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戴冠式を読む

昨日は英国王の戴冠式が行われましたね。もっとも新国王は74歳で新鮮味には欠けましたが、王冠の価値が5000~8000億円と報じられていたのには驚きました。ちなみに王冠を被った王様の価値(王冠+王様)は4000億円だそうです(ウソウソ)。

それはともかく、「戴冠式」は「たいかんしき」と読むものだと思っていたのですが、昨日テレビで誰かが「さいかんしき」と言ったように聞こえて、「あれ?さいかんやったっけ」と一瞬考えてしまいました。

そういえば、掲載の「載」は「さい」と読むし、冠を頭に載せるんだから、やっぱり「さい」なのか?などと思いながら、スマホで「さいかんしき」と入力し検索すると「戴冠式」が出てきた。あ、やっぱりそうなんか。

念のため「たいかんしき」で検索するとぉ.....…、あれ?やっぱり「戴冠式」ですがな。「どういうこと~?」とスクロールすると「戴冠式 読みは?」という質問があって開くと、『戴冠式は「たいかんしき」と読みます』。

なるほど、よ~く字を見直すと「載(さい)」は「ほこがまえ」の左下が「車」なのに対して「戴(たい)」は「異」でまさに異なってますやんか。老眼とボケが重なって両方を混同してしまったわけですね。なるほど「戴」は頂戴の戴だから、王冠を「戴く」わけですな。安易に載っけるんじゃなしに。

ところで「戴冠式」は英語では何て言うんやろ?と思って調べましたら何と「coronation」(コロネーション)だそうです。どっかで聞いたことがあるなあと思いませんか?そうや「コロナ」やん。あれ、たしか王冠っていう意味ですよね。太陽の周りの王冠みたいなのもコロナ(光冠)で、その姿に似ているから「コロナウィルス」と命名されたんですよね。

奇しくも明日から日本はコロナが2類から5類へと移行。まさにコロナウィルスの「戴冠式」でございます。「コロネーション普通の病と体感す」


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