見出し画像

■西表島幕営生活#4(前半)

#4日目

おっす。(Z戦士)AM7:00、起床・朝食・曇天・最悪。朝食と身支度を済まし三日間お世話になった「星砂の浜キャンプ場」を後にし、日本最南端のバス停「豊原」を最寄りとする「南風見田キャンプ場」へ向かいます。ネットには、このキャンプ場で生活している人がいるとか、旅人が最後に訪れる場所とか色々書かれており、行く前は少しドキドキしていました。

画像1

AM7:50頃、近くのバス停着。バス停では小学生数人が友達同士キャッキャッしながらスクールバスを待っていました。そんな小学生達の無邪気で楽しそうな姿を目にして「私にもこんな時代があったんだな」なんて余韻に慕りながら、元気をもらいました。AM8:01、豊原行きのバスに乗って、まずはスーパーで買い出しをすべく大原港へ向かいました。AM9:00頃、無事に港に到着。曇天のせいで奇麗な海は台無し、さらに港の目の前にある見晴らしが良いテラスの屋根に住んでる鳥の糞がベンチにたくさんあって、かなり萎えました。糞ぐらいトイレでしろ!!なんて鳥にいっても仕方ありませんね。とりあえず港近くの「玉盛スーパー」に買い出しへ。パスタとレトルトのソース、三ツ矢サイダー等色々購入しました。他にも、弁当や文具、生活必需品等も置いてありとても便利そうです。買い出しを済ました後は、港の目の前にある広場で相方と相撲を取りました。私は彼よりも体格はあるので余裕かなと油断していましたが、全力で押してくる人の力って、案外強いんですね。まぁ、本気でやれば勝てましたが、負けました。(言い訳)ま、まぁ遊びですから本当に。その後はすることも無くなったのと、バスを待つのも面倒くさかったので、自転車を借りてキャンプ場へ行くことにしました。(レンタサイクル)

画像3

道路を漕いでるのも飽きたので、途中、田んぼを抜けて海沿いにある道に出ようとしました。しかし、もちろん海沿いの道なんてありませんので、途中で引き返すハメに。にしても驚いたのが荷物の重さ!パンパンの60Lザックが、こんなにも肩の肉にめり込むとはオッたまげました。対する相方は、昨日はジャングルで腰を抜かしてたくせに自転車だと私を置いてスイスイ漕いでいました。体力とパワーあるじゃねーか!!なんて思ってたら、目の前にヤギさん数匹が現れました。

画像3

写真では2匹ですが、本当はもっといました。そんな感じで自転車を漕ぎ続けること30分、あっという間に「南風見田キャンプ場」に到着。ついてびっくりしたのが、周辺には田んぼやジャングル、海しかなく、また街灯すらありませんでした。キャンプ場に着くと、若い男女数人が共有スペースで火を囲んでいました。まさか、このキャンプ場の住人!?と、最初は警戒していましたが、もちろんその後打ち解けあいます。紹介すると、髪の毛がボンバーしてるSさん。私にイカ墨パスタをくれたXさんとその奥さんらしき人。このキャンプ場で生活をしているイタリア人女性と日本人男性の夫婦と、その娘さん。最後にリアルターザンのような方、以上七名がこのキャンプ場にいました。とりあえずテント設営を済ましたらレンタサイクルを返す為、再び大原港へ向かいます。自転車を返した後、雨も降っていたので港の待合所でバスを待つことにしました。すると、そこには先ほどキャンプ場にいたSさんも待合所内にあるテレビを見ていました。最初は「Sさんはキャンプ場の住民で、テレビを見るためにここに来ているんだ」なんて失礼な事を思っていました。とりあえず待合所内とその隣にあるお土産屋をブラブラしていると、あっという間にバスに乗る時間になりました。ちなみに西表島のバスには、一日か三日間の「フリー切符」が1000円くらいで買えるのでお勧めです!バスに乗り込もうとすると、たまたまSさんが我々を発見し「こんにちは!」と気さくに話しかけてくれました。実はSさん、西表島に遊びに来たアウトドア好きの観光客で、港まで釣りしに来たけど天候が悪く断念し、暇つぶしにテレビを見ていただけでした。すみません勘違いして(笑)無事打ち解けあった後、我々はバスで、Sさんは自転車でそれぞれキャンプ場に帰りました。バスの場合、最寄りの「豊原」からさらに30分程歩かなくては行けません。せっかくなので、道を外れて海岸沿いを歩くことにしました。

画像4

なぜか落ちていた鏡餅。賞味期限はいつでしょうか。

画像5

途中にあった謎の石碑。これが何かわかる方、ぜひコメントしてください!!(笑)海岸沿いは結構ゴツゴツした我がゴロゴロと転がっており、お散歩にしてはなかなか疲れました。そんな感じで1時間程歩いていると、ようやく「南風見田の浜」に到着。どうやらここからバグが発生しているので、今日はここまで!!またすぐに続編を書きます!





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?