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地獄の先のしあわせ

5月頃から動いていた、大きめの仕事がやっと終わった。

それだけやっていたら良いのであれば、そんなに大変ではないと思うのだけれど、自分の持っている他の仕事の事だったり、上司の持っている仕事の事だったり、関係団体の仕事の事だったりをたくさん並行して考えながらだったから、しんどい事もたくさんあった。
6月末に、方向性が固まって、そこから3週間弱で当日を迎えた。その間にも、別の仕事が進む。

7月になり、3日から16日までの14連勤。
2週間、1日オフという日がなく、最初は乗り越えられるのかな〜、と自分でも不安だった。
途中、朝起きても動けず1分遅刻したのが1回、始業ギリギリに出勤したことは数回あったけど、1日も休まず出勤して、時間休や半休なども取らずに14連勤を乗り越えた。
きっと、昨年度までの自分が見たら、驚くと思う。

休もうかな、今日は無理だ、行けない、と思って上司に電話しよう、と思ったことも3回ほどあったけど、そう思いながらも出勤の準備をしていた自分を、とてもとても褒めたい。
昨年度までだったら、準備をしようともせず何かと理由をつけて、体調悪いので休ませてください、と言っていたと思う。
1回でもそうやって休んでしまったら、逃げてしまったら、休むことへのハードルが下がって、たぶん、また変われないんだと思うから、無理してでも頑張ろうと思った。
朝方に酷い頭痛で目が覚めて、鎮痛剤を飲んでもなかなか効かなくて、唸ることと涙を流すことしか出来ずに頑張って二度寝をした日も、仕事に行く時間までには治りますようにと思いながら寝て、なんとか仕事に行くことが出来た。その日は使い物にならなくて、その日中にやらなきゃならないことを朝イチで終わらせて、あとは書類の整理なんかをしていたけれど。それでも出勤をした事実が、自分の自信に繋がった気がする。でもたぶん、こういう体調不良のようなことが、今回の14連勤中じゃなく起きた時には、出勤しても何も出来ないし、遠慮せず休むと思うけど。というか、そういう時は本当は休むべきだと思う。

そんなしんどい地獄の14連勤が、終わった。
なんとか乗り越えられたことが、本当に嬉しい。
そして何よりも、連勤最終日が終わって、上司からLINEをもらって、そこで「○○さんは一生懸命頑張ったから」という言葉をいただけた事が嬉しかった。
昨年のこの大きめの仕事の時、色々なことが重なって、本当にメンタルが削られた、その印象が強すぎて、当日が近づくにつれて、ため息や、嫌だなという言葉がかなりの頻度で口から出たし、当日も色んな人から振り回されて、もう嫌だ、って思ったし、終わってから上司と喋っててこれが嫌でしたって話もしたんだけれど、それでも、私が頑張ったということを認めてくれたのが本当に嬉しかった。そして、自分も、14日間、つまり2週間休みなく働いて、頑張れたことを誇りに思うし、自分で自分を褒めたいと思う。

そしてやっとのことで迎えた休日!しかも2連休!
1日オフがあるのは2週間ぶり、2連休は3週間ぶり!
1日目は昼前まで布団にいた。寝たり起きたりだったけど、ゆっくり眠れてよかった。そして、ずっと観たかった"ベイビーブローカー"を観に行った。夜はココスでハンバーグを食べた。帰ってきて洗濯を2回した。えらい。しかも2回目は14連勤最終日に仕事で使ったもの。しかも自分が使ったわけではないものの洗濯。えらすぎる。そして洗濯槽洗浄もした。素晴らしいね。
2日目の今日は、朝普通に仕事行く時間ぐらいに起きて、念願の水族館へ🦈
おっきい水槽を自由に泳いでるエイやサメに癒された。16日の仕事終わったら水族館連れてって、と彼氏にお願いしていて、連れて行ってもらった。幸せだった。
念願のスタバの桃のフラペチーノから始まって、お昼は海鮮丼、夜はラーメン。食べまくりの1日だった。明日から食事抑えよう。笑。

久しぶりの休みは、ほんとにこんなに休んでいいんか?って思ってしまうほどに充実していて、普段の休み以上に嬉しい休日になった。地獄を乗り越えた先に待っていたのは、しあわせだった。乗り越えられた自分を褒めたい。そして、明日からまた、気持ち新たにがんばりたい。

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