見出し画像

西野亮廣講演会のツボ(その1)

【西野亮廣講演会の進め方】
僕はこれまで、主催者として、また、主要スタッフとして釧路、大阪、神戸、川西で7回お手伝いをしてきました。紹介したエピソード以外にまだまだたくさんの学びがありましたので『西野亮廣講演会の進め方』として、以下にまとめさせていただきます。


① 会場選び:1000人規模は基本NG→3~400人ほどの会場がベスト
(理由)
・動員誘致に神経や体力を消耗して、一番大切な講演会当日のお客さんを迎え入れる体制や根回し、段取りに不備が出て、お客さんの満足度が最大化にならない。
→これは、主催者、スタッフの責任だがお客さんはそうは思ってくれない。
 →結果、西野さんの信用を落としてしまう。
・会場に空席が目立つと、実は来場いただいたお客さんが気を使ってしまう。
→会場の空気感やテンションがなかなかあがらず、結果、満足度も低下する。

では、なぜ?僕たちが川西で1000人の講演会を実現出来たのかを上げてみたいと思います。
その①運営スタッフ+当日ボランティアスタッフ合わせて100人の協力者がいました。
その②スタッフさんが手売りを頑張ってくれて30%は手売りで売れました。
その③あの光る満願寺展の開催期間でもありましたし、西野さんの地元という地の利と時の利がありました。
その④学生席(500円)を200席ほど準備しました。
その⑤能勢電鉄さんをはじめ、地元のたくさんの方にご支援いただきました。
その⑥西野さんからのダメ出しを食らって、逆にたくさんの友達が親身になって助けてくれました。
と、地の利、時の利、人の利と三拍子揃ったからと思ってます。
ただ、1000枚のチケットが売れたのが講演会の数日前でしたので本当に神経をすり減らし、メンタルがかなりやばくなってたのはハッキリと覚えています。
なので、、、やっぱり、、、1000人はオススメ出来ないですね^-^;

② キャンセル待ち:ドタキャン率は10%はあると思ってください。
予定席数が完売したら、その時点からキャンセル待ちは受け付けておくのがベターです。
また、購入いただいたお客さんにも来場フォローのメールなどを10日前、一週間前、三日前、前日、当日朝をしつこいと思われるくらいした方がいいです。
予定席数も売れた。ドタキャンには返金義務がないから収支は大丈夫!と思わないでください。その①でも触れましたが、会場内に空席が目立つとお客様同士の空気感がとても微妙になってきます。なので、チケットの完売ではなくて、あくまでも空席ゼロに拘って欲しいです。
僕の場合はどうしたか?
その①50席くらいはキャンセル待ちを受け入れました。それでも、50席ほどはまだ当日不安なので、、、(これは事前にちゃんと断りを入れて) その②スタッフの席は準備しませんでした。開演後、空席があったらボラスタさんから優先的に座ってもらうようにしました。つまり、理論上、1000+50+100=1150人の着席人員を集めて、当日1000席を埋める段取りを取りました。

③ 席種はどうしたらいいか?:(全席自由の方が管理はラクになるけど、、、)
当日の混乱を避けるため、可能な限り指定席にした方がいいです。
段取りや根回しに手を抜くと当日、えらい目に合いやすいですね^-^;

④ 最寄り交通機関から会場への動線は?:これは絶対事前に確認し、必要なら誘導スタッフを配置しましょう。これも、お客さんの安全と満足度を上げるひとつの手段です。
スタッフが足らないと思ったら、例え前日でもボランティアスタッフを募りましょう。
不思議な事に、西野さんのイベントは驚くほどボランティアスタッフが集まります。

では、ここから先は講演会当日の注意点をあげていくのですが、、、  (つづく)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?