楽器を吹くということ

気づいたらもう人生の半分以上、🎺を吹いている。
うまくはない。音はとばないし、いわゆるハイトーンは苦手だし、すぐバテるし、メロディも単調になるし。
ただ、音楽は好きだし、🎺を吹くことは純粋に好きらしい。
口に🎺をつけて吹く、単純にこれだけでも楽しい。誰かと一緒に吹くと面白い。合奏に入ると刺激になる。

うまくは、ない。でも、アマチュアで趣味として続ける分には好きにしていいはずだ。団体に入るにしても、こちらがお金を出して参加して、一応やれることはやって、文句は言われないはずである。

とはいえ、やはりうまくはなりたい。というか、今のままでいいと思うのであれば続ける意味がない、と思っている。あくまで自論だけど。

本番ではそのときのベストを尽くして、できなかったことは、次の本番に活かす。できるだけ。
そうやって、少しずつ、練習なり本番なりを重ねて、できることが少し増えると、やっぱり楽しい。と同時に、できてないこともまだまだたくさんあって、まだまだ、と思い知らされる。
不器用なりに少しずつ、積み上げてきたものがある気はするけど、不器用ゆえに、形は歪で、物足りない。
私なんかが吹いてていいんだろうか。そんなことを考えることもよくあるけど、やれることはやってるし、と開き直っている自分もいる。

結局音楽は好きだし、🎺を吹くのは楽しい。
これまでずっとそうだったし、きっとこれからもそう。
もう少しうまくなれたら、もっと楽しめるのでは?じゃあもっとちゃんと練習しろよ、勉強しろよ、と思うけど、まぁそこは、無理をせず。笑

これからも不器用に続けていくんだろうな。
がんばれ自分。