片目を瞑り、君を見つめる。
重なり合う光と闇。太陽と月。君と僕。
重なる左右は像を結び、卵になった。
君はどこへ行ったのか、僕は首を傾けた、
視界を卵が転がり落ちて、割れた。
君がこちらを見つめていた、僕はその目を呑んだ、
すると目が見えなくなった。
色彩は僕の中にあった。

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