マガジンのカバー画像

RADIO DAYZ : 1970年代前半 洋楽

50
あの頃ラジオから流れていた懐かしい名曲を紹介しています。当時は知らなかった事情などを改めて知る機会となり、楽しみながら更新しています。
運営しているクリエイター

#ポール・マッカートニー

[RADIO DAYZ] あの頃の音楽は全てラジオから流れてきた

こんな記事をネットで目にしました。 私がこの年頃だった1970年代前半は、テレビで歌番組はありましたが、GS世代の後でアイドル全盛ということでもなく、演歌か、いわゆる歌謡曲 (雑な表現ですみません)が主流でした。ニューミュージックという言葉もまだ定着していなかったように思います。 私の家ではテレビのチャンネル優先権は親にあり、当時の人気のアニメや特撮モノもそれほど記憶にありません。そんな中での楽しみは子供部屋でこっそりと聞くAMラジオでした。 ラジオDJの軽妙なトークに

”James Paul McCartney"-TV Show

[RADIO DAYZ] 1973 番外編 世界のワンマンショー (NHK総合) この番組はUKとUSでは1973年4月にTV放映され、日本ではNHKの"世界のワンマンショー"第1回として翌年1974年に放映されています。リアルタイムだったのか再放送?だったのかは記憶の彼方ですが、当時夕方のこの放送を食い入るようにして見ていた記憶があります。 こちらの記事で紹介していますが、73年のポールは立て続けにシングルヒットを飛ばし、個人的には大好きなアルバム『Red Rose S

“My Love” Paul McCartney and Wings - 1973

[RADIO DAYZ] 1973 あの頃ラジオから流れていた懐かしい名曲を紹介します。 1971年のアルバム『Wild Life』の低迷をうけて、さすがのポールも負けず魂に火がついたようです(何の根拠もありません^^;;)。翌1972年には3枚のシングル盤をいずれもヒットさせ、さらにウィングス名義での初のヨーロッパツアーを敢行するなど精力的に活動します。 そしてその合間で次回作となるアルバム『Red Rose Speedway』(1973年5月リリース)の膨大な曲数のセ

“Another Day / Paul McCartney”

[RADIO DAYZ] 1971 あの頃ラジオから流れていた懐かしい名曲を紹介します。 1970年4月の衝撃のビートルズ解散宣言の一週間後、関係者の反対を押し切るように、ビートルズ名義でのラストアルバム『Let It Be』よりも先にポール・マッカートニーは『MaCartny』をリリースします。 これは大騒動だったようですが、当時私はそんな騒ぎすらまるで知らない情弱な小学生でした(汗)。 このアルバムをポールはどんな意図で制作しリリースしたのでしょうか。何せ、確かにソ

Paul McCartney & WINGS - 1972

[RADIO DAYZ] 1972 あの頃ラジオから流れていた懐かしい名曲を紹介します。 1970年ビートルズ解散後、メンバーがソロ活動を再開していく中で真打ポール・マッカートニーが71年に堂々の名盤『Ram』をリリースします。そして徐々にレギューラーのバンドメンバーを固めながら、新たな創作活動を充実させてシングル盤を連発していきます。 ’72年2月、WINGS名義での最初のシングル「Give Ireland Back to The Irish (アイルランドに平和を)」