総合旅行業務取扱管理者試験 英語編

こんにちは。

今回は総合旅行業務取扱管理者試験の英語について話をしたいと思います。

本日の目次はこちらです。

① 海外旅行実務の肝は英語。

② 時間をかければ読める。

③ 過去問で頻出の言い回しを覚える。


令和2年度の試験では自己採点ではありますが、私は英語で40/40を取ることができました。

なので、これからする話は説得力があると思います。


では①についてお話します。

人によっては海外旅行実務の肝は別の科目だという人もいるかもしれません。

しかし、国際航空運賃は傾向が変わると試験の現場ではかなりの難易度に感じられます。

その他の科目は暗記の要素が濃いので、知らないことがでると勘に頼るしかなくなります。

その点英語は多少わからないところがあっても、選択肢や問題文の前後を見れば何とか意味の推測が付きます。

この「多少難易度が変化しても毎回ある程度文章の意味が理解できる可能性が高い。」ということが、安定した点数が確保できるということにつながるのです。

これが①で言いたかったことです。


次に②についてお話します。

みなさんが解いている英語は学術的なものではなく、旅行業務取扱管理者試験の英語です。

実務で使う文書は言い回しがある程度決まっています。

これは少し考えれば分かることですが、例えば旅行代金の支払いについての文章が人によって解釈がまちまちになるようでは旅行者とのトラブルが多くなってしまいます。

よって書かれる文章の構成は大体どれも似たものになります。

つまり分からない部分があっても「旅行を実施するうえで必要なことを言ってるんだろうな。」と思えば何となく意味はとれると思います。

焦らず時間をかけて読めば意味はとれます。

これが②で伝えたかったことです。


次に③についてです。

過去問を解くときは、旅行代金や旅程のことについて似たような文章に出会ったときに表現の比較を行うとよいと思います。

例えば旅行代金について書かれた2つの文章があったときに、お互いの文章で共通の話題がどのように表現されているかを比較しながら読むと、表現の幅はそんなに広くないことに気付くと思います。

そのストックを積み上げていけば読むスピードは速く正確になっていきます。


以上①、②、③を踏まえて英語に取り組んでいただければ30/40はとれるのではないかと思います。


最後に本番の時間配分について書きたいと思います。

大問は基本的に2問のパターンが多いと思います。

大問1つにつき10分が標準的な時間配分だと思います。

これだけ時間をかければ全文に目を通せるはずです。

逆に言うとこれで足りない場合はそもそもの演習量が足りていないか、文章の難易度が高いためそれ以上の時間をかける価値がありません。


ではこれを読んだ読者の皆様が旅行管理者試験の英語で高得点を取れることを祈りまして今日は終わります。


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