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本当にあった怖くて情けない話

どうも姫路のhideです。お金に縛られない飲食店をしたり、悲しいを削減するオンラインサロン&シェルターを運営して頑張って生きています。

今日は実体験(いつも実体験だけども)をそのままnote化します。

くだらなくも愛おしい日常をお楽しみください
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無用心なめんどくさがりや

最近僕は家がシャワーと洗濯だけの場所になっている。

ん?と思う人がいるかもしれない。

そう、寝る場所ですらなくなりかけているのだ。

ここんとこ寒い。
酔った身体、疲れた身体での寒い夜、自転車で25分という運動はなかなかに心が折れる、、。
昔はこんな事考えもしなかった。
酔ってようが疲れてようが帰るという選択肢しかなかった。

これが歳を重ねるという事なのだろう。

衰えていく身体を嘲笑して先日も店で眠るという選択をした。

同じ寒い!でも陽がでてる寒さと夜の寒さは別物だ。

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寝て起きて太陽の下、着替えとシャワーに帰りトンボ帰りで店に来る。太陽の偉大さをこんな形で体感できるのだ。

さて、知ってる人はイメージがわきやすいのだけれど僕はビルに二つの部屋を借りて営業している。

いわゆる別室でソファーを倒し眠りにつくのだが、へんぴな場所のビルの5階、夜中に誰か来ることとなんてないだろう、と僕は鍵をかけないで寝てしまう。

寝てる部屋の内鍵はかけるけれど、隣の部屋にはかけない。用事で開けるときにイチイチ鍵をだしてガチャガチャやるのが面倒なのだ。

僕のめんどくさがりは全国レベルだと自負している、なんで数時間隣で寝るだけのためにガチャガチャと鍵をかけガチャガチャと鍵をあけなきゃならんのだ、、

僕は鍵が嫌いだ
鍵をかける理由が嫌いだ
鍵をかける理由となる弱い人間が嫌いだ

人は皆弱いのだから、魔がささないように防犯してあげるのが優しさだよ、、

なんて正論はカァーっと勢いをつけてペッ!!と唾を吐きたいぐらい嫌いだ

強くなれよ、、

こういうところが冷徹に優しくないのが僕で、この感じの弱者に情けは全くない。
いなくなってしまえばいいと思ってる。

優しさが滲み出てるという表現があるが僕の場合は徹底した冷たさが表面的な甘い優しさの中から滲み出ている。

それでも自分の身体はやはり守りたいので自分の部屋の鍵はかける。
それに内鍵はそれほど面倒ではない。

面倒でなければかけているのだと思う。

結局僕も弱者的なズボラな思考をしているな、、

この日マズったのは鍵をかけていない部屋に自分の荷物(鍵など)を置いてしまったことだ。

この安易な判断があとあととんでもない事になる、、
(いや、鍵かけろよ)
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ルーティーンの罠

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数時間眠れば朝が来る。

夜が来て朝が来るのは抗い事のできないこの世のルーティーンだ。

いつか人は理(ことわり)さえも変えてしまえる日が来るのだろうか、、

そして人には脆弱なルーティーンが存在する。午前中にお酒の配送と回収があるのも僕の中での脆弱なルーティーン。

このあたりの文化として酒屋に鍵を渡して中に荷物を入れてもらい空き瓶も回収するという文化がある。

このあたりは田舎っぽいのかもしれない。
関係性があるわけでもない酒屋に店の鍵を渡すなんて、、それこそ無用心極まりないようにも思う。

まぁそれも信用商売といったところなのだろう。とはいえ当然何かあれば真っ先に疑われるのも酒屋なので下手な事もなかなかできない。

鍵をかけずに寝るのも
鍵を見ず知らずの人に渡すのも
たいして用心に差はない気もするのだが、、

その日もやはり朝の9時頃、目を覚ましてる僕の耳に隣の部屋の音が聞こえる。

何度も鍵をあけっぱなしで寝てたりするので慣れてもいそうなものだけれど、やたらと鍵をガチャガチャする音が聞こえた。

僕は別段気にするでもなく寝っ転がったままスマホを触り続ける。

さて、と

そろそろ帰って準備をして戻ってこないと、、僕は身体をよっこらせ!と動かした

そこで、あぁ今日は荷物は向こうだな、、と部屋を移動しようとする。

そこで事件発生だ
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扉には鍵がかかっている

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ガチャガチャ!!

!?

ガチャガチャ!!

!?

え!?

え!?

なんて!?

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8.6秒バズーカーばりに扉に話かけてしまいそうになる。

ガチャガチャ!!

「お、、おう、、なんだよ、、乱暴だなぁ、、入れよ」

なんて事になるわけもなく、その扉は固く閉ざされた。

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なるほどな、酒屋さんが閉めてしまったわけだ、そして中に鍵がある。

しまったしまった島倉千代子、、
そんな事を考える余裕ぐらいはあるらしい。

すぐさま酒屋に電話をするも繋がらない。
何度かかけても繋がらない。

そこで僕は恐ろしい事実に気がついてしまうのだ、、
今日は日曜日
配送、、休みじゃないのか?

頭の中に推理系サウンドノベルゲームの曲が流れ出す

酒屋ではないとしたら誰だ?

いったい誰が朝の9時にこの部屋に入り、鍵を閉めるんだ?

僕は頭の中でそれができる人物を探した

僕のオーナーと不動産会社
そしてその2箇所ともに連絡するも外れだった。
なんなら僕のオーナーはそもそも本部屋の鍵を持っていない。

僕は不動産会社に事情を説明する。

僕としては目下の目的は部屋に入る事だ。
それは不動産会社の持ってる鍵を使えば可能である。

だが、不動産会社が鍵を開けて勝手に部屋に入るという事は余程の事情がないとできない。

僕は心の中で
(いやいや余程の事情なんだってば!)
と叫んでいたが穏やかにどうしましょうかね、、?と選択を委ねてみる。

すると思いもよらない言葉がその不動産会社の方から飛び出す。

「中に誰かいて内鍵をかけてるってことは考えられませんかね、、?」

え!?

え!?

なんて!?

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僕は再び8.6秒バズーカーを脳内にブチこんだ。

そうだ、、その可能性は、、ゼロ、、じゃあない。

だとしたら、あれから1時間も物音たてずに部屋にいる理由はなんだ?

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万が一の可能性

僕の頭の中の音楽は緊張感を高めるものに切り替わった

(上と音楽違うよん♪緊迫感のない注釈)

急に怖くなって別室に戻り部屋に鍵をかける。

もし万が一誰かが潜んでいるのだとしたら、鉢合わせになった場合には死を覚悟せねばならない。

死ぬ覚悟も殺す覚悟もだ。

僕はこーゆー事は、割とマジに考える。
可能性がゼロに近いところから数%あがる。
それだけで最善の心づもりはせねばならない。

「警察、、ですかね」

僕は考えられる解決策は一つしかない。と
警察立ち会いの元不動産会社の人にも来てもらい鍵を開けてもらう選択を提案した。

その段取りは手筈よく進み、役者が揃い部屋を開ける時がきた。

僕も不動産会社の人も後ろにさがる

警察官2人を先頭に扉が開かれる

もし不審者がいた場合

そして警察官の手に負えなかった場合

僕の選択肢は非常階段で逃げる

後ろの消化器をぶっぱなす

後ろの消化器でぶん殴る

だ。

そこまで考える?と思われるかもしれないが、まがりなりにも緊急事態なのだ。すでに警察沙汰なのだ。
取り越し苦労などどれだけしてもかまわない。

結果はこのnoteが書かれていることからわかるように陳腐で平凡な結末だった。

まさか人を傷つけてしまったり、事件に発展してまで8.6秒バズーカーというネタを二度も三度もほりこめるほど神経は図太くない。

日曜だけれども何故か酒屋の配送があった。

というわけです。
(伝票と商品があった)

チャンチャン

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いやはや思い込みとは恐ろしい。
日曜日は配送がない!という決まりから完全に酒屋の可能性を無きものにしてしまった。
(電話が繋がらなかったこともあるけれど)

そしてこの日はこのトラブルのせいもあって前半は非常にイラついてた。
その話をルーティーン消化できてない2本目のnoteに書こう
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著者の主な活動

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