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2023年7月24日(月)

6時起きで朝から健診。健診侍。るろうに健診。

バイト先のラウンジで、受付にいる『いじさん』というおじさんに持って帰っていいよと言われた500mのお〜いお茶をカバンに忍ばせ電車へ。

健診は色んな場所に行くのだが、遠方が多いため時間ができる。

本を読むようにしている。

昔から読書は嫌いじゃなかった。どちらかといえば好き。ちょくちょく読む。活字好き。

胸張って本の虫とは言えないけど、本の蛹(さなぎ)くらいは言える。

ページをちぎってく本占いがあれば「好き」でページをちぎり終えるはず。そんなやつ本好きちゃうやろ。

けーすけと割り勘して買った大﨑会長の著書『居場所。』を読む。松本さんの「一気に八回読んだ」という触れ込みに惹かれて買った。


平日早朝の環状線は椅子取りゲーム。

椅子取りゲーム越えて椅子取り合戦。

スーツという甲冑を着た男たちの戦場。

合法の立ち読みしてると席が空いたため座る。健診侍に天は味方した。

電車ではおじいちゃんおばあちゃん妊婦さん界隈がいないときは絶対に座りたい。昔から。立ちっぱが苦手。足しんどいもん。動きながらの立ちっぱはいけるけど、じっとの立ちっぱが苦手。ほんますぐしんどなる。

最近なって気づいたけどよくよく考えたら立ちも座りも同じ値段で乗ってんねんから座った方がええに決まったある。

座って二駅くらい蛹になっていると、横の席が空く。

銀髪老兵おじいちゃんと黒髪武者リーマンが競り寄ってくる。まぁまぁの差で武者リーマンに軍配が上がる。

しょぼんとするおじいちゃんの顔を見て躊躇なく一瞬で席を譲る。

おじいちゃんは深めの会釈をしてリーマンと横並ぶ。恥ずかしげな顔のリーマン。おじいちゃんの大逆転勝利。(勝ち負けないねんけどねほんまは、リーマンもこれからの仕事に向けて足休めたかったのだろう)

何駅か過ぎて大阪駅でごっそりみんな散ってまた着席。

降りしなのおじいちゃんに「ありがとうね」と言われて、嬉しい気持ちになる。

蛹に戻り、乗り継いで現地着。

現場は警察署。大はずれ。

企業学校施設と違い人数がアベレージで200人ほどくる。それも午前中だけで。まぁまぁしんどい。

そして何より警察署にはほとんどの確率でエレベーターがない。

検診会場になるのは基本どこも4階くらいにある柔道場か剣道場。

検診には検査器具がたくさんある。そのどれもがまぁまぁ重い。

自分より背の高い20キロぐらいの身長体重計を4階まで階段で運んでるとき「おれなにしてんねやろ」ってなる。

どうせ止まらんしとひねくれて、だらだらの汗を拭うことなく重たい荷物を4階まで3往復。

そっから会場設置し押し寄せる200人のポリスメンエンウーメンの身長や体重や視力や聴力をとめどなく測る。

終わればまた荷物階段3往復。

警察署は色んな意味でお世話になりたくない場所だ。

そんな中、無性にそうめんの口になる。決意表明をトイレでツイートする。

7:30から13:30の業務を無事終えてコウノトリの永迫と帰路に。

節制生活になるからよっぽど余裕ない限り飯は奢られへんくなることを先週伝えていた。

一日300円生活を目指している。それすなわち1ヶ月9000千円生活。いきなり!純銀生活。

この日はまだ0円だったのでせめてもとジュースを奢る。

「炭酸いっすね」とそそのかされて、二人してライフガードを。

2本目買ったらまさかの当たりでもう一本
どこで運使ってんねん
ほんで一本目で当たっといてくれ

永迫が冷たい水を選んで持ち帰る。

ちなみに永迫は羽場さんというイケイケでヒゲを蓄えた銀髪のおっちゃん社員に「旧日本兵」と呼ばれている。

タバコを吸いながら朝おじいちゃんに席譲って感謝された話をするととても感動してくれていた。

「やってあげたいけど、あいつよく思われようとしてるやんて思われるのが嫌で僕できないんすよね」という永迫と、『今後目の前に困ってる人いたらそんなん気にせんと絶対助けよな条約』を結んだ。

2023年7月24日。いつか教科書に載るといいな。


電車で永迫の恋バナを聞きながら乗り換えで別れる。

1駅寝過ごし予定よりちょっと遅れてそうめんにありつく。

綺麗で涼しい部屋が最高の薬味になる

けーすけの仕事終わり、18:30からネタ合わせの予定だったため、寝不足もあったので少し仮眠を取ろうとすると起きたら19:30。

「死んだ?」というLINEが届いていた。

今から行っても1時間くらいしかないということでリモートネタ合わせをすることに。

けーすけはタリーズからの参戦。

これが意外とはかどってよかった。また寝坊しよう。

21時に終えて、noteをたぷたぷ書く。
1時間で終えるつもりが気づけば2時間かかった。

その後大掃除の際に目を瞑ってまぶたを縫い付けてしまっていた、カチカチに固まった冷凍庫と向き合う。

はさみでひたすらこそぐ
途中からはさみじゃなくて
こそぎと呼んでいた
こんなんがたんまり

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