総合旅行業務取扱管理者試験 出入国関係法令編

こんにちは。


本日は出入国関係法令を扱います。


この科目は得点源にしたいと思う方が多いと思います。

しかし・・・

「正しいものをすべて選びなさい。」形式で出題されて、あと一歩で正解できない!

という歯がゆい思いをなさっている方も多いと思います。


そんな方向けにあと一歩周りと差を付けるためのアドバイスをしたいと思います。


ちなみに私が合格した際のこの科目のスコアは35/40でした。


ではアドバイスを始めていきたいと思います。


①過去問はHPで公開されているものをすべて解く。

そんなの当たり前と思う方が多いと思いますが、ちょっと待ってください。

皆さんは問題集やHPで過去問を解いていると思いますが、5年分(例えばH28~R2)を解いているにとどまっているのではないでしょうか。

実はもっと過去問は入手できるんです。

下記はJATAのHPにあるH28過去問のURLです。

https://www.jata-net.or.jp/seminar/exam/guide/past-test/h28_examtext.html

このURLの後ろの方にあるh28を例えばh25に変えるだけで、その年分の過去問が入手できます。

記事執筆時点ではh23まで遡れます。

これで10年分の過去問を解くことができます。

出入国法令最大のネックは過去問数が少ないことなので、10年分やりこむことができれば十分な過去問数を確保でき、繰り返し出題されている問題もより分かりやすくなります。

周りのみんなが5年分しか過去問をやっていないのに自分だけ10年分できれば合格は固いですよね。

最短で受かろうと思っている方には少し意外なアドバイスかもしれませんが、この資格は趣味や興味が転じて受験しようと考えている方も一定数いらっしゃると思うので、学びを深めるという意味でも問題を多く解くことが結果的には近道になると思います。


②改正点を公的機関のHPでチェックしよう。

通信教育等でフォロー出来ている方は問題ないと思いますが、独学者が多いこの試験ではついつい面倒でやらない方もいると思います。

しかし、この作業は非常に重要です。

なぜなら改正点は狙われやすい上に過去問で対策できないからです。

それでも択一なら消去法でなんとかなりますが、「正しいものをすべて選びなさい。」形式の場合は一つ分からないものが出てきたらその瞬間にお手上げです。


ではどのHPをチェックすればよいのでしょうか。


チェックすべきは税関の「海外旅行の手続」と外務省の「パスポート(旅券)」に関するページです。この2か所で改正点を押さえれば安心して試験に臨めると思います。

実際、私が受験したときはたばこに関する改正があり、税関のページを見ておいたことで正解できています。


以上の2点を実践出来れば、出入国関係法令で周りと差を付けることができると思います。


やりすぎと思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、この科目を本番で最初に解く受験生も多いはずです。

その時に、「これで合っているんだろうか」、とか、「ここでミスったら5点なくなる」、という思いが頭にもたげてくると出鼻をくじかれた状態で試験がスタートし、メンタル的にきつい受験になります。

そうならないためにも、せめてやれることはやり切ったと思えるように、通常の過去問+αとして上記2点に取り組んでほしいと思います。


ここまでやって間違えるなら本番でも諦めがつきます。

試験のスタートダッシュを決めるためにも普段の努力を惜しまず、本番に楽できるようになりましょう。


本日は以上としたいと思います。

読んでいただきありがとうございます(^▽^)/


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