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彼と最後に会った日


私のお家でたこ焼きパーティーをした!

彼は、私にお母さんと弟とご飯を食べたと言った。
実際には、彼は家を出ていて 家族とは会っていなかった。

いつも通り、義理の兄とみんなでお酒を飲みながら
他愛のない話をして週末を締めくくった。

次の日仕事だと言って、コーヒーや食べながら帰れるようにおにぎりを握って渡した。
彼は、ゆかりが好きだったのでゆかりごはんにしたりしゃけを混ぜたりしていた。
心から無事に家に着きますように!と願って送り出していた。

実際彼は、無職で仕事になんか行ってなかった。
何をしていたのか、どんな気持ちだったのか今でもわからない。
手紙には、明るく送り出してもらう時
罪悪感と後ろめたさでいっぱいだったと書いていた。

嘘をつき続けるというのも苦しかっただろう。
私の目の前で警察が来て、逮捕されなくてよかった。
とんでもないトラウマになるところだった。

もう思い出したくもない思い出だ。
4年間は楽しかった。もう次にいこうと思う。

思い出すこともないだろうな、
目の前にもでてこないでほしい。友達経由で、数日前も連絡がきた。もう連絡もしてこないで、忘れてね

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