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3.11震災とコロナ戦争。若者たちは燃えに燃えた

この映画の宣伝文句である。

笠原さんの天皇批判が爆発した映画

「迅雷の太平洋作戦を展開!若者たちは燃えに燃えた!」


多くの先人が書き残したように、これこそ開戦時の率直な空気だろう。
開戦と同時に米太平洋艦隊に大打撃、無敵と謳われた英国東洋艦隊潰滅。
わずか65日後には英米東洋支配の牙城、シンガポール陥落。

シンガポールを討ち陥とし、大建設の日の御旗〜♪
戦中もっとも狂気を発揮した国防婦人会もシンガ陥落に大満足

千切れんばかりに日の丸を振り、まさに日本中の血はたぎった。
日本中が湧きに湧いた。

気が早すぎて開戦半年後には米本土攻撃を讃える歌「アメリカ爆撃」まで発表されたが、爆撃で焼け野原になったのは我が国であった。

東日本大震災のときの興奮を覚えているか。

宣戦布告のない首都圏への奇襲攻撃。死者1万人。
軍隊の出動。軍用車の支援。米海軍出動。

ヘリの神業的な活躍に興奮したあの日

兵士の活躍が連日メディアを賑わせ、俺たちは興奮に胸を踊らせた。
国難に際し、男たちの血は滾った。

そして2020年。また戦争が始まった。


保守系言論人の猫組長は20年春の時点で

「海外ではロックダウン・人権制限が発動。これはまぎれもなく戦争」

と主張していた。コロナは最初から第三次世界大戦だった。
宣戦布告もなければ、銃声も聞こえない。

9年ぶりに俺たちの血は燃えた。しかし今度は軍隊が活躍することもない。ただ戦死者が報じられ、自粛をすることしかできない。

開戦から2年以上が経ち、多くの国民の士気は衰えてきたが厭戦を口にすることはできない。憲兵より怖いご近所さんの監視がある。
空母機動部隊もほとんど失い、山本長官も戦死した。徴兵を免除されていた大学生は続々と戦地へ向かい青春を散らした。

コロナ戦争は全ての国が敗北する戦勝国のない世界大戦だった。
莫大な戦費を費やしても敗北は必至。ならばどこかで継戦のデメリットを鑑みて降伏するしかない。日本以外の全ての国は白旗を揚げた。

すでに大多数の若者から青春を奪い、莫大な戦費を投入した。
今あきらめれば、これまでの犠牲は無駄になってしまう。

何より、反ワクチンやノーマスクをさんざん非国民・公共の敵・低学歴・低収入・軽度知的障害・社会不適合者・「コロナに感染して死ね」「自殺しろ」と攻撃してきた人たちのメンツは?
(それは「私はかねてよりコロナ戦争継続に反対しておりました」と言えばなんとかなる)

鮫島さんをリアルに見れたのがコロナの唯一の収穫
大西閣下、実際には言ってないらしい…

あと二千万の若者を特攻に出せば日本は必ず勝てるが、3月13日で無念の終戦を迎えるのだろうか。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
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追記
東日本大震災とからめて何か書こうと思ったけど
忙しくて3/11を過ぎた上に文章もとっ散らかってしまいました…

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