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2022年から攻撃性が増した自粛界隈の謎

2022年中頃から自粛界隈の知人たちが頻繁にマスク解除への攻撃を投稿し始めた。
それ以前にも反ワクチンへの批判はあったのだが、2022年になるとマスク解除に対する攻撃的な投稿(主にRT)が目につくようになる。

2021年に日本全体がワクチンを接種したのは「マスクのない生活に戻れる」という希望のためではなかったのか。
それなのに自粛脳の知人達は「外したい気持ちはわかるが今は~」という前置きも無く

「マスクを外そうとしているのは反ワク」
「反マスクは知的障害」
「マスクを外してるのは社会不適合者だけ」
「マスクは異端者をあぶり出す絶好の目印になる」
「永久にマスク生活を続けようとも社会生活に支障が出るとは考えられない」

と正常化を目指す人々を攻撃し始めた。
その言葉はどんどん過激になっていき、2022年には

ノーマスクは知的障害なので殺害したい

というところまで行き着いた。

https://note.com/cameratofilm/n/n76f4a67b28dc

私は悲しかった。
それはマスクを拒否し続けている私への明確なあてつけに他ならなかったし、意見の異なる人間をここまで侮辱できる人間だと知らずに付き合っていたことも悲しかった。

なぜ自粛界隈が2022年にどんどん攻撃的になったのかはわからない。もともと政治的な投稿が多く、野党左派(あるいは与党保守派)を罵倒していた攻撃的な人たちがそのまま社会正常化を攻撃するようになったのだろうか。

誹謗中傷の検索中に見つけたあるアカウント

普段は左派やLGBT運動への批判ばかりしている保守寄り(この言葉は本当はふさわしくないと思うが…)なアカウントが、マスクをしない者へ目に余る罵倒を投稿しており、この人がマスクについて触れた発言を検索してみた。

これは一例に過ぎないが、私の知人もこれと同じタイミングでマスク拒否者への(殺害や殺意をほのめかす)攻撃的な投稿がどんどん増えていった。
この方を憎んだり攻撃する意図はない。探し出して凸などしないでいただきたい。
自粛界隈が過激化した一つの資料としてみなさんが何かを考えるきっかけになればと思う。

2020年

まだノーマスクへの批判は見られない
私はバカでノーマスクだけど2020年にコロナに罹ってすぐ治りました

2021年

この時点では「ノーマスクはバカ」という穏健(?)な表現に留まる
ノーマスクは気違いなので取り締まりたい

2022年

2022年になると殺害や強制収容を望む投稿が出始める
当初は「バカ」だった罵倒が、気違いや知的障害に変わる。
ノーマスクは知的障害や精神障害
22年11月の時点でマスクをしているのは日本と中国だけでした。
その他の全ての国は人類の敵なのでしょうか。
ノーマスクは知性が低い。すでに学校や役場でもノーマスクが増えている今となっては虚しい言葉です。
筆者の知人も「ノーマスクはコロナに感染して死んでほしい」と繰り返していた。もはや感染を防ぎたいという当初の目的は消え、人の死を望む憎悪だけで生きているのは悲しい人生だと思います。

2023年

1月の5類移行の報道に触発され、ノーマスクへの批判が増えている。
23年に入ってからノーマスクへの批判がどんどん増えている
1月に中国が政策転換し、日本以外の全ての国がノーマスクなのだが、日本以外は全て人類の敵なのか。ニュースを見ていないのかもしれない。
ノーマスクへの批判が続く
マスクを外すと災いが起きるというのはカルト宗教の主張ですね。

2022年に入ってから、ノーマスクへの殺害や誹謗中傷がどんどんエスカレートしたのがお分かりいただけただろうか。

※追記:ノーマスク批判の回数を表にまとめてみた。
2021年のノーマスク批判は1年を合計しても6回だが、2022年に入ると第四半期(10〜12月)だけで22回に増えている。
2021年のノーマスク批判が月平均0.5回だったとすれば、およそ15倍に増えているのだ。

筆者の知人2人もほぼ同じタイミング(夏が終わった頃)で殺害を示唆する発言や罵倒が増えていった。
22年の後半から罵倒が過激化し、23年になると二段階目のエンジンが点火したようにマスクや黙食へ疑問を呈した者に憎悪の攻撃を開始した(それと同時に反ワクチンへの罵倒がややトーンダウンしたようにも感じられた。反ワクチンへの憎悪がそのまま反マスクに転化したのだろうか…)

一向に状況が終息しない(マスコミが大げさに報道する限り永久に終息はしないのだが)ことに苛立ち、マスクを信仰しない異教徒を攻撃し始めたのではないか。

狂信者たちもあと2年ほど経てば自身が抱いていた憎悪を忘れているかもしれない。しかしコロナ戦争の記録としてここに永く留めておきたい。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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