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根室のオジロワシ夫婦はいつも仲良く暮らしてます
オジロワシは、環境省により絶滅危惧種(ぜつめつきぐしゅ)に指定されており北海道でも希少な野生動物の筆頭に挙げられている。
根室半島では、11月になるとロシアから越冬のため渡ってくるオジロワシがたくさんいますが、私が出あったオジロワシ夫婦は、根室に留鳥(りゅうちょう)として周年暮らしているようである。
この夫婦は、根室半島の北側にある小さな離れ小島に住んでいる。小山の対岸には漁師さんが夏にホッカイシマエビを煮て出荷するための小屋があり、夏になると忙しく作業をする漁師さんの向こう側でオジロワシ夫婦がいる風景が楽しい。
先日、でっかいオオワシが5~6羽大挙してこの小山に現れて、小山が乗っ取られたかと思い心配していたが、数日後元気に2羽でいたのでホッとした。
来年は子育てするオジロワシを見ることができるかもしれない。
ちょっと心配なことがある。
最近、根室半島で新設の風力発電用風車が急速に増えている現実がある。2003-2011年にかけて北海道内で、このような風車に衝突して命を落とした鳥類が82羽(20種類)、うちオジロワシが27羽(33%)もいたとのこと。(*1)
いつまでもこの自然環境が後世に受け継がれ、オジロワシが元気に人間と共存できることを祈っている。
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