを手伝ってくれるとの事。
良い友人を持ったなぁ。
平健太へ想いを馳せながらチョコをデコレーションしていく。

私はどのキャラに対してもGS3とGS4のチョコ作りでは
必ずとぐろ巻きうんちを描いてしまうのだ(最悪)

うんちに乗るな。
氷室一紀もびっくり。
でも律儀に喜んでくれる。

2月13日(土)バレンタイン前日、チョコを男の子達に配る主人公。
手作りチョコはもちろん平健太へ渡す予定だ。

下校時、平健太を発見。
「平、お前、今、下駄箱開けるとき、期待してただろう?」
「き、期待なんてしてないよ。毎年のことだろ。もう慣れてる。」
友人にからかわれていた。

「平くん」
主人公が話しかける
「君!まさか俺に・・・・・・」

やった!チョコを渡せるチャンス!

「・・・・・・・・・」

「・・・・・・・ん?平くん、どうしたの?」
アレ?主人公、今だ!渡せ!!

「え?ど、どうもしないよ。」

チョコ渡せない…?

「平、おまえ今、完全に期待してたよな。諦めの悪いヤツだな~。」
再び友人にからかわれる平健太。

何度もロードしてやり直すが、ダメ。渡せない。

嘘だ、チョコが渡せないなんて…。
そういえば彼は隠れキャラ。
その概念が頭からすっぽり抜けていたのだ。
悲しくてしばらく途方に暮れていた。

でもこんな感じのチョコだったから渡せない方が良かったかもしれない。


パラメーターがもう100超えになって来た。
身を引き締めていこう。

2年生になった。
なんと担任がまた大迫先生で今年も平健太と同じクラスになった。
これは運命だよな。思わず風真玲太になってしまう。

しかし二年目の体育祭のフォークダンスではまた踊れなかった。
平健太と踊ったモブが羨ましい。


パラ上げも大事だが同時にストレスも上がる。
休息は忘れずに行おう。

2年最大のイベント修学旅行。
ふれると平健太が話しかけて来る。
どうやら主人公と一緒に記念撮影がしたいらしい。
シャッターをカレンに頼む平健太。

「バンビとアンタ?うーん、写真くらいならいっか。それじゃ並んで?」
カレンの何でアンタが?みたいな言い方がひどくて好き。

カレンも主人公と写真が撮りたいと言い出し先に譲る平健太。
レディーファーストだ。
ミヨも加わりキューティー3で写真を撮る。
シャッターを切ってあげる平健太は優しい。

今度は俺の番。と思った瞬間、他の同級生達が割り込んできた。
平健太はすみっこに追いやられシャッターは切られた。
あれやこれをしてるうちにバスの出発を知らせる大迫先生。
タイムアップだ。

「わたしたちも行かないと、平くん」
「あ、うん。そうだね、行こう。」
理不尽だと思いつつもなんとか平常心を保つ平健太が不憫で愛おしい。


下校時、平健太から一緒に帰らないか誘われる。
もちろん一緒に帰る。平健太のお誘いなんてどんな用事もキャンセルだ。
はじめて平健太と一緒に下校する。
彼が言うには「君の周りには人が多いから声をかけるのが大変」との事。

「でも今日は大成功だ。これからも誘っていいかな?」
「うん、もちろん。」
おおなりいさお?

校門近くで平健太が驚く。
なんと桜井琉夏が植え込みに行き倒れてるのを発見。
エネルギー切れでヒーロー最大のピンチ。お腹を空かせていた。
購買部のパンならあると平健太はパンを差し出す。
アンパンマンかな?
桜井琉夏は元気になり、お礼を言うとすぐどこかへ帰った。
アンパンマンだ。

平健太と主人公は下校中、会話を弾ませていた。
「へぇ、君と一緒にいるとすごいな。」
「どうして?」
「だって行き倒れの桜井琉夏に遭遇するなんて予想もできなかった。」
「ふふっ、わたしだって。」
「俺、クラスメイト以外の友だちって少ないからなんかこういうの嬉しいよ。」
今まで平健太は普通の日常を好んでいたが
主人公に出会ってから起きる非日常に心躍らせていた。

「(平くんと琉夏くんが友だちになったら、どんな感じかな
・・・・・・意外と仲良しになるかも?)」

主人公の何気ない一言だがCVを務めた菅沼久義さんと杉田智和さんは新人時代からとても仲が良い。

菅沼さんが「ようこそ!はばたき市へ」に後輩の出演者を連れて行ったときに杉田さんへお土産に桜井琉夏のぬいぐるみを買ったぐらい仲がいいのだ。

動画はもう非公開になっているがソースは「【ゲスト:杉田智和】月刊 光おにいさんと一緒♪ with ふじふじ supported」で杉田さん本人が語られている。


ストレス以外の全パラが130に到達。
一度もデートしてことのない桜井琉夏がセーブアイコンに出現。
そこには2人でお昼ご飯を食べている存在しない記憶があった。

下校時、平健太から2度目のお誘いが来た。
「君も帰り?偶然、俺もなんだ。一緒に帰らないか?」
もちろん一緒に帰るに決まってんだろ!!

「でも・・・・・偶然ってなんか変だよ?」
「え?」
「だって、同じクラスなんだから。」
「そりゃそうだよね。必然ていうか故意っていうか・・・・・・」
「(ひょっとして、平くん、待っててくれたのかな_)」

平健太がソワソワしながら待つ姿を想像するといじらしい。

校門近くで今度は桜井琥一に声をかけられる。
思わずビビってしまう平健太だったが、
この間の桜井琉夏へのパンの礼を言いに来たのだ。
「はあ・・・・・・・。大したことじゃないよ。」
思わず顔が緩む平健太。

下校中、話題はもちろん桜井兄弟だ。
「だって俺が桜井琥一にお礼を言われる展開は想像してなかったよ。」
「琉夏くんは平くんに感謝してるみたいだね。家で琥一くんに話すくらいだから。」
「なんかすごいな・・・・・・」
「え?」
「俺が2人の話題になってるなんて・・・・・・」

桜井兄弟からちょっとした話題になってどこか嬉しそうな平健太だった。


下校時間、平健太を見かけた主人公は今度は自分から誘う。
「あ、平くん。一緒に帰らない?」
いきなりで動揺する平健太。
「ううん、用事なんてないよ!一緒に帰るに決まってるだろ。
でもこのパターンは想定してなかったな。」
思いがけない主人公からのお誘いに喜ぶ様子が微笑ましい。

「校門を出る前だいたいこのあたりが危ないんだ・・・・・・」
険しい表情を見せる平健太。

「このタイミングで誰か現れたりするはず・・・・・・」
「誰かと約束してるの?」
「約束っていうかお約束というか・・・・・・あれ?大丈夫みたいだな。」
「ふふ、変な平くん。」
乱数調節に苦しむプレイヤーみたいだった。

下校中、修学旅行の写真を渡してくれた平健太。
ツーショットが撮りたかったが結局集合写真になってしまった写真だ。
それでも主人公と写ってることに変わりないから
俺は気に入ってると頬を赤らめていた。


興奮した様子のカレンとミヨがいた。
どうやら今年のローズクイーンは主人公が本命らしい。
(ローズクィーンとははば学の非公式ミスコンである)

他の同級生からも話題になり平健太からも応援されたのであった。
「あの2人だけじゃなくてみんな思ってるよ。俺も君ならなれると思ってる。」
彼の言葉が心にしみる。
だがあまりに騒ぎになりすぎて大迫先生から怒られる羽目に。トホホ。


桜井琉夏からデートの誘いが来る。
しかも「俺の部屋に来なよ」、と。
心苦しいがお断りする。これも平健太のためだ。

3年目、今年もなんと平健太と同じクラスになる。
担任はもちろん大迫先生だ。
もう偶然では片づけられない。またもや風真玲太になってしまった。

今年の平健太は新たな決意を表明する。
「うん、ここまでは全部一緒だけど・・・・・・でも俺、
今年は去年と同じじゃなくて頑張ってみようと思うんだ。」
「平くん、何を頑張るの?」
「何って・・・・・・せっかく3年間同じクラスになれたんだ。
それに君はいつも俺に声をかけてくれるだろ。」
「え?」
「最後の1年だからさ、とにかく俺は頑張ってみようかなって。」
平健太のこれからの頑張りに期待を隠せない。


目標パラメーターは上げ切ってしまった。
そこには超人へと化した主人公がいた。

3年目最後の体育祭。
結局、平健太とフォークダンスは踊れなかった。
こればかりは頑張りようがなかったと本人は悔やんでいた。
フォークダンスは一回も踊れなかったがまだチャンスはあるはずだ。
がんばれタイラーときめき道中〜俺がフォークダンスを嫌いになった理由〜。


もう10月も終わり。文化祭の季節が近づいて来ていた。
主人公が物思いにふけているときに大迫先生から衝撃的な事が告げられた。

文化祭の学園演劇のヒロイン役は主人公に決まったそうだ。
相手はC組の鈴木という。
誰だ?名字しかないとは平健太や友人A・Bよりもモブがいたなんて。

自信がない主人公に対して平健太は励ましてくれた。
「君ならできるよ!絶対大丈夫、俺、協力するから。」

大迫先生も後押ししてくれる。
「どうだ?あとはおまえの気持ち次第だ。」

「・・・・・・わたし頑張ってみます。よろしくお願いします。」
「よし、クラスみんなでヒロインをもり立てよう!」
気合が入る平健太に大迫先生も「これが青春だぁ!」と燃えていた。

文化祭まで刻一刻と迫っていた。だがここで事件が起きる。

例のC組の鈴木が怪我で出られなくなった。

大迫先生はクラスの誰か代役の立候補者を探していた。
そこであの男が名乗り出る。

平健太である。

「あ、あの、やります。俺が代役やります!」
平健太のガッツに喜ぶ大迫先生と驚く主人公。

「君のヒロイン役が見られなくなるなんて、俺は絶対いやだからさ」
「平くん・・・」
「今年は頑張るって、言っただろ。」

フラグを回収する平健太、カッコいいぞ。最高に輝いている。


2人の稽古がはじまる。
平健太の演技に感心する大迫先生と主人公。
それでも彼は謙虚だった。
「君まで俺がすごいわけないだろ。」

なかなか台詞を覚えきれない主人公を励ます平健太の姿は眩しかった。
そんな自分よりも台詞を完璧に飲み込んでる平健太に主人公が尊敬してるとその理由を彼は語りだした。

もしも自分が相手役の主役だったらと妄想してずっと家で練習していたという。

今まで自分は普通がいいと思っていながらも
彼は自分が何者かなれると憧れていたのだ。
主人公に触れられてしまったせいで自我が芽生えたモブキャラが平健太だ。

「あっ、言っておくけど主役の怪我と俺は関係ないからね。」
「ふふ、そんなこと考えてないよ。」
小粋なユーモアも忘れない男、平健太。

「あ、そうだ。ちょっとこっちーー」
「どうしたの?」

平健太に連れられてきたのは教会だった。

「演劇の練習には最高のシチュエーションだと思ってさ。」
「知ってる?教会の伝説。」
「うん。王子様を待つお姫様、それに鐘の音、本当にピッタリだね。」

その後もまた頭から練習を続ける2人。これが青春だぁ!!


とうとうこの日が来てしまった。
文化祭の学園演劇当日。
大迫クラスは張り切っていた。
緊張する主人公に対して再びとぼけたジョークを飛ばして
主人公の不安を和らげようとする平健太。

「(ありがとう、平くん。いつも気を遣ってくれて)」
平健太の気配りパラ130?

ついに幕が上がる。本番だ。
「美しい姫よ。あなたはどこの国からいらしたのですか?」
「それは・・・・・・それはとても遠い小さな国からです。」

演目はまさかの「シンデレラ
ときメモGS初代の葉月珪と同じである(ちなみに風真玲太もだ)

スチルは衣装と構図まで葉月珪とまったく同じで初見、笑ってしまった。
歴代ときメモGSシリーズのファンはどう思ったのだろうか。
平健太の演じるモブ顔の王子様がまた私の性癖を貫く。

「(頭の中、真っ白気が遠くなりそう・・・・・・)」
私もだよ・・・・・・。

「・・・・・・・このまま、あなたといつまでも踊り続けていたい。」
「わたしはもう、行かなければなりません」
「なぜです。私は貴方と踊りたいだけ。貴方に触れたい、触れてもらいたいだけ。」

1年からずっと一緒に踊れなかった、
フォークダンスのリベンジが最高の舞台上で出来た。
今の平健太は主人公にふれられなくても自発的に行動できている。
今年の平健太は一味違う。

幕は閉じ学園演劇は終わった。
教室でほっと息をつく2人。
ちゃんと出来てたか不安そうな主人公の問いに対して平健太はこう答えた。
「うん、完璧だったよ。最高のお姫様だったと思う。」
最高だったと褒められて喜ぶ主人公。

大迫先生も2人とクラスのみんなの頑張りを認めて和やかなムードになっていた。


そしてついにこの時が来てしまう。
文化祭と言えば学園演劇だけではない。
今年のローズクイーンの発表だ。
壁に張り出されたポスターにはなんと主人公が選ばれていた。

自分の事のように喜ぶカレンとミヨ。
まだ信じられないがローズクイーンの証、女王のガウンを手に取る主人公。

他の男の子達からも祝福を受ける主人公。

この事を。ローズクイーンに選ばれたことを。平健太にも褒められたい。

校内を探していると学園演劇を観劇していた女性客達がいた。

「あれ、あの子、学園演劇のヒロインだよね。やっぱりかわいいー。」

「え?」
突然の事で戸惑う主人公。
さらにもう1人が会話を続ける。

「うん、今年のローズクイーンもあの子なんでしょ」

「そうそう、やっぱり輝きが違うよ。
でも、王子様役はなんであの人だったのかな?」

「うん、王子様って感じじゃなかったなー。
やっぱり琉夏くんとかじゃないと、ヒロインには釣り合わないね。」

「・・・・・・・・・」
偶然この会話を耳にしてしまう平健太。
何気ない観客の一言に彼は愕然としていた。

「平くん!待って!」
主人公に声をかけられてもこの場から逃げだしてしまった。

「平くん!」
やっと追いつくが彼の表情はさっきまでのやり遂げた顔とは違い
つらく悲しい表情をしていた。
「俺・・・・・・、なんか出しゃばりすぎたみたいだ。」

主人公はそんなことないと強く否定するが、
自分のせいで演劇を台無しにしてしまったと謝るだけだった。

またその場から逃げるように立ち去る平健太。

このシナリオライター、人の心ないんか?
王子様役が代役だったという事情なんて
観客は汲み取ることもできないし、
代役を務めた平健太に対してこの仕打ちはひど過ぎる。
例のC組の鈴木だったら文句出ないんだろうか?桜井琉夏並なのか?
とにかくつらすぎる。誰か彼を助けてあげてくれ。
胸が締め付けられて苦しい。


文化祭後、平健太が話ししてくれなくなった。
今年は残り僅か。来年は受験、就職試験。
不安を感じる生徒たちに活を入れる大迫先生。
「何もしないで後悔するくらいならやってみて失敗する方が諦めがつく」

主人公も元気づけられていた。
「そうだよね悩んでたって、ダメだよね」

下校時、勇気を振り絞って平健太にふれて声をかける。

だが彼の表情は曇っていた。
「君か。もう・・・・・・・・・やめて欲しいんだ。」


平健太に謝る主人公。だが彼にその言葉は届かない。

代役になって演劇に出たのは俺が決めたこと。
君が気にする事じゃない。
君と一緒にいること自体が
俺には不釣り合いなんだ、と悲しそうに微笑む彼。

「そんな・・・・・・」
絶望に打ち拉がれる主人公。

平健太の発言は続く。

君は優しくて俺にも声をかけてくれるから
勘違いしてて俺の方こそごめん、とまた謝る。

なんで平健太が謝るのか?そもそも主人公が謝るのもおかしくない?

「君は学園のヒロイン、
俺なんかが近くに居たらおかしいってわかったからーー」

「だから、もう、やめて欲しいんだ。」

仲が良かった男の子からこんなこと言われたら
残りの学園生活3か月食事が喉を通らないだろう。
私もしばらくPSVitaの前で放心状態だった。
これで本当に告白に来てくれるのだろうか?


なんだかんだで卒業式。
いろんなことがありすぎた3年間だった。
パラメーターはストレス以外200以上。

サクラソウが咲く思い出の教会へ。

サクラソウは妖精の鍵…。
1度だけ願いをかなえてくれる妖精の鍵。
心に思い描く人の元に連れて行ってくれる。

「お願い開いて・・・・・・」

教会の扉は開き建物の中に進んでいく主人公。
中のステンドグラスに見惚れていた。

教会の伝説はこのことだったんだ。

2人もサクラソウに導かれてここに来たのかもしれない。

徐に扉が開く…。

「!?」

「・・・さん、本当に君なのか?」

「平くん!!どうしてここに?」

サクラソウの導きによって2人は思い出の教会で再会した。
まるでシンデレラの結末のように。


平健太の告白はとても感動した。
正直言って私の書くチープな文章では
良い表せないほどの魅力が彼にはある。
(何度も打っては消しの連続で諦めた)

学園演劇「シンデレラ」の王子様の代役ではなく
平健太は本物の王子様だった。
それはみんなのではなく主人公だけの王子様。

どんな告白なのか自分自身の目で確かめてみてくれ!(昔の攻略本?)

進路は一流大学にしたので
二流大学の平くんとは離れ離れになってしまった。
エピローグの「主人公と会えない時間があるのがイヤだから
単位関係なく講義に出てる」のが真面目で可愛いね。

もちろん進路を同じ二流大学をえらんだエピローグも好きだ。

でも本家ときメモ2みたいに平健太の進路変えられたら面白いだろうなぁ。
平凡こそ一流に行け!(ドラゴン桜)

あと平健太ファンにはつらいかもしれないが告白断るのとついでに学園演劇サボるのも見てほしい。
彼への解像度が高まるので…。

攻略した感想は「ぶっちゃけ簡単じゃね?」と最初は思った。

平健太より藤崎詩織や葉月珪、氷室一紀のとき修と御影先生の葛藤とぐるぐるタッチ告白の方が難しいんじゃないか?
私はそう感じていたが実はまだ平健太の恐ろしさを知らなかっただけだった。


調子に乗ってそのまま3週目突入。
2度目の平健太攻略を目指す。

ところが3年目になると流石に飽きてくる。
そこにやって来る悪魔の誘惑。

他の男の子からのお誘いである。

パラメーターが上がる事によって今まで無関心だった男の子達が露骨に態度が変わるのだった。
そんないきなり来るデートのお誘いに
暇だったので承諾してしまったのだ。

久しぶりのデート、遊ぶのに夢中になった。
夕暮れ、デートの終わりに男の子に
いきなり下の名前で呼ばれてビビる。初回デートだぞ。

そして再び卒業式。
サクラソウが咲く思い出の教会へ。

サクラソウは妖精の鍵…。
1度だけ願いをかなえてくれる妖精の鍵。
心に思い描く人の元に連れて行ってくれる。

教会のステンドグラスを眺めてると
徐に扉が開く…。

「◯◯(本名)…。」

え?

嘘でしょ…。

平健太ではなくさっきまでデートしてた男の子が来てしまった…。

あまりにショックでPS Vitaの電源を落としてしまった。
黒い画面には私の唖然とした顔が写っていて、
現実を受け止められず今にも泣きそうになっていた。

実は平健太は告白優先順位が低いため
少しでも他の男の子とフラグを立てたら平健太は諦めてしまう。
簡単に諦めるなよ。

何度ロードしてもやり直してもデートした男の子が来てしまう。
心が折れて2週目のデータで告白を見て自分を慰めていた。

これが平健太の恐ろしさである。

少しでも他の男の子に靡くと平健太は2度と教会へ来ない。
もう他の男の子に浮気しないと心に深く誓った。


涙を流すこともあったが
ここからわたしの平健太に対してのボルテージが上げていく。

彼はどんな服装が好みなのか。
彼はどこのデート場所が好きなのか。
好きな映画は?好きな遊園地のスポットは?
彼に言葉を投げたらいろんな表情を見せくれるだろうか?
めくるめく妄想が止まらない。

まずプリロールで平健太のケーキを購入して遅めの誕生日のお祝いした。
初めて注文したがちゃんと美味しかったです。
ケーキもさる事ながら特典のバッジが可愛い。

アクスタとメガアクスタとケーキ(画像は2年目のお祝い)

ちょうどWeb上でときメモGS同人オンリーを開催されると聞いて
数ヶ月で原稿を仕上げて平バンの同人誌を発行。
まだとらのあなで売ってるのでよかったら買ってね(宣伝)


ぬいやアクスタなどのグッズは実用と鑑賞用と保存用を公式通販で購入。
もう手に入らない昔のグッズも必死でかき集める。
ときメモは本家もGSもグッズが豊富過ぎていくら散財したか覚えてない。

平健太の祭壇(さりげなく菅沼久義さんもいる)

Switch版の不具合も平健太関係全部はコナミにお問い合わせから即報告した。
告白スチルがアルバムに登録されないのと進路を同じ二流大学を選んだ時のエピローグが表示されない不具合だ。
真摯に対応して頂き、初回アップデートで直ったのが嬉しかった。

先輩方と並ぶ平健太

大阪のようこそ!はばたき市へに行った。
その時に描いたレポ漫画がこれです。


レポ漫画では描かなかったが待機列でまだ何も無いのに「キャァーーー!設楽ァーー!!」「キャーーーー!せつらくぅぅぅ!!」などデカい奇声を上げてるオタクが何人かいて本気で怖かった。
はばたき市の動物園か?

でも受付で平健太のブロマイドなどを貰ってウキウキですぐ忘れた。

公式平バンってコト・・・!?

下駄箱のエリアはテーマパークに来たみたいでおかしくなりそうだった。
平健太の上履きはしっかり拝んだ。

大接近エリアでは設楽聖司が出て来たら絶叫するオタクに耐えながら、
平健太が来るまでずっと粘った。

めっちゃ笑顔で歩いて来た。

彼が出て来た時、スマホを構えながら
ボタンを連打する私には高橋名人が乗り移っていた。
平健太が出て来た途端、後ろのオタクが小馬鹿にしたように「平ぁ…?ヒソヒソ…」と言っていたが無視。
ここが日本でよかったな。海外だったら射殺されてるぞ。

もちろん平健太と写真撮影もした。
この日のためにフェイスパックやエステ行ったり頑張った甲斐があった。

原作再現。
急いで描いたので似てない。


物販コーナーで買った平健太のハンガーは
ベッド近くに飾っておはようからおやすみまで
平健太に見つめられて幸せな日々を送ってる。

ニンテンドーストアで買った服を着せてみた。


アニメイトカフェ グラッテにも行った。
平健太を摂取する喜び。

平バンはいいぞ(死語)

この写真を撮ろうとした時、突然知らないオタクに
「タイラーのグッズ持ってますよ!よかったら貰ってください!
郵送で送るから住所教えてください!」と絡まれて大変困った。
何度も遠回しに断っても敵わずこっちが折れて
Xのアカウントを教えてしまった。
宗教の勧誘なのか完全な善意なのか分からないが
迷惑で邪魔だったし本当にやめて欲しい。
家に帰ったらブロックした。
皆さんもどうかお気をつけてください。

またもや話が逸れた。

平健太にハマってからCVを務めてる菅沼久義さんのオタクにもなった。
出演作を楽しんだり配信番組を拝聴したり
ファンレター送ったりとても充実している。
ついに今年の3月には菅沼さんが出演する
朗読劇「カナタpresents〜トライアングル〜」を観劇しに行った。
初めての朗読劇(本当はリーディングアクトというものらしい)だったが
とても話が面白かったし菅沼さんの生のお芝居を堪能出来て本当に楽しかった。

平健太のおかげで生活が豊かになっていく。

普通の男の子だけど気配りが出来ていて
やれば出来る子で些細なことで傷つくこともある。
そんな彼が大好きだ。
でも出逢ってからまだ3年。
DS版からの古参からすると私はまだ蒙古斑がある幼児だが
大好きな気持ちは負けたくない。

2024年8月8日はSwitch移植してから初めての平健太の誕生日。
普段は絵や漫画を描いてる人間だが
今日は彼への想いを伝えたくて不器用ながらも必死に文章を打った。
タイラー誕生日おめでとう。
これからもずっと愛してます。

ときメモGSシリーズよ、平健太よ、永遠に。

2024年8月12日23時59分まで20%OFFなので是非プレイして欲しい。
平健太以外にも魅力的なキャラが多い。

他のときメモGSシリーズもセール中なのでよろしくお願いします。

ときメモGS4はなんと50%OFFだ。最新作も面白いぞ!


本家ときメモも早く動いてくれ…。

LINEスタンプ可愛い~。

藤崎詩織抱きしめTシャツ!?

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