皐月賞(予想と見解)

中山,11,皐月賞G1,推,15, ラーグルフ,B,
非常に悩みました。土曜中山芝は先週とは裏腹に外差し傾向。1-4番枠と逃げた馬が軒並み敗戦するような馬場で、馬場の回復過程が遅れていることが大きく影響していると示唆。今開催の中山は全7日間の開催日程で4日間が道悪での開催。想像以上に馬場の悪化が顕著となっていることが象徴されており、土曜のレース後コメントでは4角の悪化と全体的な馬場の緩さに言及している騎手が多く、先週や例年の皐月賞のようなインチー高速の馬場となることは考えにくい。となればイン前で運ぶことができる馬、というよりかは前駆主導で掻き込める馬を選択することがベターと判断。更にグランドラインやボーンディスウェイ、ビーアストニッシド、デシエルトがいることでペースは十中八九流れる。加えてジャスティンロックはコーナーで捲る競馬を信条とする馬。今年の皐月賞は相当タフなレースになることが示唆された。そこで速いペースを経験して好走していることとコーナーで動ける馬を選択することがベストと判断。そこで本命はラーグルフとした。モーリス×ファルブラヴでRoberto5×5、Sadler's Wells=Fairy King4×3だからここだけ見れば緩慢で速い時計に対応できるか懐疑的だが、この馬のスピードは母のSeattle Slewクロス。切れる脚というよりかは持続的に足が使えるタイプ。4代母アンブロジンからは皐月賞馬ノーリーズンやダービー馬ワンアンドオンリーを輩出しており、6代母Courtly Deeは各国でGⅠ勝ち馬を輩出している超名牝。走法はRobertoやSadler's Wellsを体現した走法となっており、タフで急坂があるコースはベスト。芙蓉Sは決して恵まれたとは言い難いものの、前半3F34.8、1000m通過59.9に対応。ホープフルSは内ラチ沿いでじっくり溜めたがディープインパクト産駒2頭に屈した。いわゆる切れ負けというやつで、ある程度コーナーで吹かしながら持続的な脚を使えるような展開、馬場状況とならなかったことが最大の敗因だった。しかしここでも比較的流れたラップに対応できたことは収穫だった。弥生賞は3-4角での不利が致命的敗因。今回は外枠となったが、ある程度吹かす必要があることからもこの枠は良い材料で、土曜の傾向を見てもマイナス材料とはならない。これまである程度流れるラップに対応してきたことも良い材料で、今回もそれ相応に対応出来るはず。タフな持続力比べなら血統構成からもお手の物で、スムーズな競馬が出来ればここで一発があっても良い。ダービーよりかは皐月賞で狙いたい馬。総合的に見てこの馬を本命にするべきと判断した。相手本線14.12.2。穴13.6。以下9.7.4 拡げるなら1.16.17.18。ジオグリフは瞬発力<持続力だから断然皐月賞向き。コーナーで賢くない点がどうかも今の馬場は合う。ドウデュースは総合的に能力上位。こちらもダービーよりかは皐月賞向き。アスクビクターモアは血統だけ見れば最も勝ちに近い馬。不安要素は内枠だけ。内ラチ沿いが使えるなら十中八九勝つでしょう。

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