投稿しようとした長文が消えた出来事から、「負のスパイラルから抜け出す」を実践する方法

物凄くエネルギーをこめて書いていた投稿が、リリース直前に、消えてしまった時・・・・


物凄い、脱力感に襲われます。

「ふざっけんんんなああああ!!」

と叫びたくなるでしょう。

携帯を床に投げつけたくなるでしょう。
パソコンを叩き壊したくなるでしょう。

・・・・かどうか、その程度の問題はともかくとして、誰だって、「がっかり感」は半端ないだろうと思います。

書いてる最中に、すごくエネルギーを込めていて、「これは良記事になる!」という感覚があったのなら、なおさらです。




消えてしまった記事を、もう1度最初から書き直すのは、正直なところとても難しいと思います。

なぜなら、消えてしまった「がっかり感」によって、最初の時ほどにエネルギーは乗せられないからです。

かけたエネルギーも返ってきませんし、書くのに費やした時間はもっと返ってきません。


だからこそ、投稿前に記事が消えてしまうということは、その分、無為に時間を使ってしまった感じがして、

「消えた=ゼロになった」ではなく、

「消えた=書く前よりも時間やエネルギーを費やした分マイナスになった」

と思えても仕方ないことです。





こうなってくると、自分の取った行動が、結果的に自分をマイナスに落ち込ませたわけですから・・・・

その感覚によって、さらにもっと感じるマイナスは加速します。

「もう何もやる気が起きない・・・・」
ってなってしまっても、全然おかしくないのです。







こんな時に。

僕は、こういう考え方ができることが大切なんだと、思うのです。


「あ、消えちゃった」

っていうだけの、ただのフラットな状態・・・・
プラスでもマイナスでもない、「ゼロ」に戻って来られるか、ということ。



この時、「消えちゃったクソオオ!!」と、起きた出来事に対する憤りを抱えていたままでは、どんどんマイナスは加速していきます。

かといって、「仕方ない、気が乗らないけどまた最初から書き直すか」と言って、無理やり同じレベルの投稿を、また書こうとしてしまうのも・・・よくないことなのです。

なぜなら、気分が乗ってた状態と、エネルギーの消費が全然違いますから。
同じことを書くにしても、ノリノリの時の10倍くらいのエネルギーを使うことになりかねません。

そのエネルギーの使用効率って、あまり良いとは言えませんよね。

(勿論、それだけのエネルギーを使ってでも書かなければいけない重要度の高い記事もあるかもしれませんけど)






そうではなくて、ここで、「消えちゃった過去」からも、「今度こそちゃんと投稿する未来」からも、どっちからも、まずは目と手を離すことが大切なんだと思います。


「あぁ、消えちゃったな。哀しいな、腹立たしいな」
という感情を、さぁまずはどうやって消化する?ということを考えるのです。


なんで、そんなに哀しいの?
何が、そんなに腹立たしいの?

そういうことに、ちょっと意識をやってみてください。


そこで出てきた想いが、例えば、

「せっかく良い記事が書けて、投稿したら色んな人に喜んでもらえると思ったのに・・・・褒めてもらえると思ったのに・・・・」

だったら・・・・

「大丈夫だよ、その記事が投稿できてもできなくても、自分自身の価値は変わらないよ」

と自分に伝えてみてください。

良い記事、そのものにもエネルギーは宿るけれども、もっともっと大切なのは、その良いエネルギーの記事を書くことができる自分という存在なのです。

それが、記事という結果として表現できれば、人にも認められやすかったかもしれませんけど・・・・
他人に見てもらえなかったとしても、その「良い記事が書ける自分」という事実は、自分がそこに意識をやっている限りは、覆らないのです。

だから、大丈夫なんです。



また、

「時間を無駄に使っちゃった気がして焦る」

という想いが出てきたのなら・・・・

「大丈夫だよ、たった数十分や数時間、何にどう使っていようとも、長い人生の全体の幸せを左右することなんて、ほとんどない」

と自分に伝えてみてください。


そりゃあ、有意義だと自覚できることに使えるに越したことはないかもしれません。

だからちゃんと、「費やした時間の分だけリターンがある」ということを期待してしまったのかもしれません。

それが、「時間かけて記事を書いたなら、それが人にちゃんと伝わって、『報われる』」という結果が欲しいということに繋がるんでしょう。


けれども、ね。

「報われなくちゃ意味がない」なんて、思わなくてもいいんですよ。

「報われなかったなら、自分のやっていたことに意味はない」なんて、そんなことはないんです。

なぜなら、「エネルギーが乗ってる投稿」って、書いてて、「楽しかったはず」なんですから。

それを書いている間、ずっと、自分の内から溢れ出てくる良いエネルギーに、自分は包まれていたんですから。


「ちゃんと良い記事が書けた」という結果は、あったならあったで、それに越したことはなかったかもしれません。

けれども、「記事を書いてる最中の楽しさ」って、それだけでもう十分、「価値あることに時間を使った」っていうことに、なるんじゃないかと思うのです。










「せっかく書いた記事が投稿する前に消えちゃった」

この出来事は、大体の人が、マイナス感情を持つものだとは思いますけれども。

ここで、ちゃんとフラットな状態に戻ってこられたなら、そこから先の未来を、何でも自由に選べるのだと思います。



「その記事が書けても書けなくても自分の価値には何の関係もない」
と思い直して、

「ノリノリで記事を書いていられた時間は本当に楽しかったな」
というところにフォーカスを当てたら・・・・

「投稿できなかった哀しみ」っていうのは、プラスマイナスゼロに、打ち消せるんじゃないでしょうか。







そんなことを、思ったので・・・・

今、試してみた結果が、この投稿です(笑)

先程、自分としてはすごく大切な、「めっちゃいいこと」を、すごく良いエネルギー感で書いてたのに・・・・
突然、パソコンがフリーズして、再起動してしまったので・・・・

もうね、その直後は、パソコン叩き壊したいくらいでした(笑)


でも、再起動中の画面を見ながら、

「なんで僕はこんなにがっかりして、腹立たしく思ってるんだろう?」

というところに意識を向けてみたら・・・・


再起動が済んだ後、Facebookを立ち上げ直して、これを書き始めていました。

(この記事はFacebookからの、加筆・修正をおこなったものを転記しています)

消える前に書いていた内容を思い出しながら、また改めて書く、という行動を選ぶわけではなく、まったく新しいこの投稿を、書いていたんです。



それで、結果的に、さっきの記事よりも時間を長く掛けているし、内容も、自分のエネルギーがちゃんと乗ってるように思います。

乗ってるエネルギーの質は違いますけどね、量はあんまり変わってない気がするのです。

乗ってない方向の記事を書くんじゃなくて、今感じていることにフォーカスをしたら良いんだと気付きましたから。




さっき消えた記事は、内容自体もちゃんと伝えたい話ではあって、言語化しておきたいことだったけれども。
それが消えてがっかりしたのは、「投稿した後のこと」を色々期待してたからです。

そして、一度消えてしまったら、もうエネルギーは変わってしまうのですから、同じ内容を投稿しても、期待した結果は得られないと分かったからです。

そこにフォーカスして、自分の心の状態をゼロに戻したら、後はもう、楽勝でしたよ。

「よし、じゃあさっきの内容に固執せず、今書きたいことに内容を変えよう」

ただ、それだけ。

どんな内容を書くにせよ、ちゃんと自分のエネルギーが乗ったものを発信できれば、期待する結果は得られるものですから。
(この場合の結果というのは、別にいいね数を稼ぎたいとかそういうことじゃなくて、「自分がエネルギーを乗せて書いたものを読んでもらいたい」というものです)







ほら、こんなふうに、すぐ立て直せるんです。

もう、この新しい記事を書いていたら、前の記事が消えちゃった怒りなんて、忘れてしまいました。

むしろ、その出来事があったからこそこの記事を紡ぎだすことができたと思えるので、

「あぁ、さっき消えちゃったのと合わせて1つの作品なんだな」

というように、自然に感じられました。







自分が、意識をちゃんと巡らせれば巡らせるほど、日常は、自分を成長させる、自分を楽しませてくれる気付きに溢れています。

僕がさっき感じた怒りは、「その怒りが無ければ書けなかったもの」を生み出すことに繋がったから、僕はもう大満足です。








自分で言うのも何だけど、これって、セルフコントロールの、かなり高等なテクニックなんじゃないのかな?(笑)
すごいなー自分(笑)
こりゃ、上手くいくわ(笑う)



ちなみにさっき消えた記事は、負のスパイラルと正のスパイラルに関する記事でした。

負のスパイラルのどこで、自分の行動を変えられるかっていう話。



・・・・あぁ!

こうして、実践の機会を与えてもらったんですね(笑)

おかげで、検証できました。


人生に起きる負の出来事、上手くいかないことから始まるスパイラル・・・・

こうして、自分の意志で、自由に変えられるんだなぁ。
コントロールできるんだなぁ。

「記事が消えた怒りに包まれる自分」も、「その怒りを糧にもっと面白い記事を書く自分」も、どっちも自由に選ぶことができました。

その権利を持って、僕は後者を選んだのです。





これが、正のスパイラルの作り方。
実践編。なんだなぁ。

誰に感謝して良いのか分からないけど、ありがたいなぁと思います。

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