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藤井風 LASA STADIUM LIVE at パナスタの記録

2022年10月15〜16日の2日間にわたって Panasonic Stadium Suita (大阪府吹田市)で開催された、Fujii Kaze LOVE ALL SERVE ALL STADIUM LIVE。
16日に娘と2人で参加しました。ライブで感じた記憶は日に日に薄まってくから、薄まっていく前に感じたことを書き記しておく私的備忘録。
私は物書きではないし言葉も知らないし日本語の助詞の使い方がおかしいし言葉のチョイス誤っているかもしれないけれど。

何なんw

白い布をまとい胡坐の風さん登場。アリーナ前列の皆さんのぎゃあああ!って絶叫する声がスタンドまで届いてきて私のバイブスもぶち上がった。何なんwて、ライブが盛り上がった後半にくると思ってた。そうか、そうだよね。何なんwは始まりの曲だ。胡坐かいて歌っても声量がものすごくて歌声進化してる〜!って思った。よろよろこけるシーンも、何なんwダッシュも見れてこれこれ、これだよね~。ピアノがいつ登場したのか全然気づかなかったけど。(風さんしか見ていないw)

damn

マフさんのウッドベース(ですかね?)のズン、ズズン、ズッズッズズッズッからのステージ全体を覆いつくすような色鮮やかなヒカリのカーテンがステージ全体を覆い尽くす映像の美しさ。2曲目にしてdamn。いきなりの疾走感がたまらん。最後の渾身の変顔も。

へでもねーよ

この曲に長谷川将山さんの尺八は欠かせない。へでもねーよのスクリーン映像もめっちゃかっこよかった。歌い方少し変えてたよね。

ガーデン

出だしの「hmm・・」で涙腺崩壊した。aahtを思い出した。行きたくてたまらなくて会いたい気持ちを募らせながら聴いていたガーデン。少しだけ気持ちが昇華された気がした。「空の果て~」のところは空を見上げた。ずっとずっと待ち望んで生で聞きたいと思っていた曲だった。
風さんの声がどこまでも響いてた。普段着っぽい服着た風さんが花に囲まれて笑ったりガーデンを歩いたりブランコ漕いだりする映像が流れて、美しすぎた。歌う風さんも見たいしどっちも見たくて目が足りなかった。
映像公開お願いします。

やば。

3人掛けのベンチがステージに運び込まれてベンチに腰かけて歌う風さん。「いまさら何言ったって~」からはベンチに仰向けに寝転んで歌ってた。寝転んでも声量変わらないのね。で、色気がやばかった。この曲ってリリース当時いろいろな解釈がされてた気がするけど、私的には風さんが言うように天使のような自分と悪魔のような自分の痴話げんかって思ってたのに。。。思っていたのに。。。ううっ(以下省略)

優しさ

だいたいイントロで次の曲がわかるのに、この出だしは「?なに?新曲?」ってなった。ちょっとキーを変えてた?ような気がする(私の耳大丈夫か?)。落ち着いた感じ。「いま何を~みて~いた」の「いた」の歌い方が超好きで「あ~なたの夢をみた」の「あ~」も好き。優しさは好きな声の出し方のポイントがたくさんあって、聴くたびにこの人の表現の幅に何度聴いても驚かされる。最後の「あ~ああ~」のところからのタイキさんのギターも超すき。

grace

この曲は特別だからって風さん。映像撮影OKになったけれど、私としては曲をじっくり聞きたかったな。会場に来ることが叶わなかった皆さんに届けたい気持ちもあったと思うし、graceをたくさんの人に届けたい思いがあるんだと受け止めた。いろんな画角で撮影された映像がSNSに投稿されるのは一番のプロモーションになるよね。席が遠かったから撮ることに集中しなくてもいいやと思って、会場全体を見渡しながら聴いてた。スマホのライトが星々に見えてきれいだった。風さんからは景色はどんなふうに見えた?
タケノコダンスも踊りたかった。それは次の機会に。

帰ろう

このライブで一番驚いたのが帰ろう。graceの余韻が冷めないうちにレゲエのリズムが流れてきてまたしても何?新曲?ってなった。「あ~な~た~は~」ってレゲエのリズムで歌いだしたとき「超かっこいい!」って思った。体が自然に揺れて心地よくって心地よくって。リズムに身を任せてた。風さんはこの曲に押しつぶされそうになったとMUSICAで言ってたっけ。こんな感じに受け止めてほしかったのかな。悪くない、いや、すごくいい。私、こっちのほうが断然好き。

さよならべいべ

ライブには欠かせない曲になったよね。会場にいるみんなが手をブンブン振っているのをスタンドから見たのは壮観だった。歌詞をかみしめて聴いてたら涙が自然とこぼれてきた。岡山から旅立つ前夜あほみたいに泣いた一人の青年は、今4万人の聴衆を前にして歌っている。「新しい扉たたき割った~」ほんとに。
世界の扉、思いがけずたたき割ったもんね。前に進むことしかできん道を行く風さんをずっとずっと見守り続けたいと、泣きながら小さく誓った。

ロンリーラプソディ

「つかれだじゃろ〜」っていつものようにみんなを気遣う風さん。こういうところ好き。椅子に座って聞くピアノソロ。風さんのピアノって音がクリアで強弱もはっきりしていて歌っているみたい。
ロンリーラプソディのピアノイントロを聴くと胸が苦しくなる。何度聴いてもぎゅっと胸が締め付けられる。この感情を引き出すメロディって何なんだろう。。といつも思うんだけど、わからない。でもって、この曲もaahtを思い出しちゃうんだよね。5月の景色が浮かんでくるんだよ。あたし、どんだけ会いたい気持ちを募らせてたんだろう。

それでは、

この曲を聴くと湖を思い浮かべる。波立つことのない静かな湖の水面。息をするのを忘れるくらい静かな気持ちで聴いた。涙がつつーっと頬を伝った。すでにツイートしていることがあの時感じたこと。今はもううまく言葉にできない。

青春病

それでは、のおわりのピアノのポロン~から、青春病のイントロをピアノで。ロンリーラプソディから青春病までのこの流れは絶対なんだよなって思った。それでは、で静かに伝っていた涙が号泣に変わった瞬間だった。あたしきっといくつになったって、もがき続けるんだ。

(サックスソロ)

青春病のあといったんステージからはけた風さん。赤い衣装にチェンジして現れてサックス吹きながら登場。サックスもさらに進化してる気がした。風さんの肺活量ってどのくらいなんだろう。胸板がしっかりしてるから相当なんだろうなぁとサックスの音色を聴きながら思った。

死ぬのがいいわ

イントロでもう私は感極まって泣いた。聞きたかったんだよ。「今」の死ぬのがいいわを。2022年の死ぬのがいいわを。
偶然突発的にタイのTikTokから発生したバズからわずか2か月足らず。あっという間に世界に知られてしまった風さんを今や代表する曲になった2020年リリースのアルバム収録曲。タイアップもシングルカットもなく、MVもない曲。バズり後初の生歌披露。スクリーンに映し出された白目(に私は見えた。違ってたらごめんなさい)からの変化する風さんの表情、actを見てもう…言葉にならない。どんな言葉も見つからない(でも言葉にしたい)
表現者藤井風。曲の世界観を歌だけじゃなく映像でも表現する憑依するactor。2022年の死ぬのがいいわ、どうにかして世界配信してほしい。これ見たらさらに虜になる人が増えると思う。間違いなく。

燃えよ

死ぬのがいいわの余韻に浸らせてくれないんだよね。「Ah~」の雄たけびから始まった燃えよ。私にとって特別な曲のひとつ。2021年10月24日、HEAT福岡から1年後また聴けた。ありがたい。HEATで聴いたときはちょっとソフトに歌ってた印象だったけど、今回は出だしからパワー全開だった。力がみなぎっていた。キーターギュンギュンうならせる風さんはとにかくセクシー。もう何したってセクシーなんだからしょうがない。

きらり

これもイントロで「??」てなった曲。ダンスミュージック風なアレンジ。踊ったよね。HEATの時と違って座席1席空けじゃなくて隣の人がすぐ近くにいたから、ぶつからないように控えめに踊った。去年は踊り狂ったけどね。いや、今回も踊らせていただきました。最後の「あれくる~」の「あ」も堪能させていただきました。大好き!

まつり

イントロが何度も何度も繰り返すたびに照明が会場全体を上下に照らすシーンで、ああついにまつりだ~!って気持ちが高まった。みんなで踊りたかったんだよね。風さんも楽しんでいてくれたかな?花火がぶちあがって私のバイブスもぶち上がって、aaht行けなかった気持ちも花火とともに昇華された。執着からの解放。

私もどうしてもまつりを踊りたかったんだよねww

旅路

これで最後、この曲がラスト。今回のライブはMC少な目だったけど、ここでは風さんの想いを言葉にしてくれた。いつものように。変わらずに。
Let’s learn together.
Let’s live together.
Let’s love together.
Let’s LOVE ALL SERVE ALL !!!!!
最後の叫びが風さんの今の想いなんだと受け止めた。
あふれる思いがあったのかな。

終わりに

今回のライブは、娘と初参加。風民ではない娘は、途中で席に腰かけてじっとステージを見ていた。ライブ中は娘には構わずに私は自分の世界に浸ってた。そんな彼女がラストの旅路がはじまった瞬間に立ち上がった。
そうだ。この曲は思い出の曲。
1年前私が風沼にはまり始めたとき、彼女は受験生で進路に迷走していた。本当にやりたいことは何なのか突き詰めていたころ、毎週末の模試の送迎車の中でいやというほど聞かされてた風さんの曲たち。風さんの曲を聴くとお母さんを思い出すという彼女。なかでも彼女にとって「旅路」は故郷を思い出す特別な曲なんだと言ってた。彼女はどんな気持ちでラストの曲を聴いていたんだろう。彼女に聴いていないから知る由もないけれど。

ライブから駅へ向かう道中(モノレールで帰るつもりが混雑解消してなさそうだったので、引き返して急遽千里丘駅まで歩くことにした)「今日はありがとう」と伝えた。ライブが初めてだった彼女にとってステージ上で繰り広げられる映像による演出は、とにかく興味深かったよう。色使いとか、光の強弱とか。こんな見せ方もあるんだって。風さんの歌に関する感想は聞けなかったけど(笑)
私が日本中、世界各国から集まった風fansさんたちとお話してる間もじっとしていてくれてありがたかった。「新鮮だった。新しい世界を見た気分。」と言ってた。
ありがたい。

今回のパナスタライブは、風さんにとっても次のフェーズに向かう節目のようなライブだったように思う。ライブ後に公開された、ずっずさんとの写真。たくましく凛々しい表情の風さんの隣にうつるずっずさんの安堵の表情。泣いた後なのかな?風さん、立派になったよね(何様よ)。
誰よりも一番近くで見てきたずっずさんの気持ちを思うと、、ね。
言葉になりません。

一緒に美しい夜を創り上げたこと、忘れない。あの場所で見た景色、色、匂い、すべてが宝物

赤風は最強

この先、彼の身にどんなことが起ころうとも彼には揺るぎない信念があるから大丈夫。そう思ってます。そうはいっても、人間だから。迷ったりもがいたり揺れることもあるよね。でもさ、みんな一緒だから。
ともに学び、生きて、愛し合っていきたい。
LOVE ALL SERVE ALL!!!

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