モデルさんから学べるコトとは

こちらの記事の続きです。

私はポートレートを始めたキッカケが黒川幸さんでした。

当時、カメラを初めて4-5年くらい。風景、家族写真、スナップ、地元イベント撮影などをしていました。毎年、小さな賞をもらったりもしましたが、撮影にマンネリが来ていました。ポートレートも何度か行ったことがありましたが、それほどハマらず。

そんな中、Twitterで偶然見かけた黒川幸さん(ゆっきーさん)を撮ってみたいと思って、撮影会でゆっきーさんを撮影させていただきました。

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今の撮影スタイルとだいぶ違うじゃんw というツッコミはさておき、ゆっきーさんは女神でした。今までの数倍も良い写真が撮れる、また撮りたい、もっといい写真を撮りたい!という想いが強くなりました。

タイミング的にゆっきーさんがちょうどフリーランスになったこともあり、応援したい気持ちもあって、ゆっきーさんのみ撮影していました。

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そんな中で、ゆっきーさんから「上手になるには、色んな人を撮影するといいですよ!」とアドバイスをいただいて、昨年の夏以降は様々なモデルさんと撮影する半年となりました。
私の場合、良いモデルとお会いする機会が多かったので、得られるものは顕著に多かったです。

何を得られたのか、それは撮影のスキルだったり、ポートレート業界に関する情報です。
他のカメラマンさんと、どういった撮影をしているのか。撮影する際に、どういったコミュニケーションを取るのか。どういった道具を使うのか。
撮影する際に、アドバイスをいただくこともありましたし、駆け出しの私には参考になる話ばかりでした。

そういったスキルが一番上がったと感じたのは、やはり山中夏歩さんなわけですが、その総決算となったのが昨年11月に撮影させていただいた、しゅりさんなのかなと思っています。

しゅりさんはカメラマンとしても活躍されていて、ドラゴンボールに例えると私がヤムチャならしゅりさんはフリーザくらいの戦闘力で、圧倒的な実力差があるわけですが、どう撮っても絵になるんですよね。正直、シャッターを切るだけになっちゃいそうです。
ってことはありませんが「これ良い絵になるでしょ?」っていうお膳立てをするのがしゅりさんは上手なんだと思っています。

こういう写真がまさにそういうものです。しゅりさんとの撮影が2回目とは思えません。

私がテーマとしている「『日常』と『非日常の中の日常』の間を撮りたい 」
これって、相性が非常に大事です。

あとは、自分の撮影スタイルに合っているかも重要で、私の場合だと遠方での撮影が好きなので「自家用車での移動がOKかどうか」とか、「1日撮影プランがあるか」とか、混んでいるところに行く時は平日を狙いたいので「平日も撮影可能かどうか」など。

そういったところを総合的に判断して、自分と一番合っているモデルさんを見つけることができれば非常に素晴らしいことですし、素晴らしい作品を作り上げることができれば最高ですよね。

ということで、今年は「写真」集ではなく、「写真集」を作りたい。そんなキャン・ナカムラでした。

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