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直近の展示と2023年の振り返り

一喜一憂展を振り返り記事を書いていたら時間がかかってしまって、下書きに入っているのですが、それはちょっと後回しにして先に2023年の振り返りを。

実は、11月の五葉さんの撮影で撮り納めました(たぶん
展示の後はあまり撮影の予定を入れていなかったのですが、今週の撮影がモデルさんの体調不良で延期になってしまい、年内は撮影終了。年明けの撮影もまだ未定です。

だましだましポートレート撮影をやってきましたが、そろそろだいぶ飽きてきました。仕事が忙しくレタッチの時間が取れないのも、やりがいを感じられなくなってしまう要因の1つで、ツイートもかなり少なめになっています。
風景を5年くらいやった時も、だいぶ飽きてきてしまって、ポートレートもそんな状況に近い気がしています。時間をかけてクリエイティブな案を出せればいいのですが、才能もありませんし時間的な余裕もありません。
来年の提示に向けての計画は立てられそうですが、それ以外の撮影ができるかどうか、現状ではわかりません。

一喜一憂展が終わって、燃え尽きたモチベーションの中、展示をまわっていました。

JFに行くようになって、今年で4回目でしょうか。篠山さんが新しいストーリー写真集を制作していなかったのが残念でしたが、レベルの高い展示でした。AIでロゴを作った話がとても興味を持ちました。やってみましたが、全然うまくいかない、、、
femto展は、公募とは思えないレベルの高さで良かったですね。

高橋伸哉さんの写真集、素晴らしかったです。
写真1枚1枚のクオリティが高く、構図がキレイで誰が見ても「良い写真!」って思えるような写真ばかりでした。
個展もそういった写真ばかりで、展示も会場のサイズに合わせて見せ方を考えている、素晴らしい展示でした。この写真、どうやって撮ったんだろう、レタッチ前はこんな感じで、これくらいレタッチしてるのかなぁ、など考えながら鑑賞させていただきました。
ただ、展示全体として100点なのかと言えば、90点くらいに感じてしまい、その10点ってなんだろう。

2年前に橋野徹さんの展示が東銀座で開催していて、私の中ではこれがベスト個展です。もちろん、こちらも1枚1枚が素晴らしかったです。

会場のサイズと、展示している写真の大きさ、その個展のテーマが関係するのかと思って、この週末考察していました。アマチュア写真愛好家の感想です。
橋野徹さんの個展は、山中夏歩さんとのポートレート作品で、風景もありつつ、引き、寄りのポートレート写真。橋野徹さんのアイデアが詰まった、素晴らしい内容でした。(たしか
会場のサイズはさほど大きくないのですが、そのサイズ感にフィットした展示写真のサイズが、私には良かったのかもしれません。

ポートレートで大きな作品って、難しいのかもしれません。
あまり大きいと情報量的にも見えにくくなってしまいますし、どんなに大きくてもA1くらいまでかも。5×5の展示は、あの半分くらいの大きさの方がより良く見えたのかな、と思いました。
ただ、私の個人的な感想なのと、そもそも視力がそんなに良くないので、大多数の意見とは違うのかもしれません。開催中の来場者数を考えれば、小さな会場で開催するわけにもいかないでしょうし、そうなるとまた違ってくるのかもしれません。

高橋伸哉さんの書籍は購入させていただいていて、私も一ファンです。
展示に関する話は批判ではなく、あくまで感想ですので、アマチュア写真愛好家のマイナーな意見だと思っていただければ幸いです。

来週以降も、小夏さや展、TPA、こなみんフェス、と注目の展示が目白押しで、とても楽しみです。

最後に、話は戻りますが、どうやったらまたポートレートを純粋に撮りたい!と思うようになるのでしょうか。
風景と一緒で、冬が来たからまた雪撮に行こうかな、春が近付いてきたから桜を撮ろうかな、梅雨はアジサイ、という同じ繰り返しが苦痛なので、そこをクリエイティブな発想で違った写真を撮影する。写真集もストーリー性のある写真集を制作する。
これが、来年の目標です。

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