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2回目のコロナワクチン接種

コロナワクチン、2回目を摂取しました。ファイザー社製です。

1回目は前回の投稿で書いたように何事もありませんでした。今回は、メディアでも報道されているような副反応がでました。

まず、接種時はチクっとした程度で前回と同じ。腫れることもなくアレルギー反応も出ませんでした。

職場での接種でしたので、そのまま仕事をして帰宅。8時間を過ぎても特に異変はありません。大丈夫だろうと思いました。

しかし、12時間位経ってから注射した部分に痛みを感じ始めました。耐えられないほどではなく、筋肉痛のようなものです。そして、自覚は殆どなかったのですが、体温を測って見たら37.4度でした。僕は平熱が36.0度程度と比較的低いので、僕的にはかなり高い体温です。

この時点で念のため解熱鎮痛剤のカロナールを400mg服用して様子をみることにしました。その後、熱は上がり翌朝の起床時には38.0度になっていましたが、熱っぽさの自覚症状は殆どないという不思議な状態でした。

朝食も普通に食べてカロナールを服用。念のため公休を取っていたので自宅で静養していました。次第に熱は下がり、夜には平熱に戻っていました。

大体、厚労省が発表しているような経過を辿りました。接種後、数日経ちましたが特変はなく、普通に生活しています。

メディアというかワイドショーは、殊更に不安を煽ることで視聴率を取ろうとしますので、ごく少数のアナフィラキシーショックで重篤化した接種者や心不全などで死亡した例を報道します。その際に「ワクチンが原因での死亡」とは言わずに「ワクチン接種後に死亡」というような言い方をしています。

これは、極端に例えれば「朝食にバナナを食べて通勤途中に交通事故で亡くなった」方を「朝食にバナナを食べた後に死亡」と報道するようなものです。間違ってはいませんが、正しくもない報道の仕方で、マスコミ関係者はこういうテクニックに長けている人種です。僕も一応はマスコミ人の末席を汚していましたから、分かります。

厚労省の発表では、医療機関からファイザー社製でアナフィラキシーショックと報告された件数は、7月7日発表のデータでは100万人中42件です。また、接種後に亡くなった方々の死因の中には、「老衰」「溺死」等も含まれています。

亡くなった方の中には、90歳を超える高齢者も多くいらっしゃいます。いずれにせよ、ワクチンとの因果関係に関しては、死亡例453件中「評価できない」446件、「認められない」1件、残りの6件は症状によって評価が異なっているものです。その内の1件が「認められるor評価できない」とされています。

つまり、ワクチンが原因で死亡した事例は「1件」あるかないかで、他は「因果関係を評価できない」とされています。

批判されるかもしれませんが、簡単に言えば、ワクチン接種後に亡くなったけど、殆どの人は高齢者で基礎疾患を持っていてワクチンを打たなくても亡くなった可能性を否定できない、という事だと思います。

その件数も、26,238,793人中の453件ですから0.017%です。うち、ワクチンが原因かもしれない方は1名のみです。

ゼロリスクを求める方々は、「1名亡くなっているのだから、ワクチンは危険」だと反対されるのでしょうが、3000万人近い接種者の殆どは副反応がでても軽度のものであることが分かっています。

ワクチン接種は、程度の差こそあれ100%副反応が出るものです。それは、人間の体に抗体反応という免疫システムが機能しているからです。

それを踏まえた上で接種「する・しない」は個人の自由です。

ただ、ワイドショーの煽情的な偏向報道に惑わされない情報リテラシーは必要だと思います。

また、僕のように抗がん剤治療を継続している人は、主治医とよく相談されることをお勧めします。

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