今期の殿堂予想〜プレ殿編〜
この記事は主に仲間内との意見交換を目的として
執筆していますが、どなた様でも全文読むことができます。
初めまして。
こんにちは、あるいはこんばんは。
片田舎でデュエル・マスターズをしている者です。
この記事を執筆している現在、公式からの発表は
まだありませんが、例年だと2、3月に殿堂発表があります。
(超CSと全国大会2023の兼ね合いから2月上中旬にあるのではと予想しております。)
そこで今回は大手のYouTuber様方より一足先に筆者の完全に独断と偏見と私怨のみの殿堂予想をして参りたいと思います。
尚、筆者CSにたまに出場する程度で、ここに明記でできる実績もない為、信憑性は全くございません。
より信憑性の高い予想は、公式の発表がされ次第
知名度・実力十分にある強豪プレイヤー様やYouTuber様方がより正確かつ完成度の高いものが上げられると思いますのでそちらをご視聴ください。
この記事は、
「あぁ、なんか雑魚が一丁前に語ってるな」程度で読んで頂けると幸いです。
今回は3枚のカードのプレミアム殿堂入りを予想させていただきました。早速解説の方をしていきましょう。
単騎連射マグナム
このカードは現環境では赤青マジックや青黒complexに採用されています。
このカードは自分のターン中の相手のクリーチャーの登場を封じるというカウンターメタ効果となっております。このカードを語る上でまず、現環境で採用される受け札からみていきましょう。
Gスト各種、邪王門、シノビ、Sバッグ、革命0、
そしてなんといってもシールド・トリガー。
ここで更にシールド・トリガーに焦点を絞って代表的なものを挙げていきます。
「ド浮きの動悸」「お茶はいかがですか」
「ブレインスラッシュ等の踏み倒しトリガー」
「氷柱と炎弧の決断」「カツキング」「クロック」
「ST持ちの龍覇3種」「レレディ・バ・グーバ」「スパイナー」「ハンマ・ダンマ」
「ST持ち魔道具各種」「忍蛇の聖沌c0br4」etc
ここまで挙げてきてもうお気付きの方もいるかと
思います。
そうです、現環境の受け札はコイツ1枚あるだけで
殆どを止めることができます。何故?
というのも、昨今のデュエマでは除去や足止めしか
できない呪文の受け札の採用はあまりなく、ツインパクトカードであったり、複数の役割を果たせるクリーチャーとのシナジーによる受け、要は踏み倒しギミックが主体です。
これにより、かつては呪文トリガーを止められず、
生半可に殴ると〈テック団の波壊GO〉や〈ドンドンボルカニックナウ〉、〈Dの博才ダイスベガス〉のDスイッチ等でまるコゲになっていたのですが、それらが減少している現在コイツを避かすカードが全然ないんですね。
そして、数少ない除去札やGストも〈同期の妖精〉
とかいう最高にイカれた奴に全て吸収されるので
コイツらが揃うと逆転はほぼ不可能となります。
こんなんほぼほぼ単騎ラフルルなんですよねこれ。
また、殿堂後は暫く足音を忍ばせていた(?)彼ですが、その頃とは決定的に違う点もあります。
それは出し易さです。
赤青マジックでは〈芸魔隠狐カラクリバーシ〉や〈芸魔王将カクメイジン〉から放たれる
〈瞬閃と疾駆と双撃の決断〉、青黒complexでは 〈DARKMATERIALCOMPLEX〉攻撃時の擬似メテオバーン効果による直接的な踏み倒しやそれによる
〈アーテル・ゴルギーニ〉や〈忍蛇の聖沌c0br4〉による間接的な踏み倒し。このようにコイツを召喚するのにマナコストを一切払わない他、どちらのデッキも大量に山を掘れる為アクセスしやすく、事実上の殴るextra Winの達成のし易さは彼が殿堂入りした直後に比べると明らかに違います。
しかも赤青マジックの場合、最速3ターンで達成できます。前シーズンを生き抜いた方なら最速3ターンの
extra Winのヤバさはよくご存知かと思います。
上記の理由に加え、現在環境でtear1である
赤青マジックの弱体化を目的としてプレ殿に行くのではと予想をします。当方、プレ殿確率は90%とみています。
今回の予想の鉄板枠です。
かつての相棒のラフルルちゃんも地獄で待ってます。これを機に会いに行ってやってください。
ラフルル「オーイ、コイヨ、コッチコイヨ」
神の試練
主に魔導具系のデッキやループ系統のデッキに採用されております。
このカードは同コストカードが捲れるまで公開し、それらを回収した上でデッキのカードを全て公開できた場合、extra turnとデッキアウトを防ぐ事ができる効果をしており、主な役割はextra turnによるフィニッシャーです。
使った事ある方や使われた事ある方ならご存知かと思いますが、現代デュエマでは山を掘り切ることは比較的簡単にできます。
単純にループさせて連続で使えば掘り切れますし、魔導具系統のデッキなら〈堕∞魔ヴォゲンム〉の山破壊や〈「無月」の頂$スザーク$〉とかいうこれまたイかれた奴による大量ドローによって達成する事ができます。
また、普通に唱えて4枚以上捲れればコスト論的にも十分強いので単純にリソース稼ぎにも使えます。
そして、このカードで特に問題視すべきはこの呪文本体が5コスである点です。
早い話、コストが軽いので早期にextra turnが取れたり、多くの呪文踏み倒しに対応できるんですよね。
また魔導具だと〈堕呪ブラッドゥ〉×2〈堕呪ゴンパドゥ〉×2〈神の試練〉の3種でextra turnループができるのですが、必要コストが9マナと実現可能なラインにあります。
しかも、「好詠音愛クロカミ〉がいれば破格の6マナというお値段になります。はえー…
類似カードで〈♪必殺で つわものどもが 夢の跡〉があり、テキストに差はあれど、こちらでもほぼ
同じ事ができ、更にクリーチャーとしての側面もあり、尚且つ〈無限龍ゲンムエンペラー〉で無効化されなかったり等効果上は明らかにこちらの方が強力なのにも関わらず実践ではあまり使われてない事から如何にコストの軽さが重要かがわかるかと思います。
仮に神の試練がプレ殿になりこちらで代用するとなると、〈クイーンアマテラス〉や〈龍風混成ザーディクリカ〉で撃てなくなったり、青魔のループに必要なコストが12になったりとここまでくると流石に再現性はなくなってしまいます。
手打ちするにもブースト無しだと8ターン後ですし。
この神の試練というカードはかなり難しいカードで、筆者にはこれ以上を説明しきれないのですが、コイツのヤバさはコスト論を逸脱した多岐に渡る役割と得られる莫大なアドバンテージに詰まっていると考えております。
現在環境でも強力な青黒ヴォゲンムの強さは〈神の試練〉によるフィニッシュ力の引き上げやライブラリアウト防止によって支えられている面も少なからずあり、これがなくなる事でトリガーケアが難しくなったり、〈「無月」の頂$スザーク$〉で見境なくドローしづらくなる為、試練をプレ殿させる事で青黒魔道具の弱体化を計ってくるのではと予想してます。プレ殿確率は80%と考えております。
上記のことからコイツを生かす理由なんて無いのですが、90%超えないのは同じ魔導具デッキにはもう一種裁判にかけなきゃいけないヤツがいるからなんですよね。
こっちだけを掛けて試練を泳がせる可能性もある為です。多分ないですねとっととやっちゃいましょう
この事象を加味しての今回は80%させていただきます。
デビル・ドレーン
今回の大穴予想となっております。
現在はアカシックループに採用されております。
テキストは盾を好きな枚数回収するというシンプルなものですが、この効果は言い換えると
「僅か3コスでプレイヤーが1番触りにくい盾から
最大5ドローができる」
という事になります。
これにより3ターン目から爆発的なリソースを稼いだり、コンボデッキの天敵であるコンボパーツの盾落ちをケアできるといった芸当が可能となり、今日まで自分の盾をゼロにする事で起動するデッキや、
コンボパーツが揃った瞬間勝ちに直結する様々なクソ理不尽コンボデッキに採用されてきました。
代表的な採用デッキを挙げると「ドレーンMロマ」に始まり「ヒラメキスネーク」、「ヒラメキウォズレック」、ここ数年だと「4C邪王門」、「アカシックループ」と言った歴史に名を刻む悪名高きデッキ達が勢揃いです。
また、これらのデッキは手札にコンボパーツが無くても〈デビル・ドレーン〉で盾からの5ドローによる見切り発射ができるのでもうめちゃくちゃでした。
そんなヒラメキスネークを機に殿堂入りして以降も大活躍な〈デビル・ドレーン〉ですが、わたしは今回をもってしてこのカードは退場するのではないかと踏んでいます。
理由は主に2つありまして、
一つ目の理由がアカシックループの台頭です。
このデッキは〈森夢龍フィオナ・フォレスト〉から
〈完全水中要塞アカシック3〉を踏み倒し、呪文を0コストで唱えられるようにして、
そこからコンボパーツを揃え最終的に〈ラルド・ワースピーダ/H.D.2〉と〈魔刻の斬将オルゼキア/訪れる魔の時刻〉2枚をループさせて相手のLO(デッキアウト)を狙うコンボデッキとなっております。
このデッキにおける〈デビル・ドレーン〉はコンボパーツの盾落ちのケアは勿論の事、アカシック3設置後のリソース回復手段として非常に重要な役割を持っております。というのも、このデッキは必要なコンボパーツが意外と多く、とにかく早期にアカシック3を設置させて、そこから〈巨大設計図〉や〈白米男爵〉等を駆使してコンボパーツを揃えると言った見切り発射の動きをすることが度々あり、アカシック3を出せても必要パーツが揃わないでターンを渡すと言った事象が度々起こる事もあります。そこで大量にリソースを稼ぎながら盾落ちケアまでしてくれる〈デビル・ドレーン〉の出番というとですね。
このデッキで無条件5枚回収すると必要パーツないし、サーチカードを大量に引き込む事ができ、アカシック設置後も息切れする事なく簡単にループに突入できます。
このデッキは先日行われた超CS福岡の優勝デッキであるように非常に強力なデッキであり、現在の環境デッキの規制後にはより猛威を振るう可能性が高い為、ループの安定性を向上させる〈デビル・ドレーン〉を規制するのでは?というのが一つ目の理由となります。
2つ目の理由は開発部セレクションデッキ〜火闇邪王門〜に高相性なはずの〈デビル・ドレーン〉が再録されなかった事です。
こちらのデッキは自分の盾を能動的に回収し、自分の盾が0枚の時に発動できる〈百鬼の邪王門〉を軸に戦う攻守共に優れたスーサイド(自傷する事でより大きなアドを取る戦術)ビートデッキとなっており、3ターン目以降いつでも自分の盾を全回収できる〈デビル・ドレーン〉は願ったり叶ったりなカードとなっているのにも関わらず収録されませんでした。この事から、〈デビル・ドレーン〉というカードが公式の中でプレ殿入りの有力候補であり、近い将来に退場させる予定があった為収録できなかったのでは?と私は推測しました。
以上、2つの理由から次の殿堂発表を最後に一生帰ってこれないプレミアム殿堂入りすると予想します。
プレ殿確率は大穴枠という事で20%とさせていただきます。
まあ、事実上3コス5ドローで公式の嫌いなループデッキの安定性をあげる上に、今後盾に関係する能力を開発する上でこのカードは非常に厄介な存在になる事間違い無しですからね。この機を逃すとまたズルズルと生き残る流れになってしまいかねないのでここいらで年貢を納めて貰いましょう。
おわりに
以上3枚のカードのプレミアム殿堂予想と解説でした。
万が一次回があれば
殿堂入り予想〜魔導具・アナジャ編〜
を投稿しようと思います。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
カードの画像はデュエル・マスターズ公式サイトのカード検索のものを使用させて頂いております