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詳細まで聞かれるとわからない自分の欲求【娘としての私】

誰が好き?
何色が好き?
どんな髪型が好き?
どんな服が好き?
何が今やりたい?
これから何をしたい?
何を食べたい?
どんな自分になりたい?

質問の上に行くほど、答えられますが、下に行くほど答えられません。選択肢が少ないほど答えられる。
でも昔はもっと答えられなくて。

大学進学のために親元を離れてから、少しずつ意識できるようになってきた気がします。
それはそれでいいとも思ってはいます。
食べたい物なんて、わからない日もある。それを子供に言われて、なるほどと思って。
けど時々、やっぱり赴くままに生きるってどんなに楽しいんだろう、と思ってしまう。そんなに変わらないかな?

女の子なんだからスカートを履きなさいと言い、高校生くらいまで服は全て母が買ってきました。
最初の就職で親元に帰った頃、自分の好みじゃない、大きなクマのアップリケが胸元についたパジャマを母とお揃いで買ってきた時はびっくりしました。

そのくせ、髪型はショートカットにしなさい。
脇毛を剃るのも足の毛を剃るのも、余分に化粧するのも「色気づいて😤」と渋られ、自由にはできません。

何をするにも母の許可をとりながら生きてきて
そのうち、やりたいことがあったとしても、反対が怖くて、また面倒だったり、母が好む答えがわかってたりして、聞くのをやめていったのかも。自分で稼ぎ始めても、自分のためにお金を使うなら誰にも文句は言われないはずだけど、母の目が怖くて。

今は…
「あ、ナッツあった」「梅酒あるな」と思ったら気になるなら食べてみる、みたいに練習中です

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