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フジイチの備忘録

はじめに

2024年10月6日開催のツール・ド・ニッポン「富士山1周サイクリング」(以下フジイチ)に今年もエントリーしまいました。
富士山一周はイベント以外にもフリーで過去に何度も挑戦していますが、飽きることはありませんね。
特に昨年から参加させてもらっているツール・ド・ニッポンのフジイチは、エイドでの補給が魅力的だったのでリピート参加です。
また、今回は職場の仲間も一緒に参加なので楽しみです。
なので、前回参加した時や、過去のライドでの思い出を書き残して参考にしてもらおうかなと思うのです。
多分にネタバレ要素が含まれますので、初フジイチに挑戦するワクワク感を期待する方はここから先は読まないでね。

スタートから第一エイド

11年前に富士山一周した時の記録を見ると休憩を含めて7時間でゴールしていますが、昨年は9時間と寄る年波には勝てません。なので走行時間がたっぷりとれる朝6時スタートのAグループにエントリーしました。富士山樹空の森ふれあい広場でのスタートセレモニー後のスタートは、直後に急なスロープを登ることになるので数台ずつ自転車を降りてのウェーブ方式でした。スロープを登りきったところで乗車して走行開始です。サポートライダーも同行しますが、集団走行する必要はないのでマイペースで構いません。
樹空の森を出発して5キロほどは小さなアップダウンがあるものの、ほぼフラットな道を気持ちよく走れます。バイパスをくぐった先の水土野東交差点を左折すると、いよいよ籠坂峠(かごさかとうげ)までの登りが始まります。
以前は、狭い道で交通量も結構ありましたが、バイパスが開通したおかげでこちらの下道は以前ほど交通量は多くありません。軽いギアでゆっくり行きましょう。途中のエイドステーション「道の駅すばしり」が峠までの中間地点、しっかり補給をしましょう。ちなみに自分は去年、ここまで40分かかっています。

籠坂峠から第二エイド

峠を登り切ったらスタッフの誘導に従い側道側へ進みます。籠坂峠の標識につられて直進してしまわないように。
ガラス屋さんの先を右に入って別荘地の中を下って山中湖方面に向かいます。途中に一時停止があるので速度に注意してください。
ここからコース上で最も交通量が多い区間を通過しますが、時間帯的にはそれほどストレスなく走行できるでしょう。
第二エイドの入り口は、長い直線の途中に突然誘導スタッフが立っています。スタッフの誘導があっても、右折は一時停止して前後の安全確認を忘れずに。前回はスタートからここまでで2時間20分くらいでした。

第二エイドから第三エイド

エイドでの補給後にコースに復帰する際も右折になるので一時停止は必要ですよ。
河口湖の湖畔を10km以上気持ちよく走ってくるとスタッフが右折を指示しています。西湖への激坂がお出迎えです。
激坂とはいえ距離は短いのでまあ何とかなります。ただ途中で足をつくと再スタートは難しいかも。その時はあきらめて歩いちゃいましょう。
トンネルを超えて左折するとしばらくフラットな西湖畔を走ります。
湖畔を離れると第三エイドまでじわじわと登りが続きます。スタートから第三エイドまで3時間40分くらいでした。

第三エイドから第四エイド

第三エイドで休憩をした後は、ひばりが丘交差点まで2キロほどは、狭い歩道を通行することになります。車道の左側を走行した場合、自転車では、交通量の多いひばりが丘交差点で右折することが難しいからでなのですが、歩道は当然歩行者優先ですので慎重に通行してください。
ひばりが丘交差点からは車道に戻って5キロほどの登りです。登り切ればコースも残り半分。16キロのダウンヒルが待っています。
ついスピードを出しすぎてしまいますが、この区間は天気がよければ最高の富士ビューポイントがたくさんあります。せっかくなのでゆっくり堪能しましょう。
ダウンヒルの終盤、T字路を左折すると第四エイド、富士ミルクランドまであっという間です。スタートから第四エイドまで約5時間でした。
第四エイドでは14キロ先で待ち受けるこのコース最大の試練に備えてしっかり準備を整えましょう。次のエイドまでコンビニも公衆トイレもほとんどありませんよ。

第四エイドから第五エイド

第四エイドを出発しても、しばらくは気持ちよく下っていけますが、上井出交差点を左折するとアップダウンがあらわれ、村山浅間神社からは、いよいよ14キロに及ぶ試練の始まりです。
90キロを走ってきた疲労に加え、延々と続く登り、変化のない景色が気力、体力をガリガリと削っていきます。
スタートから7時間40分かけて第五エイド、富士山こどもの国に到着すれば残り16キロです。

第五エイドからゴール

サファリパークから最後のダウンヒル区間ですが、ここは事故多発区間でもあります。去年も5台の絡む落車事故がありました。速度は抑えていきましょう。
須山を左折するとコースは一度フラットに。残り6キロです。
御殿場肉牛牧場を左折するとゴールまで3キロ。最後の登りが待ち受けます。
スタートから9時間、ゴールゲートも自転車を降りてゆっくりと、くぐることになります。
ゴール後は、完走証明書の受取り、記念撮影を済ませてから、ゆっくりと御殿場グルメを楽しみましょう。

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