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教訓

新年明けましておめでとうございます。
今年も思ったことを思った時に書き留めるゆるゆるスタイルで続けていこうと思います。

自分の心の整理と日記を兼ねたとりとめのないこのnoteでよければ、本年もどうぞ宜しくお願い致します。

さて、新年一発目は残念ながらややネガティヴな話題(災害やなりすましメールに関する記述があります)になりそうなので、そういった話題が好きでない方はここで閉じていただけると幸いです。





先日発生した災害にかこつけて、父親になりすましメールを送ってきた人物がいたそうです。

メールの内容は要約すると、「過去の被災の経験から今回の災害に際して物資を送りたい。手助けして欲しい。」だったそうなのですが、
何故だか父親はメール文から私が送ってきたものだと思い込み
一緒にメールを読んだ母親は、「そういえばあの子昔被災してたかも!!」と事実無根の被災経験を創りだし
物資の送り先はきっと今回被災した土地にゆかりがある共通の知り合い○○さんだ!と妄想を膨らまして、母親が○○さんに「今すぐ欲しいものを教えて!娘が物資を送りたいって言ってるの!!」と騒ぎたて
騒ぎを聞きつけた姉(実家近くに住んでいる)が冷静に「父親に物資支援の相談メールを送ったか?」と確認をくれたおかげで直接的な被害はなく、場を収めることができました。

なりすましメールについては送りつけてくる人が最も悪だし、後期高齢者な両親が騙されかけたことはまぁ仕方ない。
いろいろとツッコミどころはあるけど、穏便にすませようと
「とりあえずお騒がせした○○さんには物資等は送らないし、大変な最中にお騒がせしたと伝えておいて」と母親に頼んだところ、なぜか母親大爆笑。
「被災について心配していることが伝わるから訂正は必要ない。そもそも騒いでいないし騙されてもいない。」ときっぱり言ってきた。

「メール文をもとに必要な物資を教えてと連絡したんだよね?」と聞くと
「メールが届いたのは父親だけ。だから騙されたのは父親だけだ。」となぜか自分は騙されてない論から始まり、話をすり替えごまかし最終的には
「そういえばあんたのフォトウェディングの写真見たけど、ダイエット失敗だったね。今も餅の食べ過ぎでブクブク太ったんじゃない?」と言い放ってきた。
自分の非を頑として認めないその態度に、自分の親はこんな情けない姿になったのか……と乾いた笑いしか出てこなくなり、適当に相槌を打って電話を切った。

良くも悪くも昭和の父母だった私の両親。
誰よりも礼儀に厳しく「『ありがとう』と『ごめんなさい』は都度すぐに言いなさい。ただ言うだけでなく、誰に対して何の理由で言っているのか考えて発言しなさい。」と小さい頃は嫌になるほど叩き込まれたのに、なんだかやるせないなぁ。

反面教師として、
いくつになっても自分の非を素直に認められる大人でありたいと、新年早々痛感した出来事でした。

皆様も善意を利用した悪質な連絡にはご注意下さい⚠️

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