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そわそわ期に振り回される

妊活をはじめて5周期が経った。今はクリニックに通っていて、タイミング法の指導をしてもらっている。

妊活をはじめる前から「妊活」というワードには大変なイメージがあったけど、自分がいざはじめてみると本当に大変だなあと思う。
特にタイトルにある「そわそわ期」と呼ばれる主に生理1週間前の期間には
妊活をはじめてから5か月間、散々振り回されてきた。

まず今までなかったような症状(下腹部のちくちくとか腰痛、胸の張りなど)に気づくと、「妊娠超初期症状」を調べ、一喜一憂。
当てはまるようならもう大変。
心は妊娠した気持ちでどきどき。職場にはどう報告しようとか、いつ頃産休かな、とかそこまで話が飛躍してしまう。
そうしてリセットが来て、落ち込んで、、、の繰り返し。

今回の5周期目。今までのような経験から過度に期待はしないようにしようと自己防衛を張っていて、何か身体に変化を感じても「気のせいだ」と思うようにしようとしていた。
のだが、恨めしいこの身体。毎回違う症状をぶつけてくる。
これが同じ症状だったら「あーもうすぐ生理がくるかもな」とかわかるのに、毎回毎回違うからどうしても期待してしまう。
今回はいつもある下腹部の痛みは全くなかったのと引き換えに、生理予定日1週間前からかなり強い胸の張りがあって、おまけにいつもは予定日ぴったりかそれよりも早く来る生理が予定日に来なかったのもあってすごく期待してしまった。どきどきした。
毎回トイレに行くたびに結果発表のような気持ちで緊張し、生理が来ていないことに安堵し、、の繰り返し。
自分でも何をしているんだろうと思うけど毎回祈らずにはいられなかった。

そして生理予定日の翌日。
気になって眠りも浅く、朝方トイレに行ったときに生理が来たことを確認した。
ショックだった。泣きたかった。
でも仕事があるから、少しでも寝なきゃ思って目をつぶった。
寝れていたのかどうかはわからない。

二度寝から起きて、出勤前、夜勤に行っている夫にLINEをした。
「生理きちゃった。ごめんね」といったら、「つくねが悪いわけじゃないから気にすんなー」と返信が来た。よしよしと頭をなでるスタンプと共に。
そこでもう駄目だった。
出勤前にも関わらず泣いてしまった。

その日に限って、育休から復帰する人が職場に挨拶に来る日だった。
どういう気持ちでいたらいいのかわからなくて、繰り広げられる子育てトークに笑ってうなずくしかなかった。

いつもなら「よし、次頑張ろう」って思えるのに、なぜか切り替えられなった。
おもわず通っている産婦人科の妊活カウンセリングを予約してしまった。

これから妊娠できるのか、もっと時間がかかるのか、はたまた妊娠できないのかそれは誰にもわからない。
本当に子どもが欲しいのか?と自問自答してしまう時もある。
今、自分が子供を持ちたいと思う理由も本当にエゴだと思う。
夫のDNAを継いだ子供を見てみたい、夫のお父さん姿を見てみたい、という理由。

未来は誰にもわからないけれど、後悔しないように選択したいし、後悔しないように努力したい。
そんな気持ちの書き留めnote。

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