彼氏がネットワークビジネスをやめた理由(彼氏執筆)

これは、彼氏がネットワークビジネスにハマってしまって困っている、どうにかやめて欲しい！という人向けの文章です。

わたくし夢楽ゆらりが書いたブログ

彼氏が「ネットワークビジネスをやりたい！」と言うので別れかけた話

では、どうぞ。

私が彼氏です。

沼に沈みかけた立場から言えば、「ネットワークビジネスは悪いことだからやめて」ではまず解決しません。

本人としては、自分が正しいと思っています。それに対して、「間違ってる」という論調で説得しようとしても意味はありません。「わかった、じゃあやめる」とはまずならないでしょう。

「間違っている」と言われて感じるのは「理解されない、わかってくれない」という孤独感です。

ではどうすればやめてもらえるか、ですが、彼氏が自ら「やめたい」と思うのを待つしか無いです。

私の場合「やめたい」と思ったのは、ネットワークビジネスの世界により深く関わろうとしているうちに、「この世界は偽物だ」と感じたからです。

ネットワークビジネスの世界で成功している人は、だいたい、とにかくプレゼンや話し方がうまいひとで、必ずしも中身が伴っているわけではありません。

その例が、「優越感」という単語でした。みんなに広めることで、自分も幸せになるし、他の人も幸せになると、きれいな言葉で取り繕っていても、上に立った人間の口から出てきたのが「優越感」という言葉です。

殆どの場合、上記のように偽物が本物（成功者）のように振る舞っているに過ぎません。
それに、気づいてもらえるかどうかが鍵です。

気づいてもらうには、実際にやらせるしかありません。

その彼氏と、今後もやっていくつもりがあるなら、ある程度(数十万)の損失は覚悟して、やらせるのが、最終的に幸せな結末に近づくと思います。もちろん、自分の資産には手を出させないというのが大事ですが。

参考までに、ゆらりさんに 「実際にやってみたら」と言われやってみて気づいたのが下記の点です。

・ほとんどが上辺だけを取り繕った「偽物」である
※中には本当にすごい人もいます。そういう人は多分どこでもうまくいきます。

・人脈なんて広がらない
　→色んな人に会えますが、基本的にネットワークビジネスに嫌悪感を抱いている人は遠ざかります。関わる人は増えても、同類ばかりです。
※これも中にはすごい人もいますが、そういう人はどこでも人脈を築けます

・結局はピラミッド型の搾取の構造である。
　とはいえ、ピラミッド型が悪というわけではありません。
　正確に言えば搾取も違います。底辺の人たちは「成功」という夢にお金を払っています。
　上の人（いわゆる成功者）は夢を売っています。より多くの夢を売るために、多くの人が成功と感じる「収入」「不労所得」「優雅な生活」を共通の「幸せ」として取り扱っています。

大まかに言えば、上記が私が「やめたい」と思うに至った理由です。
私は今でもネットワークビジネスは悪だとは思っていません。
ただ、「偽物」に興味がなくなっただけです。

結論を言えば、彼氏にネットワークビジネスをやめさせたいならば、「悪いことだからやめて」というアプローチではなく、

「やってみればいいと思うけど、本当にそれがあなたのやりたいことなの？」
と問い続けてください。