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自分と向き合うこと

他者への没頭は
それが試練であれ
妨害であれ
愛情であれ
憎悪であれ

つまるところ
自分から逃げるための手段である

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エリック・ホッファーは
生涯フリーター。

7歳の時に事故で失明し
15歳で奇跡的に視力が戻ります。

父母はそれぞれ早くに亡くなります。

学校へは通わなかったけれど
独学で労働の合間に図書館へ通い、大学レベルの物理学と数学をマスターし、
農園の生活を通して興味は植物学へと向き、農園をやめてまで植物学の勉強に没頭し、独学でその分野に精通する事となります。

勤務先のレストランでカリフォルニア大学バークレー校柑橘類研究所所長のスティルトン教授と出会い、
彼が頭を悩ませていた
ドイツ語で書かれた植物学の文献を翻訳したことがきっかけで
研究員として働く事となり、
そこでの研究の功績が認められ
正式に研究員としてオファーされますが断ります。

とにかく凄いのです。
誰かに認めてもらいたい
という気持ちはこの人にはないんだ。

自分がどう生きれば
自分でいられるのかを突き詰めた人。

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そんな彼が残した言葉は
心に響きます。


鳴らした鐘の音を
美しいと思うか
うるさいと思うか
それもまた人。

わたしは
美しい鐘の音を
美しいと素直に思える、
そういう生き方をしたい。

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昨日、学びの場で
とある出来事がありましたが


厳しい言葉の中に
どれだけの愛が詰まっているか。

突き放すことは
愛がないのではない。

届く人にはこんなに届くのに
届かない人には
どんなに言葉を重ねても
全く届かない。

それを目の当たりにして
わたしはどうやって生きたいのかを、
誰と
どんな人たちとこの世を生きたいのかが、改めてはっきり見えたのでした。

依存は
自分を殺します。


"自分"をしっかりと生きられる人。
そんな自分を誰かが見て
何かを感じ取ってくれれば
それだけでいい。

そんな生き方がしたいなぁ。

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https://ja.m.wikipedia.org/wiki/エリック・ホッファー