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西野亮廣講演会のツボ(その2)

⑤ 入場から客席までの動線は安全面、混雑には改めて留意してください。
これも、お客さんの満足度を上げる(下げない)ための取組と理解してください。

⑥ リハーサルでの留意点:可能なら、講演会当日より前に会場音響スタッフと事前に打ち合わせてください。
(音響関係)
・西野さんのマイク音量は、絶対に固定です。リハーサルで数人のスタッフを会場内のセンター、四隅に配置し実際にしゃべって各スタッフの聞こえ方を確認して音量を決めてください。この際、絶対にハウリングしないボリュームメモリを確認してその数値を音響スタッフと共有してください。ハウリングが起きると「絶対にいじるな!」と念を押していてもついついボリュームをさげてしまいがちです。その点も想定しボリュームを決めてください。迷ったら「やや大きめ」がいいです。
・音出しの音量とタイミング
これもマスト中のマストです。事前に準備する音源は最低3曲、可能なら4曲がいいです。
A)客入れ音源(参考までに、西野さんが仕掛けるイベントではザッハトルテの「君の左手、僕の右手」です)
開場時からBGMとしてリピートして流しましょう。開演10分前と5分前に徐々に音量を上げるというテクニックを西野さんご自身が何度かサロン内で投稿されていました。→開演前に音量を上げることで、会場内のお客さんのおしゃべり音量があがり、お客さんの口角が緩み、大きな声で笑えるようにするための伏線テクニックとの事です。

B)出囃子(登場感のある音源を選びましょう)
これは、ボリュームと音出しのタイミングが重要です。リハーサルで、実際にMCが紹介文をしゃべってそのタイミングをしっかり調整しましょう。
例えば、MC「みなさん!お待たせいたしました。西野亮廣さんの登場です!大きな拍手でお迎えください!」の「西野亮廣さんの登場(ここからかぶり気味に)です!」くらいを何度か合わせてください。ただ、革命のファンファーレ(https://youtu.be/lSFSHiYLWaA)を採用される場合は、
まず、音を出す。そして、54秒くらいまで溜めてからMCを入れましょう。

C)エンディング(お別れ感より、新たなる出発!に相応しい選曲がベター)
こちらも、音量とタイミングです。僕がこれまで参加したりお手伝いをさせていただいた講演会はだいたい5~15分押します。なので、終演予定の5分前からは西野さんのお話から絶対に耳をそらさないでください。オチがあったり、綺麗にまとめたり、その日の気分によって着地点はまちまちですが、95%くらいは『どうもありがとうございました!西野亮廣でした!』で締められます。この『西野亮廣で(ここでかぶり気味に)した!』のタイミングをしっかりと音響スタッフさんとイメージ合わせをしておきましょう。

D)客だし(お客さんへのお礼を込めた選曲がいいかな?)個人的にはセカオワのサザンカが好きです^-^
Cのエンディングは西野さんが舞台袖にはけたらフィードアウトすればいいと思いますが、(選曲が3曲の場合は、CとDは同じになります)途切れることなく音入れしてください。終演後にはお客さんの余韻を大切にすることが重要と西野さんも言っておられました。その為には、無音状態はさけるべきだとおっしゃってます。ただ、最近の傾向として、終演後、再度西野さんに出てきていただき、ステージ上から客席に向けての会場の集合写真を撮られる場合が多いですね。(実はこの集合写真にもタブーがいくつかあります。これは後程)その場合は、Cのエンディング音源をボリュウームを落として流し続けてください。

それでは、ステージ上からの集合写真のタブーを少々。
・時間をかけない。
→よくあるのが、あちこちに散らばったスタッフがステージ上(またはステージ前)に集まるまで時間をかけてしまう事。この時間はお客さんからすればストレスの元です。
・写真は一発撮りで
→『もう1枚行きま~す!』はNGワードと心得る。
→それと、カメラマンの位置が定まらずカメラマンのペースで時間を取られたり、数回シャッターを押したり、、、これはかなり重要なタブー項目です。
このタブーを回避するには、これもリハーサル時にカメラマンの位置決めと、集合に間に合わないスタッフを見捨てると事前に名言してください。

(つづく)


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