[OETスピーキング対策講座]高スコアのコツを伝授します!
オーストラリアで看護師をしているAkiです。この記事を読んでいるアナタはOET受験を考えて情報収集しているところでしょうか?それともスピーキングがうまくいかずに困っているところかもしれません。
今でこそオーストラリアで看護師をしている私ですが、ここに辿り着くまでたくさんの壁を乗り越えてきました。中でも一番大きな壁だったのは、英語の試験でした。OETだけでなくIELTS、PTEも受験し、とにかく無我夢中になり、多額の受験日と時間を費やした辛い時期は今でも忘れません。
だからこそ、その壁を乗り越えた今、今度は誰かのために役に立ちたいと思うようになりました。
私についてもう少し知りたい方は下のリンクの記事を参照してください。
この記事で伝えたいこと
この記事で私がシェアしたいことは、OETのスピーキングで効率よくハイスコアを狙うポイントです。
オーストラリアで看護師になるためには、OETではO.A B以上かつEachセクションでB以上が求められます。先ほど英語の試験に苦しんだことをお話しましたが、スピーキングは得意分野でした。OETのスピーキングは練習をしなくても毎回Bでした。
そのためスピーキングを苦手とする友達に相談を受けることがありました。そうしている間にスピーキングの結果がBに届かない理由や改善すべき点が見えてきました。そのポイントを伝えると、全員が次の試験でBをとっていました。
1.スピーキングの試験の流れ
1. 試験会場に入ると、パスポートを提示し本人確認をします。試験会場に持ち込めるのはパスポートだけです。ペンは持参出来ません。
2. 試験が行われるまで待合室で待機します。
3. 試験官が呼びに来て入室します。
4. 入室したら、まずパスポートを見せて職業の確認をします。
5. ウォームアップの開始。これはお互いの声や話し方に慣れるための時間であって、スコアには一切関係ありません。聞かれるのことは職業に関する一般的な質問です。
例)どうしてその職業を選んだのか?良かったこと・大変だったことは?これから働く人に向けてのメッセージ、どんな人が向いているか、など。
6. ロールプレイに入る前に、まずは説明があります。2回ロールプレイする、録音する、カードを読む時間と話す時間についてなど。
7. 1つめのカードが渡され、内容確認の時間が3分もらえます。この時間は質問をして大丈夫です。
8. 1つめのロールプレイ開始。試験時間5分。
9. ロールプレイ終了し、カードが回収されます。
10. 2つめのロールプレイのカードが渡され、3分の準備時間がもらえます。
11. ロールプレイ開始。
12. 終了し、カードが回収されます。
13. 退室し、試験終了。
2.ロールプレイの内容
受験者は必ず医療従事者になります。看護師なら看護師、医師なら医師役になります。試験官は患者、患者の家族・友達です。
設定は病棟、外来、救急、手術室(手術室内ではなく、手術室担当の看護師という役)、患者の自宅、学校のいずれかの場合がほとんどです。
ロールプレイは2つのシナリオからなります。ほとんどの場合、話しやすい相手のパターンと話しづらい相手のパターンです。
1) 話しやすい相手の場合
多くの場合、指導のケースになります。例)インスリンの導入、退院指導、手術の案内など
これらのケースでは必ず相手は「不安」や「(インスリンなど新しいことに対しての)拒否」を見せます。それに対して「傾聴・共感」してあげてから「安心」させてください。
2) 話しづらい相手の場合
このパターンでは相手が怒っています。理由は救急で長時間待っているのに医師に診てもらえていない、手術室に入った家族に会いたいなどです。
これらのパターンの場合、まずは謝ります。そして出来るだけ早く対応すると答えます。ですが、必ず相手は怒り続けます。なぜならば、怒りの原因が解消されてないからです。怒りの原因は医師や処置中の患者に会えていないことなので、会えるまではずっと怒っているのです。
謝り続けても同じことの繰り返しになりますので、介入の仕方を変えましょう。
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